第15回MF文庫Jライトノベル新人賞特設サイトがオープン 「最優秀賞」を含む受賞作第1弾が11月25日に3作品同時発売

第15回MF文庫Jライトノベル新人賞の特設サイトがオープンした。第15回では応募総数1,986作品の中から6作品が受賞。受賞作は第1弾となる3作品が2019年11月25日に、第2弾となるが3作品が2019年12月25日にそれぞれ発売される。特設サイトでは「最優秀賞」受賞作『探偵はもう、死んでいる。』を含む、受賞作第1弾の特設ページが公開された。

第15回MF文庫Jライトノベル新人賞特設サイトより

「最優秀賞」受賞作である『探偵はもう、死んでいる。』の特設ページでは、ページにアクセスすると、まずは「探偵の言葉」が表示されるなど仕掛けにも富んでいる。本編のプロローグから第一章メインパートまで100ページを超える試し読みも一足早く特別公開されているのでぜひチェックしてもらいたい。

©二語十/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:うみぼうず

【あらすじ】

俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。「君、私の助手になってよ」 ――始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手となった。それから――「助手が蜂の巣にされている間に私が敵の首を取る」 「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」 俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ――やがて死に別れた。一人生き残った俺は高校生になり、日常というぬるま湯に浸っている。……それでいいのかって?いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。

『探偵はもう、死んでいる。』特設ページ

「優秀賞」受賞作『かまわれたがりの春霞さん 隣の席のあの子は俺の嘘が好き』は、自分の恋を成就させるために自分を好きな女子に嘘をつく、ことから始まるラブコメ作品。特設ページではあらすじをはじめ、○○をしたがるキャラクター達の情報が公開されている。

©鶏卵うどん/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:八尋ぽち

【あらすじ】

片想い中の陸上美少女・大空真森を恋人にする為、嘘つき妖精デビと契約した誠斗は「嘘をついてUP(ウソポイント)を貯め、貯めたUPを消費して願いを叶える」というUPキャンペーンに参加する。だが、大空を恋人にするのに必要なUPはなんと100万! 大量のUPが必要な誠斗が目をつけたのは隣の席の小動物系女子・春霞陽だった。誠斗の嘘をなんでも信じる春霞に嘘をつき続ければ大量UPゲット間違いなしだけど、どうも彼女は誠斗を好きらしい。自分の恋を成就させるために自分を好きな女子に嘘をつくって、いくらラブコメでも倫理的にどうなの!? コンプラ的にも大丈夫!? はたして誠斗の青春の行方は?

『かまわれたがりの春霞さん』特設ページ

「佳作」受賞作の『特殊能力統轄学院 叛逆の優等生と悪魔を冠する少女の共犯契約』は特殊な力を持つ子供たちが管轄される学院を舞台にした叛逆の物語。特設ページでは本作の核となる特殊能力や学院の制度などを解説する用語集などが公開されている。

©ひなちほこ/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:シエラ

【あらすじ】

夜空に輝く純白の翼。降りそそぐ無数の雷撃。そんな超常の現象を引き起こす≪脅威≫と呼ばれる力。特殊な力を身に宿した少女たち≪観測者≫を保護、養成するための機関『特殊能力統轄学院』。しかし実態は理外の力を持つ彼女たちを隔離、統制、そして利用するための施設であった。日常を奪われた監獄のような学院島で、かつて機関に連れ去られた幼馴染のことを調べるため優等生を演じ監理官を目指す紫門。ある日、機関に隷属し、悪魔『アスモデウス』の称号を持つ少女と行動を共にする仮契約を結ぶことになり――。君を絶対に助けに行く、たとえ世界のすべてを敵に回したとしても

『特殊能力統轄学院』特設ページ

第15回MF文庫Jライトノベル新人賞の受賞作は第1弾となる3作品が2019年11月25日に、第2弾となる3作品が2019年12月25日に発売する。今後、特設サイトでは受賞作第2弾の特設ページほか、第1弾と第2弾の各3作品をまとめた試し読みの合本版も公開が予定されているので、しっかりとチェックしておきたい。

[関連サイト]

「第15回MF文庫Jライトノベル新人賞」特設サイト

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