『姫騎士様のヒモ』の新コミカライズ連載が開始 原作小説第2巻のエピソードが漫画化
電撃文庫刊『姫騎士様のヒモ』の新コミカライズ連載が、「カドコミ」にて開始された。本作は第28回電撃小説大賞「大賞」受賞作で、亡びた王国を再興させるために秘宝を求めてダンジョンに潜る姫騎士と、浪費家で酒癖も女癖も悪いヒモの男が、アウトローな迷宮都市を舞台に繰り広げるノワールファンタジーシリーズ。原作小説は現在第6巻まで発売されており、TVアニメ化も決定している。新コミカライズの作画は山﨑千裕氏が担当しており、第1話が40ページで公開された。新コミカライズのタイトルは「姫騎士様のヒモ Act2」となっており、きぃやん氏が担当していたコミックの続編として描かれる。原作小説第2巻にあたる物語がコミックでもスタートした。
【原作小説第2巻あらすじ】 灰と混沌の迷宮都市。数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯り。その影には、必ず害虫が潜む。強者が弱者を食い物にし、運良く生き残っても同じ弱者が群がってくる。吐き気を催す『食物連鎖』が起きるこの街で、今日も害虫たちが蠢き嗤う。姫騎士アルウィンのため、密かに手を汚し続ける元冒険者マシューも、この街に数いる害虫の一人だ。進まない迷宮攻略、改善しない自身の『症状』に焦るアルウィン。静かに勢力を伸ばす太陽神教。マシューの悩みの種は尽きない。そんな悪徳の街の日常に波紋が広がる。王都から送り込まれた、治安維持のための近衛騎士隊のせいだ。しかも、その隊長ヴィンセントは、謎の死をとげた妹の事件を調査していた。マシューは妹殺しの容疑者としてアルウィンの元から引き離され、不安を抱える彼女を一人にしてしまい……「もっと私を大切にしろ。お前の宝物なのだろう?」一人の『ヒモ』とその飼い主の生き様を描く、衝撃の異世界ノワール第2弾! |
次回の更新は今後の続報を楽しみに待ちたい。コミカライズ版を読んで物語の続きが気になった読者はぜひ原作小説も読んでみよう。『姫騎士様のヒモ』は、電撃文庫より第6巻まで発売中。
<白金透先生インタビュー:マシューはクズだけど、ただのクズではない>
©白金透/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:マシマサキ
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