第35回ファンタジア大賞「大賞」受賞作『VTuberのエンディング、買い取ります。』&「銀賞」受賞作『僕は、騎士学院のモニカ。』が1月20日に同時刊行
第35回ファンタジア大賞の「大賞」受賞作と「銀賞」受賞作が2023年1月20日に同時刊行された。第35回ファンタジア大賞では応募総数1,187作品の中から5作品が受賞。その中からまずは第1弾として、「大賞」受賞作『VTuberのエンディング、買い取ります。』、「銀賞」受賞作『僕は、騎士学院のモニカ。』の2冊が刊行となった。
<第35回ファンタジア大賞「大賞」受賞作>
VTuberのエンディング、買い取ります。
©朝依しると/KADOKAWA ファンタジア文庫刊 イラスト:Tiv
『推し』の最期をプロデュースする救済と再生の物語――
【あらすじ】 VTuberアイドルグループ『星ヶ丘ハイスクール』所属のVTuber――夢叶乃亜(むかなえ のあ)。彼女を推すことに青春の全てを捧げ、V界隈でも名を馳せていた高校生の苅部業(かるべ ごう)は、乃亜の魂の醜態がネット上に晒され、大炎上したことで人生が一変する。「おれはあの夜に死んだ……」運営から推しの臨終を告げられ絶望した業は、高校を休学し一年後VTuberの炎上ネタを扱うブロガーとして日々を過ごしていた。そんな業の元に『自分のVTuberを炎上させてほしい』という依頼を持ち込む美少女、小鴉海那(こがらす みな)が現れ――。「これは人助け……いえ、VTuber助けみたいなものです」『推し』の最期をプロデュースする救済と再生の物語。 |
<第35回ファンタジア大賞「銀賞」受賞作>
僕は、騎士学院のモニカ。
©陸そうと/KADOKAWA ファンタジア文庫刊 イラスト:おやずり
少女がくれた学園生活。少女のための学園ファンタジー
【あらすじ】 伝説の騎士は蘇った――なぜか自分を看取った少女の身体で。少女・モニカが自らの命を譲ってくれたことを知った“僕”は『騎士になりたかった』という彼女の意思に応えるためにモニカの名を受け継いで騎士学院に通うことを決意する。だが生まれて初めて経験する学園生活、それも女子寮。生前の“僕”に憧れる少女たちに囲まれる日々に戸惑いつつ、衰えない剣の技量を示すことで、モニカの名は瞬く間に学院で一目置かれる存在になる。そうして学院で強き騎士の姿を示す中で“僕”は知る――なぜ彼女が“僕”に命を譲ってくれたのかを。少女のため伝説の騎士が駆け抜ける。学園ファンタジー! |
受賞作の発売にあわせて、新宿駅メトロプロムナードでは『VTuberのエンディング、買い取ります。』の大型広告も展開されている。掲出期間は2023年1月29日(月)までとなっている。
【東京メトロ 新宿メトロスーパープレミアム掲出イメージ】
【東京メトロ新宿MCV 新宿プロムナード掲出イメージ】
そして『僕は、騎士学院のモニカ。』では、帯掲載のコードから配信サイトにアクセスすることでオリジナルBGMをダウンロードできるキャンペーンも実施中となっている。また、「金賞」受賞作『「一緒に寝たいんですよね、せんぱい?」と甘くささやかれて今夜も眠れない』、『囚人諸君、反撃の時間だ』や、「羊太郎特別賞」受賞作『もしもし? わたしスマホですがなにか?』は、2023年3月17日に発売が予定されている。
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