第1回次世代作家文芸賞の結果が発表 ライトノベルス文芸部門「大賞」には2作品が受賞

TSUTAYA、indent、アース・スターエンターテイメント、徳間書店による小説賞「第1回次世代作家文芸賞」の最終選考結果の発表が行われた。大賞受賞式もTSUTAYA本社オフィスにて開催され、スペシャルプレゼンターとして神木隆之介氏も登壇。応募総数921作品の中から、一般向けエンターテイメント小説部門、ライトノベルス文芸部門、コミカライズ原作部門より計4作品が「大賞」を受賞した。ライトノベルス文芸部門からは2作品が「大賞」に選出されている。

 

 

第1回次世代作家文芸賞

 

 

<ライトノベルス文芸部門 大賞>

『転移に巻き込まれた歌舞伎町のネズミ』/著:谷 明

『新入りは騎士団長!』/著:狭倉朏

 

<一般向けエンターテイメント小説部門 大賞>

『君がこの世を去ったあとの世界』/著:鹿ノ倉いるか

 

<コミカライズ原作部門 大賞>

『死に戻りのオールラウンダー、百回目の勇者パーティー追放で最強に至る。~魔王が闇堕ちすると人類滅亡!魔族語マスターしている俺が、彼女をデレさせ闇堕ちを防ぐ!~』/著:石製インコ

 

⇒ 最終選考結果はこちら

 

 


谷 明先生のコメント

第1回目の開催で大賞という、名誉ある賞をいただき光栄です。いままで小説を書き続けて、幾度も挫折を経験してきましたが、今回大賞を受賞させていただき本当に嬉しいです。本作品は、エンタテインメントをただただ追求した物語です。ぜひ楽しんでいただければと思います。関係者の皆様、この度はこのような賞をいただき、ありがとうございました。


狭倉朏先生のコメント

第1回次世代作家文芸賞

小説はひとりでも書けるものですが、いまではネットで発表して色々な人の意見をもらうことができます。この作品も、ネットで発表して、様々な方から意見をもらい、完成しました。この作品は、最初同じテーマで友人と第1話を書いて見せ合う、ということからはじまりました。このような賞をいただけたことを嬉しく思います。


鹿ノ倉いるか先生のコメント

第1回次世代作家文芸賞

最初応募要項を見た際に、約800店舗のTSUTAYAで展開してもらえるなんて有難い賞だなと思いました。他の文芸賞と違う記入項目が多かったのですが、その中のひとつである「想定するターゲット層」に「『君の名は』のような不思議な要素が入った青春恋愛ものを好む層」と書きました。そして、まさか大賞をいただき、“瀧くん”が会場にいらっしゃるなんて、とても運命的なものを感じました。


石製インコ先生のコメント

第1回次世代作家文芸賞

このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。第1回目の受賞者という本当に貴重な経験をさせていただきました。この物語は、絶望の中にいる主人公だが諦めずに戦っていく物語です。今我々も厳しい世界の中で生きており、読んでいただいた方に元気を与えられればと思い書きました。


神木隆之介氏のコメント

第1回次世代作家文芸賞

本が好きで、読者としてジャンル問わず色々な作品を幅広く楽しませてもらっています。「ひとつの作品で人生が変わる」、「この作品のこの場面で人生観が変わる」ということが実際に僕も経験があります。そういった人の人生に影響を与える作品を紡ぐことができる先生方を心から尊敬しますし、このような“作品誕生の場”にいることができて本当に幸せです。今回受賞された方々と一緒に、新しいエンターテイメントを作っていければと思っています。


 

 

受賞作品および最終選考通過作品の選評は、最終選考結果発表ページに掲載されているのであわせて確認してもらいたい。「大賞」を受賞した4作は来春以降の書籍刊行が予定されており、全国800店舗を超えるTSUTAYAの書籍・コミック売り場の一等地にてコーナー展開、全国の書店および電子書籍にて展開予定となる。あわせて2022年度には「第2回 次世代作家 文芸賞」の開催も決定しているので、残念ながら選考を通過しなかった方はあらためて応募を検討してもらいたい。

 

 

kiji

[関連サイト]

第1回次世代作家文芸賞公式サイト

アース・スターノベル公式サイト

 

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