『魔王2099』のコミカライズが決定 科学と魔法が交わる未来都市に蘇る魔王のサイバーパンクファンタジー
ファンタジア文庫刊『魔王2099』のコミカライズが決定した。本作は第33回ファンタジア大賞「大賞」受賞作で、勇者との闘いに敗れ、長きにわたり眠っていた魔王が、魔法と科学が交わる未来都市に蘇り、再び世界の征服を目指すサイバーパンクファンタジー。原作小説は現在第2巻まで発売されている。コミカライズの作画は赤城紀伊呂氏が担当することも決定しており、連載は「少年エースplus」にて行われる。未来都市に降臨する魔王の覇道の物語が漫画化に向けて動き出している。
【第1巻あらすじ】 統合暦2099年――不死の王国を統べていた、伝説の魔王・ベルトールが滅びを迎えてから500年――魔王再臨の刻、来たれり。サイバーパンクシティ『新宿市』。天を貫く超高層ビル群、宙を錯綜する極彩色のネオン光――魔導工学の技術革新によって栄光ある発展を遂げた、究極の未来都市。魔王が降り立った世界は、かつての絶対支配者を置き去りに、驚愕の進化を果たしていた――。巨大都市国家が手にした、華々しい繁栄。しかし……その裏に隠されていたのは――恐るべき“闇”だった。輝かしくも荒んだ“新たな世界”を再び支配すべく、魔王は未来を躍動する! |
<紫大悟先生:自分が伝えたいこと以上の内容が、本作には詰まっている>
コミカライズの連載開始時期については今後の続報を楽しみに待ちたい。第1巻発売時には魔王・ベルトール役を日野聡さん、六魔侯・マキナ役を伊藤美来さんが演じたスペシャルPVも公開されており、20万回以上の再生も行われ大きな話題を呼んでいる。コミカライズが決定したこの機会にぜひ本作を読んでみよう。『魔王2099』は、ファンタジア文庫より第2巻まで発売中。
©紫大悟/KADOKAWA ファンタジア文庫刊 イラスト:クレタ
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