オリコン2019年の年間ジャンル別”本”売上ランキングが発表 ライトノベル作品別では『転生したらスライムだった件』が1位を獲得
オリコンは2019年11月28日に、2019年の年間ジャンル別”本”売上ランキングの発表を行った。集計期間は2018年12月3日付~2019年11月25日付。ジャンル別ランキング「ライトノベル作品別」では、推定88万部で『転生したらスライムだった件』が1位を獲得。2位に『小説 天気の子』、3位には『ソードアート・オンライン』が続いた。『転生したらスライムだった件』は年間2~3冊ペースで刊行されていることに加え、2018年から2019年にかけてTVアニメも放送。2020年には第2期の始動も予定されており、話題性に事欠くことなく、大きな躍進を果たした。
また、昨年はベスト10入りしていなかった『青春ブタ野郎』シリーズや『薬屋のひとりごと』もランキング入りを果たしている。『青春ブタ野郎』シリーズはTVアニメ化や劇場アニメ化によって話題を呼んだことは記憶に新しい。『薬屋のひとりごと』も漫画版が「次にくるマンガ大賞2019」にて1位に輝くなど、小説版への注目も非常に高まっていた。
ジャンル別ランキング「ライトノベル作品別」
1位:『転生したらスライムだった件』/著:伏瀬
2位:『小説 天気の子』/著:新海誠
3位:『ソードアート・オンライン』/著:川原礫
また、ジャンル別ランキング「ライトノベル」では『小説 天気の子』が推定51万部で1位に輝いた。2位には『ソードアート・オンライン』第21巻、3位と4位にはアニメでも大きな話題を呼んだ『鬼滅の刃』の小説版より、「しあわせの花」と「片羽の蝶」がそれぞれ推定20万部と続いた。
ジャンル別ランキング「ライトノベル」
1位:『小説 天気の子』/著:新海誠
2位:『ソードアート・オンライン21 ユナイタル・リングI』/著:川原礫
3位:『鬼滅の刃 しあわせの花』/著:矢島綾
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