第27回電撃小説大賞受賞4作品が3月10日同時発売 豪華声優陣によるスペシャルPVも公開中
応募総数4,355作品から選出された第27回電撃小説大賞《大賞》受賞作『ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒』をはじめとした受賞作全4作品が、2021年3月10日に同時発売された。このたび発売となったのは《大賞》受賞作『ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒』(著:菊石まれほ/イラスト:野崎つばた)、《金賞》受賞作『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』(著:香坂マト/イラスト:がおう)、《銀賞》受賞作『忘却の楽園I アルセノン覚醒』(著:土屋瀧/イラスト:きのこ姫)、《銀賞》受賞作『インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合』(著:駿馬京/イラスト:竹花ノート)の4作品。発売を記念して、豪華声優陣によるスペシャルPVも公開されている。
ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒
©菊石まれほ/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:野崎つばた
【あらすじ】 脳の縫い糸〈ユア・フォルマ〉ウイルス性脳炎の流行から人々を救った医療技術は、日常に不可欠な情報端末へと進化をとげた。縫い糸は全てを記録する。見たもの、聴いたこと、そして感情までも。そんな記録にダイブし、重大事件解決の糸口を探るのが、電索官・エチカの仕事だ。電索能力が釣り合わない同僚の脳を焼き切っては、病院送りにしてばかりのエチカにあてがわれた新しい相棒ハロルドは、ヒト型ロボット〈アミクス〉だった。過去のトラウマからアミクスを嫌うエチカと、構わず距離を詰めるハロルド。稀代の凸凹バディが、世界を襲う電子犯罪に挑む! |
ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います
【あらすじ】 デスクワークだから超安全、公務だから超安定! 理想の職業「ギルドの受付嬢」となったアリナを待っていたのは、理想とは程遠い残業三昧の日々だった。すべてはダンジョンの攻略が滞っているせい! 限界を迎えたアリナは隠し持つ一級冒険者ライセンスと銀に輝く大槌(ウォーハンマー)を手に、自らボス討伐に向かう――そう、何を隠そう彼女こそ、行き詰ったダンジョンに現れ、単身ボスを倒していくと巷で噂される正体不明の凄腕冒険者「処刑人」なのだ……! でもそれは絶対にヒミツ。なぜなら受付嬢は「副業禁止」だからだ!!!! それなのに、ボス討伐の際に居合わせたギルド最強の盾役に正体がバレてしまい――?? 残業回避・定時死守、圧倒的な力で(自分の)平穏を守る最強受付嬢の痛快異世界コメディ! |
忘却の楽園I アルセノン覚醒
©土屋瀧/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:きのこ姫
【あらすじ】 度重なる争いの後、地表の大部分を海洋が覆う世界。滅びへ向かう人類を制御するため、武器、科学、そして信仰、あらゆる争いの火種が管理・秘匿された忘却の楽園〈リーン〉。しかし争いが生み出した猛毒の汚染物質〈アルセノン〉は未だ人々を蝕み続けていた。ある日、少年・アルムが管理を命じられたのは体に〈アルセノン〉を宿す謎の少女・フローライト。不器用ながらも心を通わせてゆく二人。明らかとなる〈アルセノン〉の秘密。それは偽りの平和を揺るがす文字通りの“猛毒”であった。忘却の新世界を巡り幾重にも重なる謀略を超え少年たちが得るものとは――。 |
インフルエンス・インシデント Case:01 男の娘配信者・神村まゆの場合
©駿馬京/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:竹花ノート
【あらすじ】 人気女装配信者「神村まゆ」として活動する男子高校生・中村真雪は、ある日SNSを悪用したストーカー被害に遭ってしまう。そこに手を差し伸べたのは、優秀だがエキセントリックな大学教授・白鷺玲華と助手をつとめる女子大生・姉崎ひまりだった。「お願いします。僕を守っていただけませんか」「任せて。お姉ちゃんたちが助けてあげるから!」「まずSNSの原理である『六次の隔たり』の考え方に基つけば――」「教授ストップストップ!」「……あ、あの。そもそも、なぜ僕はひまりさんの膝の上にずっと乗せられているんでしょうか?」 女教授と女子大生と女装男子(インフルエンサー)が、インターネットを起点としたさまざまな事件(インシデント)に立ち向かう! |
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