『電波的な彼女』のコミカライズ連載がウルトラジャンプ7月号より開始 シリーズ刊行より15年以上の時を経て漫画化へ
スーパーダッシュ文庫刊『電波的な彼女』のコミカライズ連載が、2020年6月19日発売の「ウルトラジャンプ7月号」よりスタートした。本作は第3回スーパーダッシュ小説新人賞「佳作」受賞作で、2004年より刊行開始となった伝説的ライトノベル。見知らぬ少女に忠誠を誓われた主人公が、連続殺人事件をはじめとする様々な事件に巻き込まれるサスペンスドラマを描く。原作小説は現在第3巻まで発売されている。コミカライズの作画は平岡滉史氏、コンテ構成を降矢大輔氏が担当しており、第1話「堕花雨」が巻頭カラーを飾った。刊行開始から15年以上の時を経て、『紅 Kure-nai』とクロスオーバーするサスペンスシリーズがコミックでもスタートした。
【原作小説あらすじ】 見知らぬ少女にいきなり忠誠を誓われた、不良少年の柔沢(じゅうざわ)ジュウ。堕花雨(おちばな あめ)と名乗る彼女の奇妙な言動に振り回されながらも、ジュウは徐々にその存在を受け入れていく。気がつけば、何かとちょっかいを出してくる同級生・紗月美夜(さつき みや)との3人の、不思議な関係が構築されていた。しかし、巷(ちまた)を騒がす連続殺人に巻き込まれてから、ジュウは雨に不審を抱くようになり…。人間の歪(ゆが)みが起こす、驚愕のサスペンス! |
本作は2009年に2度にわたってOVA化されており、メディアミックスはOVA化以来。また、2020年7月にはダッシュエックス文庫より本作の新装版の発売も決定している。コミカライズ版を読んで物語の続きを、発売中の原作小説や、発売予定の新装版でも読んでもらいたい。『電波的な彼女』は、スーパーダッシュ文庫より第3巻まで発売中。新装版もダッシュエックス文庫より、2020年7月22日に3冊同時発売予定。
©片山憲太郎/集英社 イラスト:山本ヤマト
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