マイナビ出版の四六判文芸レーベル「MPエンタテイメント」が2025年5月19日創刊
マイナビ出版は四六判ソフトカバー文芸レーベル「MPエンタテイメント」を2025年5月19日に創刊する。「じぶん時間に、いつもと違う刺激と楽しみを。」をコンセプトに、ミステリーやホラー、SF、ファンタジーなど国内外のエンタメ小説を刊行していくレーベルとなる。創刊ラインナップも発表されており、第1弾として、楠谷佑氏のデビュー作でもある『無気力探偵』の完全版、カクヨムWeb小説コンテストのホラー部門で特別賞を受賞した経歴を持つ椎葉伊作氏の怪談ショートショート集の刊行が予定されている。さらに7月以降は、著名な作家陣による書き下ろし新作の刊行も実施予定となる。
■5月19日刊行予定タイトル
無気力探偵~面倒な事件、お断り~[完全版]
「事件らしいけど、俺は早く家に帰りたい」
無気力な高校生探偵が難解な謎に挑む青春ミステリ!
【あらすじ】 高校生の霧島智鶴はたぐいまれな推理力を持ち、どんな無理難題も解決できる天才。だが、めんどくさがりな性格から無気力に過ごしていた。ある日、彼は殺人事件の第一発見者に。そして落ちこぼれ刑事・熱海の推理を聞き、思わず口を出したことで、協力するはめに……。ダイイングメッセージの謎、豪邸にある壺のすりかえ事件、刑事熱海の従妹誘拐、さらには脱出ゲームでの事故などなど、同級生でオタク女子の揚羽や後輩の美少年・柚季とともに仕方なく事件に挑む。やがて、明かされる切ない過去とは――。いま注目のミステリ作家の伝説的デビュー作が、加筆修正、さらに書下ろしの番外編も追加した完全版として復活! |
怪異―百モノ語― 僕が君に語りたい百の怖い話
著:椎葉伊作
”モウドウニモナラナインダッテ”
――気付けば巻き込まれている
【あらすじ】 「見切れ幽霊」「廃墟の仏壇」「トイレの○○さん」「捲れたポスター」「スズリバコ」などなど 語り手が収集した場所も、時間も、怖さも全く異なる百の怖い話。そして断片的に語られる語り手が体験した出来事。それが一つの像を結ぶとき、君が出会うものとは――。第9回カクヨムWeb小説コンテスト <ホラー部門>特別賞を受賞した椎葉伊作による、口語口調の怪談ショートショート集! |
■6月16日刊行予定タイトル
『無気力探偵2 ~赤い紐連続殺人事件~[完全版]』/著:楠谷佑 イラスト:丸千代
■7月以降の刊行予定作家
水鏡月聖、蒼月海里、十文字青、久青玩具堂、藍内友紀、綾里けいし、夢見里龍、森晶麿
また創刊を記念して、2025年5月~9月の刊行タイトルを対象としたレビュアーも募集している。応募期間は2025年4月4日~7月31日となっており、募集人数は10名程度を予定してる。対象者には発売前10~20日前に校了原稿PDFを送付、発売後には書籍の送付が行われ、レビューの投稿を実施する。
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