『魔法科高校の劣等生』完結となる最終32巻が2020年9月10日に発売決定
電撃文庫刊『魔法科高校の劣等生』第32巻が2020年9月10日に発売されることが決定した。本作は魔法が現実の技術として確立した世界で、ある欠陥を抱えた兄・司波達也と成績優秀な妹・司波深雪を中心に、魔法科高校での波乱の日々を描いた人気シリーズ。原作小説は2011年に刊行をスタートし、2014年にTVアニメ化、2017年には劇場アニメも公開された。そして2020年10月からは「来訪者編」のTVアニメの放送も予定されている。9年以上に渡って刊行されてきた劣等生の兄と優等生の妹の物語がいよいよクライマックスを迎える。
【第31巻あらすじ】 水波を奪還し、今までの日常に戻りつつある達也と深雪。しかしそれはつかの間のものでしかなかった。USNAのエドワード・クラークは焦りを覚えていた。達也を無害化するための謀略に対する達也の警告。このままではUSNA内での立場が危うくなり、それを回避するには達也を斃すしかないと。そして、新ソ連のベゾブラゾフも復讐の機会をうかがっていた。二度にわたる達也への攻撃が失敗に終わり、自身の戦略級魔法のためのCADまで破壊され、この雪辱に執念を燃やしていた。さらにもう一人の戦略級魔法師も達也へ狙いを定める! それぞれの思惑は巳焼島で交差する――。 |
本作はコミカライズがエピソードごとに展開されるなど、メディアミックスの幅広さはライトノベルの中でも群を抜く作品のひとつ。小説のスピンオフでは『魔法科高校の劣等生 司波達也暗殺計画』も刊行されており、注目を集め続けている。いよいよ完結となる伝説的スクールマギクスバトル『魔法科高校の劣等生』第32巻は、電撃文庫より2020年9月10日発売予定。
©佐島勤/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:石田可奈
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