『探偵はもう、死んでいる。』のコミカライズ連載がコミックアライブ7月号より開始
MF文庫J刊『探偵はもう、死んでいる。』のコミカライズ連載が、2020年5月27日発売の「コミックアライブ7月号」よりスタートした。本作は第15回MF文庫Jライトノベル新人賞「最優秀賞」受賞作で、今は亡き名探偵の唯一の助手であった少年が、彼を探偵と勘違いして現れる少女たちの問題に向き合いながら、名探偵の足跡を辿り自らの進むべき道を少しずつ切り拓いていく物語を描いた作品。原作小説は現在第2巻まで発売されている。コミカライズの作画は麦子氏が担当しており、エピソード0「探偵との出会い」が巻中カラーを飾った。死んだ名探偵の消えない遺志を継ぐ物語がコミックでもスタートした。
【原作小説あらすじ】 俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。「君、私の助手になってよ」――始まりは四年前、地上一万メートルの空の上。ハイジャックされた飛行機の中で、俺は天使のような探偵・シエスタの助手となった。それから――「助手が蜂の巣にされている間に私が敵の首を取る」 「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」 俺たちは三年にもわたる目も眩むような冒険劇を繰り広げ――やがて死に別れた。一人生き残った俺は高校生になり、日常というぬるま湯に浸っている。……それでいいのかって?いいさ、誰に迷惑をかけるわけでもない。だってそうだろ? 探偵はもう、死んでいる。 |
本作は「ラノベ好き書店員大賞2020」文庫部門において第1位に輝いたほか、第1巻が単巻5万部を突破するなど、書店員からも読者からも多くの支持と話題を得ている注目作。コミカライズ版を読んで物語の続きが気になった読者はぜひ原作小説も読んでみよう。『探偵はもう、死んでいる。』は、MF文庫Jより第2巻まで発売中。最新3巻も2020年6月25日発売。
<二語十先生インタビュー:シエスタは色んな意味で「手の届かないヒロイン」>
©二語十/KADOKAWA MF文庫J刊 イラスト:うみぼうず
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