電子書籍専門レーベル「P.A.BOOKS」が創刊へ 第一弾ラインナップに『true tears』『クロムクロ』『TARI TARI』

アニメーション制作会社ピーエーワークスは、電子書籍専門レーベル「P.A.BOOKS」(ピーエーブックス)の創刊を発表した。アニメーション制作会社が日本で初めて手掛ける電子書籍専門レーベルとなる。同レーベルはアニメ製作委員会や原作ユニットの協力のもと、ピーエーワークス制作のオリジナルアニメ作品の電子小説などの刊行を予定。第一弾として、2018年5月より3ヶ月連続で『true tears』『クロムクロ』『TARI TARI』の電子小説を順次刊行する。

『true tears 小説版』表紙(画:上田夢人)

P.A.BOOKSは気軽に小説を楽しむことができるよう、各作品を短い話数単位でリリース。テレビアニメシリーズのような感覚を持ちながら、隔週(予定)で新しい物語を楽しむことができるようにする。電子書籍の配信は国内の主要電子書籍ストアをほぼ網羅し、時間や場所、デバイスを選ばず新しい物語に触れることができるサービスを目指す。また、2018年4月20日(金)から開催されている「true tears 10thメモリアルinカフェトリアン」では、コラボメニューを注文した方へ試し読み版『true tears 小説版』(冊子)のプレゼントも実施中となっている。

【リリース予定】

2018年5月:『true tears 小説版』(ノベライズ:藤本透 表紙・挿絵:上田夢人)

2018年6月:『クロムクロ 秒速29万kmの亡霊』(著:檜垣亮 表紙・挿絵:石井百合子)

2018年7月:『続 TARI TARI (仮)』(著:橋本昌和 表紙・挿絵:tanu)

電子書籍専門レーベル「P.A.BOOKS」の発刊にあたっては、ピーエーワークス社長・堀川憲司氏がコメントも発表。同社の制作するアニメーションに対して「ファンの皆さんから続編を望む声がいつもありました」と多くのファンの声があったことを明かししつつ、その一方で「後日譚を描いてみたいと思うこともありますが、続編のアニメーション企画には解決すべき課題がいくつもあります。前作と同じスタッフが揃って参加できるか。制作費を集められるか。数年先まで制作ラインが埋まっている場合、発表できる時期が企画として旬を逃していないか、などです」と、続編のアニメーション企画にのしかかる課題にも言及した。そこで映像作品に比べて企画立案からの機動性が高い小説を出版してみようと考えたことを明かしている。ゆくゆくは映像化されていない作品も手掛けていきたいとしており「P.A.BOOKS」に寄せる期待も語った。

© 2008 true tears 製作委員会

[関連サイト]

P.A.BOOKS公式サイト

P.A.BOOKS公式Twitterアカウント

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