『私、能力は平均値でって言ったよね！』がシリーズ累計100万部を突破

2020/03/02 ピックアップ

アース・スターノベル刊『私、能力は平均値でって言ったよね！』がシリーズ累計100万部を突破した。本作は小説投稿サイト「小説家になろう」発の作品で、主人公は10歳の誕生日に前世を思い出した子爵家の女の子。前世では周囲から寄せられる期待の高さに思うような生き方ができず、次の人生では平均的な普通の女の子になりたいと願った結果、与えられた「平均値の能力」はなにやら話が違ったようで……という物語。原作小説は現在第12巻まで発売されている。2016年より「コミックアース・スター」にて本編コミカライズの連載がスタートしているほか、2019年には待望となるTVアニメの放送も行われた。様々なメディアで注目を集め続ける人気作が100万部の大台を突破している。

【第12巻あらすじ】

女子高生なのに、異世界へと転生してしまった少女マイル。彼女は神様の勘違いで平均の６８００倍の魔力をもつ最強魔法剣士となり、女の子だけの新人パーティ『赤き誓い』のメンバーとなった。若手ハンターとして修行の旅を続ける『赤き誓い』だが、色々とやらかしてしまい……彼女たち４人は危険すぎる依頼』を受けて、戦争直前の隣国・アルバーン帝国へ潜入することに！？　レーナとポーリンが大暴走！　帝国の中で大繁盛の商売を始めてしまう！　しかも、帝都では更なる危険が彼女たちを待ち受けていた！

コミカライズは本編コミックだけでなく、日常コメディを4コマで描くスピンオフ『私、日常は平均値でって言ったよね！』の連載も行われている。小説版においてもスピンオフ『私、能力は平均値でって言ったよね！リリィのキセキ』が昨年末に発売されたばかりで、スピンオフ展開にも余念がない。シリーズ累計100万部を突破したこの機会にぜひ本作を読んでみよう。『私、能力は平均値でって言ったよね！』は、アース・スターノベルより第12巻まで発売中。最新13巻も2020年3月14日発売。