Web小説サイト「カクヨム」作者への総還元額が3億円を突破 カクヨムロイヤルティプログラムで換金した作者は3,500人以上
Web小説サイト「カクヨム」での作者ユーザーへの総還元額が、このたび3億円を突破した。作者ユーザーの創作活動収入を支援するサービス「カクヨムロイヤルティプログラム」、そして月額料金制サービス「カクヨムサポーターズパスポート」を含む、総支払額が2022年10月末時点で3.1億円に達しているという。また、カクヨムロイヤルティプログラムで換金した作者は3,500人以上となっており、あわせてカクヨムでの収益化に関する最新情報も一挙公開された。
【毎月の付与リワード数推移（2019年12月～2022年10月）】
【KLPの現在地を示す3つの数字】
また、カクヨムロイヤルティプログラム（KLP）によって得た年収が100万円を超える作者も年々増加しているとのこと。2022年ではすでに15名以上が100万を突破しており、さらに増加傾向にある。
【KLP年収100万円以上の作者数推移】
リワードを換金したユーザーは定期的な作品公開・更新を行っており、収益化のためにはコツコツ書き続けることが近道になっているようだ。リワードで収益を得たユーザーは20～40代が多く、10代の作者も170人に上っており、年齢は関係なく、ユーザー全員にチャンスがある。
【左：リワードを換金したユーザーの公開作品数／右：直近30日エピソード更新数の分布】
【リワードで収益を得たユーザーの年代別グラフ】
カクヨムサポーターズパスポート（サポパス）では、読者が各プランへ登録すると、毎月もらえる「ギフト」をカクヨムの作者へ贈ることができる。作者には読者の応援により受け取ったギフト分の収益が還元されるため、読者は金銭・気持ちの両面で作者をサポートすることが可能となっている。サポパスの会員数は、2022年2月にサービスを開始して以来、半年で3倍に増加。ギフトを贈られた経験のある作者は1,700人以上、1,000個以上のギフトを受け取っている作者も複数いる。また、1名のサポーター（＝読者）から平均で95個のギフトを贈られている作者もいる。
【サポパス会員数の推移】
【左：作者が受け取っているギフト数の分布／右：サポーター1名あたりの平均ギフト数の分布】
さらに今回、【作者還元額3億円突破】を記念して、作者も読者も参加できるキャンペーンを実施している。キャンペーンに参加すれば、作者は最大10,000リワードを獲得できるチャンス、読者は図書カードネットギフト3,000円分を獲得できるチャンスとなっている。
そしてKLPの広告費還元やサポパスの機能を積極的に活用している3名の人気作者を招き、座談会も実施。カクヨムで収益を得ることに対する価値観や、サポパスへの向き合い方、具体的な取り組みまで幅広く、ざっくばらんに聞いている。カクヨムでの「収益化」の最前線がわかる、前編、後編、番外編にわかれて公開されているので、あわせて確認してもらいたい。
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