富士見L文庫2024年7月刊行のラインナップをご紹介。『後宮一番の悪女 三』『暴君公爵の不敵な溺愛』など5冊

2024年7月12日に発売された富士見L文庫7月刊行のラインナップ5冊のジャケットイラストとあらすじをご紹介します。

 

 

後宮一番の悪女 三

後宮一番の悪女 三

©柚原テイル/KADOKAWA 富士見L文庫刊 イラスト:三廼

 

花嫁を探す客人から「後宮一番の美姫がいい」と、琳麗に目が止まり…?

 

【あらすじ】

悪女として名高い賢妃・琳麗。美貌と強さをもつ彼女、実は化粧を愛する、地味顔な少女だった。皇太后の暗殺事件も琳麗の活躍で事なきを得、平穏な日常を取り戻した後宮に「皇帝の懐刀」とも呼ばれる人物たちが現れる。それは皇帝の従兄弟・麟遊と、妹だった。花嫁を探しに来たという麟遊は「後宮一番の才がある美姫を」と琳麗に急接近してくるが、その様子を見た邵武からは化粧を見下すような言葉で琳麗は落胆するばかり。しかし麟遊が後宮を訪れたのには何か狙いが有るようで……?痛快後宮恋愛ファンタジー、激動の最終刊!

 

 

暴君公爵の不敵な溺愛 「思い出すまで逃がさない」と迫られてます

暴君公爵の不敵な溺愛 「思い出すまで逃がさない」と迫られてます

©教山ハル/KADOKAWA 富士見L文庫刊 イラスト:駒田ハチ

 

「お前は俺のものだ」

濡れ衣の公爵と記憶喪失の修道女が皇帝殺しの謎に挑む

 

【あらすじ】

見知らぬ場所で目覚めたルチェラ。そこは美しくも尊大、暴風公爵と悪名高いカイの屋敷だった。カイは現在皇帝殺しを疑われている。潔白を示すには現場に倒れていたルチェラだけが頼りらしいが――ルチェラは記憶を失っていた。記憶を取り戻すため、ルチェラは事件に関わる場所を連れ回されることに。解放されたい一心で従うが修道院で虐げられた辛い記憶まで蘇る。だがカイは過去も肯定し、ルチェラを必要としてくれた。噂とは裏腹に真に国を思うカイを助けようと真相に迫るが、思いがけずルチェラの秘密も暴かれ――。

 

 

紅至宝物語 流浪の用心棒と神秘宿す舞姫

紅至宝物語 流浪の用心棒と神秘宿す舞姫

©平加多璃/KADOKAWA 富士見L文庫刊 イラスト:とき間

 

傾国の舞姫を聖地まで護衛せよ――無頼の用心棒と“至宝”を宿す娘の二人旅

 

【あらすじ】

用心棒のウィードはいわくつきの宝・紅吉祥【くれないきっしょう】のハントに同行する。それは数百年に一度、指輪や盃等を依代に顕現する、国をも揺るがす力を秘めた代物らしい。だが顕現のとき「器」に選ばれたのは人間――舞姫ラウラだった。元奴隷の彼女は権力者に利用されかねないその力を拒絶。力を捨てるため聖地への旅を決意し、報酬につられたウィードは護衛を引き受ける。奔放なラウラに手を焼くウィード。一方ラウラは人生に投げやりな彼が歯がゆい。即席の主従関係でしかなかった二人が変わっていく中、紅吉祥を狙う者が現れ――。

 

 

平安助産師の鬼祓い

平安助産師の鬼祓い

©木之咲若菜/KADOKAWA 富士見L文庫刊 イラスト:セカイメグル

 

「帝の子を取り上げよ」

鬼を視る助産師の少女は、その評判から抜擢されて…

 

【あらすじ】

――少女は、その目で鬼を視て、その手で命を紡ぐ――彼女が関わるお産は安産になる……「産神の祝福を授ける助産師」と評判の少女・蓮花は、体の内外に蠢く微細な「鬼」が視える特異体質の持ち主だった。その評判から異例の抜擢を受け、蓮花は帝の子を取り上げるため、気性が激しいと噂の女御に侍ることに。鬼は視えるが祓う力は無い彼女は、とあるお産で鬼を退けてくれた安倍晴明と名乗る陰陽師の青年を思い出す。意を決して陰陽寮を訪ねるも、彼は蓮花にある条件を出してきて…。鬼を視る助産師の少女が、命と歴史を紡ぐ平安医療ファンタジー!

 

 

髪結い乙女の嫁入り 二 迎えに来た旦那様と、神様にお仕えします。

髪結い髪結い乙女の嫁入り 二

©しきみ彰/KADOKAWA 富士見L文庫刊 イラスト:新井テル子

 

華弥は神様の見る世界に触れて、自身と伴侶を結う運命の糸に手を伸ばす――

 

【あらすじ】

髪結いを生業とする華弥は、亡き母による婚前契約から、梅景斎に嫁いだ。梅景家は人の身に異能を宿す現人神が住まう家。華弥は神様の専属髪結い師として、腕を振るうことになったのだった。初夏の帝都。華弥の主人の美幸が通う女学校で、色恋を占う『狐狗狸さん』が流行する。だがなぜか『狐狗狸さん』は怪異となって、令嬢たちに悪影響を及ぼしていた。華弥も巻き込まれ、怪異の力で斎の過去を垣間見てしまう。そこで華弥は、契約された夫婦でしかない斎を、大切な人として想い始めている自分に気がついて……?

 

 

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後宮一番の悪女 三 (富士見L文庫)
暴君公爵の不敵な溺愛 「思い出すまで逃がさない」と迫られてます (富士見L文庫)

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