ラノベニュースオンラインアワード2019年3月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2019年3月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2019年を彩る選出作品に大注目です!
2019年3月刊
総合部門
利他的なマリー(電撃文庫)
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで(オーバーラップ文庫)
Re:ゼロから始める異世界生活(MF文庫J)
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。新シリーズとして発売された電撃文庫刊『利他的なマリー』、第10巻が発売されたオーバーラップ文庫刊『絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで』、第19巻が発売されたMF文庫J刊『Re:ゼロから始める異世界生活』の3作品が選出されました。『絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで』には「主人公ケーマとメインヒロインのロクコとの甘々な掛け合いが見れる最高の巻」や「web版のキャラもweb版読んでないと気付かない程度に出てきてて今まではweb版読んでても面白いだったのに、10巻はweb版読んでたほうが面白いと感じました」などの感想が寄せられました。『Re:ゼロから始める異世界生活』には「死に戻りの力を使わなくても道を切り拓いた物語は王道というにふさわしい」や「大罪司教との全面対決がこれでもかと詰められていた。プリシラ様が格好良すぎてたまらん!」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2019年3月刊
熱かった部門
Re:ゼロから始める異世界生活(MF文庫J)
2019年3月刊
感動した部門
君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと(電撃文庫)
2019年3月刊
笑った部門
絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで(オーバーラップ文庫)
2019年3月刊
萌えた部門
ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?(GA文庫)
「総合部門」でも選出された『Re:ゼロから始める異世界生活』が熱かった部門を、新シリーズとして発売された電撃文庫刊『君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと』が感動した部門を、こちらも「総合部門」で選出された『絶対に働きたくないダンジョンマスターが惰眠をむさぼるまで』が笑った部門を、第3巻が発売されたGA文庫刊『ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?』が萌えた部門で選出されました。『君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと』には「序盤はSFチックな物語なのかなと思った。でもそれは違って、人の想いの繋がりを描いた感動できる青春ものでした」や「失った恋人であるヒロインとの思い出を巡る主人公と案内人のやり取りやまわりの人物たちが暖かく素敵でした」などの感想が寄せられました。『ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?』には「2人の出会いにそこまで意味を込められたらグッとくるというものです」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2019年3月刊
新作総合部門
利他的なマリー(電撃文庫)
ジェノサイド・オンライン 極悪令嬢のプレイ日記(BKブックス)
君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと(電撃文庫)
2019年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2019年刊行の新作(シリーズ化も含)が選出されています。新作総合部門では「総合部門」でも選出された『利他的なマリー』、BKブックスからの新シリーズ『ジェノサイド・オンライン 極悪令嬢のプレイ日記』、「感動した部門」でも選出された『君がいた美しい世界と、君のいない美しい世界のこと』が選出となりました。『利他的なマリー』には「利他的なマリーは主人公だと思っていたらまさかの…という展開で驚かされたがしっかりと伏線を回収しているし、続編希望の作品」や「自分の価値を高めるために奔走する人たちをよそに、「人のため」を信条とするマリーを中心とする人間ドラマがとても良かったです」、「青少年の市場価値が数値化されているという設定が斬新でした」などの感想が寄せられました。
2019年3月刊
新作部門
利他的なマリー(電撃文庫)
ジェノサイド・オンライン 極悪令嬢のプレイ日記(BKブックス)
ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?(電撃文庫)
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「総合部門」「新作総合部門」で選出された『利他的なマリー』、「新作総合部門」でも選出された『ジェノサイド・オンライン 極悪令嬢のプレイ日記』、電撃文庫からの新シリーズ『ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?』が選出されました。『ジェノサイド・オンライン 極悪令嬢のプレイ日記』には「徹頭徹尾半端なことを行わずにジェノサイドしまくる姿、これが読みたかった! 映像やコミックでなく活字だから抵抗なく読み進められる点も含め、面白く、熱く、時に笑い、その姿勢に感動しました!」や「ポンポンNPCが死んでいくのはいっそ感動的ですらある」などの感想が寄せられました。『ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?』には「ディストピア×料理×百合が絶妙なバランスで配置された意欲作。ディストピア設定は奥行きがあり、どこか暗くなりがちな世界観を主人公二人の掛け合いで明るくしている」などの感想が寄せられました。
有効票数は417票。2019年3月刊作品では以上の結果となりました。選出作品は2019年のノミネート作品となるとともに、2019年の飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門では電撃文庫刊『あの日、神様に願ったことは』、笑った部門では第2巻が発売されたスニーカー文庫刊『続・この素晴らしい世界に爆焔を!』、萌えた部門では第2巻が発売されたスニーカー文庫刊『青春敗者ぼっち野郎、金髪尻軽ギャルのお気に入りになる』やこちらも第2巻が発売されたMF文庫J刊『何故か学校一の美少女が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくるんだが?』などが惜しい結果でした。
2019年の期待作に注目が集まるラノベニュースオンラインアワード2019年4月刊を対象とした投票アンケートは2019年5月上旬より開催を予定しています。今年もライトノベルを盛り上げるため、2019年の4月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。