KAエスマ文庫2021年12月新刊『サクラの降る町 ―白ノ帳―』が発売 希望に向かって進み続ける少女たちの物語
KAエスマ文庫刊『サクラの降る町 ―白ノ帳―』が2021年12月10日に発売された。本作は第10回京都アニメーション大賞「特別賞」受賞作で、空から花びらが降る不可思議な現象“アマザクラ”を巡り、「秘密」を抱えた少女たちの運命が動き出していく不思議で心温まる友情物語を描いたシリーズ。昨年5月に発売された『サクラの降る町』の続編でもあり、今作では前作で未解決だった少女たちの過去が明らかになっていく。
【あらすじ】 空から花びらが降る不可思議な現象“アマザクラ”。その現象は紫々吹ルカが暮らす峰上市でも確認され、ピンクやグレーの花びらが降っていた。しかし、ルカの義理の妹・愛里が昏睡状態に陥った時からアマザクラは観測されなくなる。「私の心はアマザクラと繋がっているんです」 愛里が残したその言葉を頼りに、目覚めさせる方法を探し続けるルカ。迎えた高校2年の冬、再びアマザクラが峰上市の空を舞う。それは、これまで観測されたことのない“白いアマザクラ”だった。幻想的な白い花びらの中で意識を失ったルカは、色のない世界へと導かれていく。そこは記憶をもとに作られた、愛里が見ている夢の中だった――。 |
本作は前作でアマザクラの秘密を知る重要人物として登場した紫々吹ルカが主人公となっており、神屋敷ツバサが主人公であった前作から独立した物語としても読むことができる。前作の続きとしても、新たな友愛物語としても楽しめる内容となっている。
KAエスマ文庫『サクラの降る町 ―白ノ帳―』CM
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