独占インタビュー「ラノベの素」 夜迎樹先生『なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2025年1月18日にファンタジア文庫より『なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ』が発売された夜迎樹先生です。第37回ファンタジア大賞「大賞&アンバサダー特別賞」を受賞し、満を持してデビューされます。異形の召喚獣を召喚した田舎住まいの少年が、王立召喚師学園に入学して始まる、ドン引きがドン引きを呼ぶドタバタファンタジー。ライトノベル史上最も禍々しいヒロインを引き連れて展開する物語についてはもちろん、気になって仕方がないキャラクターについてなど、様々にお話をお聞きしました。

 

 

なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ

 

 

【あらすじ】

『か、可愛い、ですか……? あ、ありがとうございます……』 新入生ヘレシーの召喚獣、ハッピーは心優しく清楚な女の子。「なん、なの、あれ……」「ひぃ……っ!」――外見は少し異形だけど。庶民で落ちこぼれな上に召喚獣が怖すぎて、召喚師学園の異物でしかないヘレシー。普通にしているだけなのに、高飛車な令嬢を恐怖で籠絡したり、第二の異形美少女を召喚したりと大暴れ。挙句、無関係な陰謀の黒幕扱いされ――無自覚のうちに危機に叩き込んでいた学園を救うべく、少年と召喚獣は本領を発揮する!『鬆大シオ繧翫縺呻(頑張ります!)』 第37回ファンタジア大賞《大賞》受賞、史上最もヒロインが禍々しい学園ファンタジー開幕!

 

 

――それでは自己紹介からお願いします。

 

夜迎樹と言います。生まれも育ちも大阪で、仕事で半年程横浜に住んでいたこともありました。ただ、それ以外はずっと大阪なので、コテコテの大阪人になります。執筆歴はトータルで4年くらいだと思いますが、期間と書いた量はあまり比例してない気がしますね。趣味はYouTubeを見ることではあるんですけど、いつもだらだら時間を浪費してしまうYouTubeは嫌いなものでもあるというか……。時間を浪費してしまって嫌だなと思いながら、いつも視聴してますね。

 

 

――YouTubeではどんな動画を視聴されることが多いんですか。

 

最近はずっとショート動画です。これはもう本当によくありません。ショートは中身がないのに一生見れてしまう。ふと1本を視聴をしたら、オススメで2本、3本って出てくるじゃないですか。気付けば3、4時間見ていたりもして。なのに視聴した側はほとんど得るものがないわけです。以前はショートなんて見ても面白くないだろうって思って避けていたんですけど、試しに見たらどんどん動画出てくるやんって……。最初のショート動画を見てしまったあの時が、人生の転換期だったのかもしれません。世の中の一番気付かなくても良かったことに気付いてしまったという意味で、ホントよくなかったですね。

 

 

――ショート動画に気付かなければ、別のことにたくさんの時間を割けていたかもしれませんね(笑)。それはそれとして、執筆歴は4年程とのことでしたが、小説を書こうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。

 

仕事の隙間時間にネット小説をいろいろ読んでいて、自分でも書けそうだと思ったのが最初でした。そうして実際に書いてみたんですけど、思っていた以上に難しくて途中でやめてしまったんです。それからSNSでR18のショートショートを書くようになったんですが、当然ながらシャドウBANされてしまう。ひとまず解除を待とうと思った結果、1年近くが経過していました。その期間中にひとつのアイデアが思い浮かび、もう一度小説を書いてみようとチャレンジしたのが本作になります。一度は挫折しましたが、SNSで短いながらも文章を書けるようになったので、もう一度挑戦してみようかなと思いました。

 

 

――再び筆を執ってから、公募に応募をしてみようと思った理由はなんだったのでしょうか。

 

一昨年の夏くらいに、小説投稿サイトでの投稿を一通り終えました。その時、知り合いに投稿したことを伝えたら、「公募にも応募してみたら?」って言われて。そもそも小説投稿サイトに投稿した作品を公募に応募できることも知らなくて、調べてみたら特にNGもなかった。それなら出さないよりは出した方がお得かなと思ったんです。そこから締切が一番近いところに出そうと思ってたんですけど、スケジュールの把握が大雑把すぎて、気付いたら過ぎちゃってて。そこで次に締切が近いところを探した結果、辿り着いた公募がファンタジア大賞でした。

 

 

――なるほど。夜迎先生はそもそもライトノベルの存在自体はご存知ではあったんですか。

 

知ってはいましたね。高校3年の頃にも読んでいました。そこから読まない期間があって、社会人になってからまた1年くらい読んで、みたいな。読書趣味の人よりは全然読めてないとは思います。

 

 

――となると、小説投稿サイトへの投稿は、書籍化を狙っての挑戦だったんですか。

 

いや、そういうのはまったくなかったです。作家を目指して書いていたわけではなかったので。プロットもなかったですし、それこそ暇つぶしのように、1話ずつ書いては投稿を繰り返していました。

 

 

――作家になりたくて書いていたわけではなかったと。

 

それこそ公募も受賞するとは全然思っていなくて、どちらかというと選評欲しさではありました。書いていた作品もコメディだったので、一次選考で落ちたとしても、それはそれで箔が付いて笑えるかなと。ただ、ファンタジア大賞は一次選考を通過しないと選評がもらえないので、落選することを前提に評価シートがもらえる別の賞も調べたりはしていました。日本語をちゃんと書けているかどうか、そういうのは見てみたいと思っていたんです。

 

 

――そうして応募した第37回ファンタジア大賞において、「大賞&アンバサダー特別賞」を受賞することになりました。あらためて連絡を受けた当時の率直な感想をお聞かせください。

 

仕事帰りに電話をいただいたんですが、「大賞です」という話を聞かされて、率直に「大丈夫なんですかね?」って訊いたと思います。そもそも公募に応募することも初めてでしたし、状況もきちんと理解できているわけでもない。業界知識のまったくない素人の書いた小説が、大賞受賞作として世の中に売り出されてしまう。そのこと自体が「本当にいいのか」と。嬉しい連絡ではあったんですけど、不安というか心配もかなりあった感じです。どちらかというと、入選が決まった時の方が、驚きと喜びは大きかったかもしれないですね。

 

 

――受賞したことは公募を勧めてきた知人にも伝えましたか。

 

伝えましたね。一次選考の時は、自分はもう落ちたもんだと思って結果すら見てなかったんですけど、二次選考結果の発表直前くらいに、「そういえばどうだった?」って聞かれて思い出したんです。そこで確認して、一次選考を通過したことを伝えました。二次や三次も似たような感じで伝えて、知り合いも気付いたら「そうなん」みたいな、淡白な反応になっていきました。たぶん「入選」を伝えた時が「おお……!」って一番反応してくれていたかもしれません。「大賞」を獲った時も伝えたんですけど「おお」みたいな。とりあえず親にも伝えてみましたが、「へえ」みたいな感じで、周囲の人はまったく驚いてくれませんでした。個人的にはもうちょっと驚いてほしかったんですけど(笑)。

 

 

――周囲の反応が薄い中、受賞後には改稿作業なども進めてこられたと思います。ご自身として受賞の実感はありますか。

 

実感はないですね。現物の本があったらそういう気持ちになるんですかね?

 

 

――発売日当日、本屋さんに並んでいる自著を見たら、気持ちの変化があるのかもしれませんね。

 

そうかもしれないですね。発売日はちょっと本屋さんに行ってみようと思ってます。

 

 

――ちなみに受賞コメント内で、一部が黒塗りになっていたと思うんですが、あれは何を確かめようとされていたんですか(笑)。

 

あれは最初、「おしるこ大好き」って書いていました。唐突に好きなことを書いて、担当編集さんがボツにするのかどうかを確かめたくて。実際におしるこが好きなのは間違いないですし、試してみようと。そしたら担当編集さんに、「ここは検閲を入れて黒塗りにした方が面白いんじゃないか」っていうアドバイスをいただいて、「じゃあそれで」となりました。結果、いかがわしいことを言っているように見える黒塗りになった感じですね。隠すほどのことではなかったんですけど、面白くはなったかなって(笑)。

 

 

――これでひとつ謎が解けましたね、ありがとうございます(笑)。それでは受賞作『なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ』について、どんな物語か教えていただいてもよろしいでしょうか。

 

幼少期に異形の召喚獣を召喚した田舎住まいの少年が、王都の召喚師学園に入学して、頑張るお話です!(笑)。

 

 

――着想についても教えてください。

 

ネット小説を読んでいる時に感じていたんですけど、偉そうな貴族が主人公に言いがかりをつけて決闘を挑んでくるとか、「あるあるネタ」ってあるじゃないですか。そういった「あるあるネタ」にツッコミを入れていくっていう話を書きたいと思ったのが最初でした。異常な感性を持っていて、いかにも周囲に驚かれたり、圧倒したり、無双しそうな主人公が、そういった「あるあるネタ」にむしろドン引きする。驚いたりはしながらも、視点を変えると主人公もまた加害者になっているっていう、双方のバランスが面白いんじゃないかなって考えました。

 

なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ

※入学早々、貴族に絡まれてしまう主人公のヘレシー

 

 

――ヒロイン像についてはどういった着想があったのでしょうか。

 

ヒロインのイメージは、ハッピーよりもハイドラが先でしたね。自分の見た目にコンプレックスがある、というわけではないんですが、ネガティブな外見をまったく気にしない主人公に出会うわけです。その結果、外見を気にしない主人公を作る過程で、ハッピーの設定もあんな感じになっていったと思います。書き出した当初はそこまでしっかりと設定を考えていたわけではなかったんですけど、投稿して2万文字を超えたあたりで、設定まわりもしっかり考えるようになりました。

 

 

――ハッピーの造形については、夜迎先生の性癖も関連しているとか。

 

好きですね。あれだけがピンポイントで性癖っていうわけではないですけど、数あるストライクゾーンのひとつとして好きです。

 

なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ

※ハッピーの造形には夜迎先生の好きが詰まっている!

 

 

――そして本作はヒロインの造形も込みで、終始コメディですよね。個人的には物語全体を通して、コントの色合いが強いのかなと感じました。

 

実際そうかもしれないです。やってることで言ったら、コント師の人が話を作っている時の感覚に近いのかもしれない。ボケとツッコミがあって、基本それを繰り返しているっていう状態なわけで、コメディとして書き始めて、最後までコメディなので、そういった見方も全然できるかなって思います。もともとお笑いも好きですし、テレビで漫才をやっていたら「とりあえず見るか」くらいには好きですね。

 

 

――それでは続いて、本作に登場する主要なキャラクターについてご紹介いただけますでしょうか。

 

主人公のヘレシーは、田舎育ちの少年です。村の狭いコミュニティの中で育ってきているので、認識がやや歪んでいる部分もあるんですけど、自覚と常識は持っている感じです。ただ、自分の手に余る状況が起こった時に、面白がっちゃうようなタイプでもあって、作中でもよく匙を投げて笑っていたりするキャラクターです。

 

ヘレシー

※「やあ、僕の名前はヘレシー!」(キャラクターデザインより)

 

ハッピーは田舎育ちの少女です。ヘレシーと家族同然に育ってきた仲で、一緒にいる時間もかなり長く、性格が似ている部分も多いです。優しく思いやりがあって、家事と畑仕事が得意な頼れる存在です。誰にでも敬語で話すんですけど、仲の良いヘレシーには、辛辣なツッコミをすることもあります。

 

ハッピー

※家事と畑仕事が得意な少女(?)のハッピー(キャラクターデザインより)

 

ハイドラは海洋生物の少女です。陸棲の動物にとって、自分の姿が異形だと思われることにコンプレックスというか、嫌な気持ちを抱くことが多かったんですが、ハッピーを見慣れているヘレシーからは、むしろ普通のビジュアルだと評されます。ヘレシーに召喚されたことを二度とないチャンスだとも捉えており、彼に見捨てられることや失敗したと思われることを恐れている部分があるキャラクターでもあります。

 

ハイドラ

※ヘレシーに召喚されることになるハイドラ(キャラクターデザインより)

 

レティーシアは王都に住む貴族の少女です。召喚術と武術の天才でもあって、努力の天才でもあるというキャラクターです。周囲からは表情の乏しいクール美人という見方をされていますが、寡黙なタイプというわけではなく、むしろおしゃべりしたいタイプです。一度弱いところを見せているヘレシーに対しては、遠慮なくダル絡みする様子が散見されるキャラクターでもあります。

 

レティーシア

※気高い貴族の少女であるレティーシア(キャラクターデザインより)

 

 

――ハッピーの外見については……?

 

え? どこか触れるとこあります?(笑)。

 

ハッピー

※可愛いハッピー(イメージ)!(キャラクターデザインより)

 

 

――そうですね、これと言って触れるところはなかったので、レティーシアの話題を(笑)。レティーシアはハッピーと遭遇して以降、ヘレシーに依存するようになりましたよね。その後、日常生活を送るうえで、もとの状態と言いますか、ハッピーと出会う前の本来の姿には戻れているのでしょうか。

 

見た目上はハッピーと出会う前に戻ってはいるんですけど、以前と同一かと言われるとそういうわけでもない。基本的には近くにヘレシーがいるので、精神的には落ち着いていることが多いですね。ヘレシーの枕や布団を盗んだり、交換しているのはある種の刷り込みといいますか。ヘレシーの香りや匂いをヘレシー自身に結び付けて、安心感を得ている部分もあります。加えて、ヘレシーなら許してくれるだろうっていう、甘えみたいなものでもありますね。今のところ、恋心のようなものとは違います。

 

なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ

※ハッピーとの出会いがレティーシアの生き方を変えてしまったのかもしれない

 

 

――ありがとうございます。そんな寛容な一面も覗かせるヘレシーですが、何事にもマイペースと言いますか、むしろマイペースに過ぎるところがあるのも大きな特徴のように感じます。

 

ヘレシーは、召喚師学園を卒業することで得られる資格の獲得や、複数の召喚獣を使役できるようになることで、故郷の村でたくさん働けるようになりたいという、村での生活を基準に物事を考えています。なので、王都で起こっている事や、王都の人たちが直面している問題に対して、どこか第三者目線で見ているところがあるのかもしれません。なので、目の前で問題が起こっていても、面白がったり、真剣に捉えていないような発言をしたりする部分があるのだと思います。王都に自分の家があるわけでもなければ、帰る場所も故郷の村だしで、当事者意識が薄いんですよね。今後、友達とかが出来れば、王都での生活がヘレシーにとって大切なものになっていくとは思います。

 

 

――ありがとうございます。続いて書籍化に際してはイラストをスコッティ先生、クリーチャーデザインをバリキオス先生が担当されました。あらためてビジュアルを見た時の感想や、お気に入りのイラストについて教えてください。

 

最初に拝見したのが、スコッティさんのキャラクターラフでした。自分の書いた作品のイラストを誰かに描いてもらうこと自体が初めてだったので、まずはそこに大きな感動がありましたね。特に服装や装飾は、自分にセンスがまったくなかったので全部お任せしていたんですけど、いただいたデザインのすべてが可愛くて、プロのセンスは凄いなって思いました。イラストをいただいた直後から、脳内のキャラクターイメージもすべて置き換わったのが、感覚としても非常に面白かったです。そしてバリキオスさんのハッピーちゃんのデザインが、初めて見た時はあまりにもハッピーだったので驚きました。実はデザインをお願いする際、担当編集さんに後から聞いたのですが、こちらからの指定を極力減らして、バリキオスさんのデザインを見てみたいという流れになったらしいんです。なので、どうなるのかなと本当に楽しみにしていたんですけど、まんまハッピーだったので、ただただ凄さに圧倒されました。その際、バリキオスさんからのコメントで、「作品を読んだ感じ、マイルドにせず振り切るべきだと思いました」っていう言葉をいただいたのが、とても嬉しかったです。女性的な柔らかさもありつつ、肉感もあって、ポップで躍動感のある姿。すべてが調和した可愛さがありますよね。

 

なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ

 

お気に入りのイラストはいろいろあるんですが、やはりスコッティさんとバリキオスさんがコラボしてるカバーイラストかなと。最初、カバーにハッピーはどのくらい登場するのか、かなり配慮された感じで、美少女版のハッピーか、小さめに登場させたりするのかなと思っていたんですけど、半分以上がハッピーという、担当編集さんの覚悟を感じました(笑)。スコッティさんの美麗なファンタジー世界と、バリキオスさんの大迫力の異物が、お互いを際立たせている感じでずっと眺めていたいイラストです。

 

なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ

※夜迎先生がずっと眺めていられるというカバーイラスト

 

 

――続いて著者として、本作の見どころや注目してほしい点を教えてください。また、どんな読者が読むと、より本作を楽しめると考えていますか。

 

本作は、いわゆる学園ファンタジーに世界観の全然違う異物が入り込むっていう物語です。ただ、片方が蹂躙、無双となるわけではなく、お互いがお互いにカルチャーギャップを持ちつつ、ドン引きし合っている、そんなどうしようもなさが見どころになってます。主人公の周囲では勝手にシリアスが巻き起こったりしますが、私はシリアスパートも含めてすべてギャグシーンだと思って書いています。重いテーマやしんどい展開、そういったものはまったくないので、ストレスフリーにクスリと笑える小説を読みたい方にお薦めしたいなと思います。

 

 

 

――読者にストレスはないかもしれませんが、登場キャラクターには過剰なストレスがかかっているところも見どころかもしれませんね(笑)。続いて今後の野望や目標があれば教えてください。

 

作家としては「こいつの小説なら読んでやろう」って思ってもらえる、名前を覚えてもらえるような作家になれたらいいなというのがひとつあります。何か書かせてもらえる限りは、できる限り書いていこうと思っています。とはいえ、難しい業界でもあるので、もし出版業界から自分が干されてしまったら、今書けていないR18のネタが溜まりに溜まっているので、そういう小説を書こうと思います。あと本作は1億部売れたらいいなと思います。

 

 

――最後に本作へ興味を持った方へメッセージをお願いします。

 

私は面白いと思ってます。全人類買ってください。

 

 

――本日はありがとうございました。

 

 

<了>

 

 

マイペースでピュアな主人公と、異形の極みとも言える召喚獣が織り成す、学園ファンタジーを綴った夜迎樹先生にお話をうかがいました。ハッピーを見た時の登場キャラクターたちの反応や、淡々とコメディ展開へ持っていく主人公の姿に笑えることは間違いなし。表紙と内容のギャップも楽しめる『なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ』は必読です!

 

<取材・文:ラノベニュースオンライン編集長・鈴木>

 

©夜迎樹/KADOKAWA ファンタジア文庫刊 イラスト:スコッティ、クリーチャーデザイン:バリキオス

kiji

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『なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ』特設ページ

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