『バケモノのきみに告ぐ、』のコミカライズ連載が開始
電撃文庫刊『バケモノのきみに告ぐ、』のコミカライズ連載が、「ヤングエースUP」にて開始された。本作は第30回電撃小説大賞「銀賞」受賞作で、能力者《アンロウ》を巡る様々な怪事件を解決するも、罪人として囚われる主人公が、共に事件を解決した4人の《アンロウ》の少女たちとの出会いを回顧する異能伝奇ファンタジー。原作小説は現在第2巻まで発売されている。コミカライズの作画はととケロ氏が担当しており、第1話がカラー含む20ページで公開された。バケモノと呼ばれる少女たちと彼女たちを管理する少年の物語がコミックでもスタートした。
【原作小説あらすじ】 城壁都市バルディウム、ここはどこかの薄暗い部屋。少年・ノーマンは拘束されていた。どうやら俺はこれから尋問されるらしい。語るのは、感情を力に換える異能者《アンロウ》について。そして、『涙花』『魔犬』『宝石』『妖精』。名を冠した4人の美しき少女とバケモノに立ち向かった想い出。「とっとと倒して、ノーマン君。帰ってイチャイチャしましょう」「……いや、君にも頑張ってほしいんだけど?」全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。これこそが俺の真なる使命――――のはずだった。だが、いまや俺はバルディウムを混乱に陥れた大罪人。魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されないようだ。でも、希望はある。どうしてかって?――この〈告白〉を聞けばわかるさ。 |
次回の更新は今後の続報を楽しみに待ちたい。本作はラノベニュースオンラインアワード2024年5月刊の投票アンケート結果にて、第1巻が「総合部門」や「熱かった部門」など3冠を達成しており、大きな注目を集めている。コミカライズ版を読んで物語の続きが気になった読者はぜひ原作小説も読んでみよう。『バケモノのきみに告ぐ、』は、電撃文庫より第2巻まで発売中。
©柳之助/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:ゲソきんぐ
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