【レポート】クライの魅力と第2クールの見どころを熱く語る!アニメ『嘆きの亡霊は引退したい』第14&15話先行上映会&キャストトークイベントの模様をお届け
2025年9月28日(日)に池袋HUMAXシネマズにて行われた「TVアニメ『嘆きの亡霊は引退したい』第14&15話先行上映会&キャストトークイベント」第1部の模様をお届けする。本イベントでは、2025年10月6日(月)より放送開始となった『嘆きの亡霊は引退したい』第2クールの先行上映、ならびにキャスト陣によるトークショーを実施。第1部では約450席がファンで埋まる大盛況ぶりだった。また、来場者へのノベルティとして「オリジナルファイルバッグ」、「嘆きの亡霊の仮面(笑う骸骨)うちわ」、「ダイカットステッカー(2種)」が配布されたほか、会場限定物販も行われた。
第14話、そして第15話の上映が終わると、興奮冷めやらぬままトークショーがスタートした。MCからの呼び込みで、クライ・アンドリヒ役の小野賢章さん、ティノ・シェイド役の久保田未夢さん、リィズ・スマート役のファイルーズあいさん、シトリー・スマート役の小原好美さん、アンセム・スマート役の杉田智和さん、ルーク・サイコル役の天﨑滉平さん、ルシア・ロジェ役の古賀葵さんが登壇。キャスト陣は、来場者の持つ「嘆きの亡霊の仮面(笑う骸骨)うちわ」に注目し、「我々も仮面を持ってくるべきだった」と笑い合った。
トークの冒頭では、「14話のアフレコは一年前に行われた」と小野さんが明かし、会場からは驚きの声が。久保田さんは「14話はティノがものすごく輝いている回だった」と喜び、ファイルーズさんは「楽しくのびのびと演じていた」と当時の現場の様子を語った。杉田さんも「14話のアンセムはまだ子供のころだったので、可能な限りかわいい声を出そうとした」と振り返り、「頑張った結果がアレだよ」と会場の笑いを誘った。また、本作をきっかけにして、小原さんはサイコパスなキャラ、天﨑さんは叫ぶキャラ、古賀さんは声が高音のキャラのお仕事が増えたというエピソードを披露した。
次に「クライの魅力について」の話題となり、久保田さん、ファイルーズさん、小原さんが悩みながらも回答した。久保田さんは「自分にないものを持っているからこそ、ティノはクライに惹かれている」と、自身が演じるキャラクター視点で魅力を言及。ファイルーズさんは「自分の能力が低いとわかっていても、卑屈にならずに堂々としている姿勢が本当に魅力的」と熱弁した。小原さんは「クライはすごい人たらし。みんなを惹きつける魅力があって、演じる小野さんと共通する部分」と、クライの愛されキャラぶりをクライを演じる小野さんと重ねて評した。これには小野さんも「まるで自分が褒められてるみたい」と満足そうな表情を浮かべ、会場からも大きな笑い声が響き渡った。
続いて第2クールの話題に移ると、今度は古賀さん、天﨑さん、杉田さんが回答。古賀さんはネタバレに配慮しながら、「成長したキャラクター」を壇上のキャスト陣にツッコまれながらも全身で表現した。天﨑さんは「個性豊かなメンバーがどんどん出てくるので、キャラクター同士の化学反応を楽しんでもらいたい」と語り、杉田さんは「みんながバラバラにならないように、一つに支えているアンセムの姿を見てもらえたら」と、役への深い思いを明かした。
また、冒頭2話の先行上映も行われた第2クールの見どころについて聞かれると、古賀さんは「台詞をしゃべらないキャラクターの鳴き声」を、天﨑さんは「これから登場予定の大好きなキャラクター」を注目ポイントとして挙げる。ファイルーズさんは「リィズやシトリーの普段とは異なる髪型や服装が楽しめるシーンがあるので、期待してほしい」と、ファン心をくすぐるコメントを述べた。最後に「第2クールはバカンスがテーマなので、皆さんもバカンス気分で楽しんでください」と、小野さんは来場者に呼びかけた。
さらにサプライズとして、OP主題歌を担当する安野希世乃さんとED主題歌を担当するi☆Risからのビデオレターも上映された。i☆Risのメンバーでもある久保田さんは「ED主題歌「夢へのヒトカケラ」の歌詞には、作品の内容やクライの心情が盛り込まれているので、ぜひ注目してほしい」と補足。さらに原作・槻影先生からのメッセージもMCに代読され、第16話以降への期待を高めていた。
最後には小野さんがキャストを代表し「僕らもこの作品が大好きなので、皆さんにも最後まで応援してほしい!」と挨拶。大きな拍手に包まれる中、ステージは幕を下ろした。
アニメ『嘆きの亡霊は引退したい』第2クールは好評放送中。原作小説もGCノベルズより第13巻まで発売中。
©槻影・チーコ/マイクロマガジン社/「嘆きの亡霊」製作委員会
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