『初恋芸人』2025年冬の実写映画化が決定 アイドルグループ「timelesz」の原嘉孝氏が映画初主演
ガガガ文庫刊『初恋芸人』の実写映画化が決定した。本作は恋人がいないまま25歳になった売れない芸人の佐藤賢治が、ライブ後に自分のネタを面白いと言ってくれたとある女性との出会いから始まる痛々しくもピュアな恋愛ストーリー。主演は男性アイドルグループ「timelesz」の原嘉孝氏が抜擢され、映画初主演として佐藤賢治役を演じる。また、ヒロイン・市川理沙役を沢口愛華氏、賢治の父親・佐藤義男役を温水洋一氏、賢治の母親・佐藤ミドリ役を川上麻衣子氏、賢治の憧れの芸人・兼子三郎役を佐藤アツヒロ氏、先輩芸人の山形ツチノコ役を六角慎司氏がそれぞれ担当。監督・脚本は夏目大一朗氏が務めており、映画は2025年冬に全国公開が予定されている。開設された映画公式サイトでは、キャスト陣や夏目大一朗氏、企画・プロデュースの小浜圭太郎氏からのコメントも到着している。
【原作小説あらすじ】 佐藤君と付き合うくらいなら、死んだほうがマシよ!」中学時代ひどいいじめを受けていたボクは、クラスメイトの女子にぶつけられた言葉から、自分は一生女性とは縁がないんじゃないだろうかという気がしていた……。案の定、一度も女性とお付き合いすることもなく童貞のまま25歳になったボクは、芸人を志していた。子供のころから大好きな怪獣をネタにしたボクの芸は、残念ながら世間から注目を集めたことなど一度もない。けれどあの日、そんなボクの芸を「面白い」とほめてくれる観客が現れた。市川理沙――それが、ボクに向かって初めて微笑みかけてくれた女性の名前だった。「私、友だちがいないんです。よかったら、私と友だちになってくれませんか?」 25年の人生で初めて、ボクに女性の友だちが出来るという瞬間が訪れたんだ――。 |
【キャスト】
佐藤賢治: 原嘉孝
市川理沙: 沢口愛華
佐藤義男: 温水洋一
佐藤ミドリ: 川上麻衣子
兼子三郎: 佐藤アツヒロ
山形ツチノコ: 六角慎司
【スタッフ】
原作:中沢健「初恋芸人」(小学館「ガガガ文庫」刊)
主演:原嘉孝
出演:沢口愛華 温水洋一 川上麻衣子 佐藤アツヒロ 六角慎司 ほか
監督・脚本:夏目大一朗
企画・プロデュース:小浜圭太郎
プロデューサー:峯松里香
協力:小学館
製作:「初恋芸人」フィルムパートナーズ
配給:ギグリーボックス
また、2025年9月13日(土)から開催される「しまなみ映画祭」、10月17日(金)から開催される「ゆうばり国際ファンタスティック思い出映画祭2025」では、本作の特別上映が行われることも発表されているので、あわせて確認してもらいたい。映画『初恋芸人』は2025年冬公開予定。原作小説もガガガ文庫より発売中。
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