『治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~』のアニメ化が決定
MFブックス刊『治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~』のアニメ化が決定した。本作は第2回ライト文芸新人賞「佳作(MFブックス部門)」受賞作で、勇者として異世界に喚び出された主人公に、勇者としての適性ではなく「治癒魔法使い」としての素養が見つかって始まる、常識破りの治癒魔法使いのドタバタ異世界ファンタジーを描く。原作小説は全12巻で発売されている。アニメ化の決定は2021年8月15日に配信されたMFブックス8周年WEB特番内で発表された。2020年に完結した人気シリーズが満を持してアニメ化に向けて動き出した。
【第1巻あらすじ】 平凡な高校生のウサトは、帰り道に偶然出会った生徒会長のスズネ、クラスメイトのカズキと共に、突如現れた魔方陣に飲み込まれ、異世界へと転移してしまう。三人は魔王軍から王国を救うための『勇者』として喚び出された――が、勇者としての適性を持つのはスズネとカズキだけ。ウサトはただ巻き込まれただけだった! しかし、ウサトにレア属性の『治癒魔法使い』の素養が見つかったことで事態は一変。救命団団長を名乗る女性、ローズに拉致され、強制的に救命団に加入させられてしまう。そこでウサトを待っていたのはコワモテの同僚たち、そして「治癒魔法の間違った使い方」を駆使した地獄の訓練の日々だった――。常識破りの“回復要員”が繰り広げる、ギャグありバトルありのドタバタ異世界ファンタジー、堂々開幕! |
本作は2017年より「コンプエース」にてコミカライズの連載が行われているほか、2018年にはドラマCDブックレット化も実施された。ドラマCDでは主人公のウサト役を斉藤壮馬さん、カズキ役を島﨑信長さん、スズネ役を小松未可子さんらが担当していた。アニメのキャスト陣はドラマCDから継続となるのか、それとも一新して発表が行われるのかにも大きな注目が集まる。アニメ化が決定したこの機会にぜひ本作を読んでみてもらいたい。『治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~』は、MFブックスより全12巻で発売中。
©くろかた/KADOKAWA MFブックス刊 イラスト:KeG
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