『薬屋のひとりごと』がシリーズ累計400万部を突破 オーディオドラマ化企画も進行中

ヒーロー文庫刊『薬屋のひとりごと』がシリーズ累計400万部を突破した。本作は小説投稿サイト「小説家になろう」発の作品で、宮中で下働きをする元薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が、宮中で囁かれる噂話をきっかけに、好奇心と知識欲、そしてほんの少しの正義感をもって数々の謎や騒動を解決していくミステリーシリーズ。原作小説は現在第8巻まで発売されている。今年2月にはオーディオドラマ化が発表されていたほか、ビッグガンガンで連載されている漫画版が「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門にて第1位に輝くなど、小説と漫画の双方で注目を集め続けている。

【第8巻あらすじ】

毒で体調を崩した姚が医局勤めに戻れるようになった頃、猫猫のもとに大量の書物が届いた。送り主は、変人軍師こと羅漢。碁の教本を大量に作ったからと、猫猫に押し付けてきたらしい。興味がないので売り飛ばそうかと考える猫猫の考えとは裏腹に、羅漢の本によって、宮中では碁の流行が広がっていくことになる。一方、壬氏はただでさえ忙しい身の上に加えて、砂欧の巫女の毒殺騒ぎや蝗害の報告も重なり、多忙を極めていた。そんな中、宮廷内で碁の大会が企画されていることを知った壬氏は、羅漢のもとに直接交渉をしかけに行く。開催場所を壬氏の名前で提供する代わりに、サボっている仕事をこなすように説得するのだが――。

進行中のオーディオドラマ化はもちろん、更なるメディアミックス展開が行われても不思議ではない本作。「ビッグガンガン」と「サンデーGX」の2誌で連載中のコミカライズとあわせて、今後の展開も楽しみにしたい。この機会にぜひ原作小説も読んでみよう。『薬屋のひとりごと』は、ヒーロー文庫より第8巻まで発売中。

©日向夏/主婦の友インフォス イラスト:しのとうこ

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薬屋のひとりごと 8

日向夏(著), しのとうこ(イラスト)

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