劇場アニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』がアヌシー国際アニメーション映画祭にて「ポール・グリモー賞」を受賞
ガガガ文庫発の劇場アニメーション『夏へのトンネル、さよならの出口』が、アヌシー国際アニメーション映画祭にて「ポール・グリモー賞」を受賞した。本作は第13回小学館ライトノベル大賞「ガガガ賞+審査員特別賞」受賞作で、「本当に欲しいもの」を手にするために、時空を超える摩訶不思議な「ウラシマトンネル」に挑む少年少女の物語を描いた感動作。本映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立し設立された世界最古かつ最大規模で開催される映画祭で、「ポール・グリモー賞」は監督賞にあたる特別賞となっている。さらに本作はメルボルン国際映画祭でもノミネートされている。
【イントロダクション】 ウラシマトンネル――そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入る。ただし、それと引き換えに…。掴みどころがない性格のように見えて過去の事故を心の傷として抱える塔野カオルと、芯の通った態度の裏で自身の持つ理想像との違いに悩む花城あんず。ふたりは不思議なトンネルを調査し欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶ。これは、とある片田舎で起こる郷愁と疾走の、忘れられないひと夏の物語――。 |
そしてこのたび、多数の著名な映画祭にノミネートされたことを記念して、スタッフトークショー付き極音上映会の開催も決定した。イベントには監督・脚本の田口智久氏、撮影監督の星名工氏、色彩設計の合田沙織氏、制作プロデューサーの松尾亮一郎氏が出演予定となっている。
『夏へのトンネル、さよならの出口』極音上映&トークショー
開催日: 2023年7月22日(土)
会場: 立川シネマシティ
時間: 後日発表
出演: 田口智久(監督・脚本)、星名工(撮影監督)、合田沙(色彩設計)、松尾亮一郎(制作プロデューサー)
本作はBlu-rayが発売されているほか、各種配信サイトでも配信が行われているので、この機会にぜひ劇場版と原作小説に触れてみてもらいたい。原作小説『夏へのトンネル、さよならの出口』は、ガガガ文庫より発売中。
<八目迷先生インタビュー:映画化を目指したいですね。本作を含め、今後発表していくであろう自分の小説で、です。>
©2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
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