独占インタビュー「ラノベの素」 知念実希人先生『偽世界転生』
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2026年7月30日にMノベルスより『偽世界転生』第1巻が発売された知念実希人先生です。医師であり、医療ミステリーの旗手でもある著者が手がけた初のライトノベル作品。ライトノベルの読者はもちろん、一般文芸の読者も手に取りやすい物語には、大きなどんでん返しが待っているとのこと。「この世界はいったいなんなのか」という謎を、ミステリーとして描くに至った経緯や着想、キャラクターについてなど様々にお話をお聞きしました。

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【あらすじ】 20XX年、不治の病に侵された東都規(トキ)は、治療薬が完成する未来を信じ、世界初の長期間コールドスリープに入る。しかし、目覚めた彼を待っていたのは、大小二つの月が浮かび、邪神の眷属が跋扈する異世界だった。トキを“伝説の聖勇(サンフォリス)”として歓待するエルフ族に戸惑うも、言われるがまま世界を救う旅に出ることになる。現実離れした状況に「フルダイブVRだ」と冷めた気持ちでいたトキだったが、その世界には驚愕の真実が隠されていた。果たしてここはVRの“偽世界”なのか、あるいは本当に異世界なのか――。ミステリーの名手が放つ、衝撃の異世界転生譚が開幕! |
――それでは自己紹介からお願いします。
知念実希人です。出身は生まれだけ沖縄で、育ちはずっと東京です。もともと医師をやっておりまして、内科医の5年目あたりから夢だった作家を目指し始めました。2011年の「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞した後、作家としてデビューをしまして、作家業もそろそろ15年が経ちます。ミステリーやサスペンスを中心に執筆しており、ライトノベルに近いものだと、僕の代表作である『天久鷹央』シリーズになるでしょうか。もっとがっつりした本格ミステリーでは『硝子の塔の殺人』、本格ホラーだと『ヨモツイクサ』など、幅広く作品を書いています。
――好きなものや苦手なものなどについても教えてください。
最近は少し時間の管理がうまくいくようになったこともあって、夜に運動をする余裕がでてきました。なので、筋トレの機器やエアロバイクを購入し、自宅をジムのような環境にしながら身体を鍛えています(笑)。身体がリフレッシュすると、アイデアも考えやすくなるのでオススメです。苦手なものは特に思い浮かばないんですけど、何もしない時間が苦手なので、ずっと走り続けているような感じでやってます。
――知念先生は医師と作家の二足の草鞋でお仕事をされていらっしゃいますが、どのような働き方をされているんですか。
僕が作家としてデビューした当時は、医者をフルタイムでやっていました。そこからありがたいことに小説が売れるようになり、執筆の依頼もたくさんいただくようになってからは、じわじわと比率を小説家の方に移し、現在は週1回外来勤務を行っている状況です。兼業ではありますが、週1日以外は専業で作家業をやっている感じですね。先ほども言ったように、特に休みが欲しいと思うタイプではないのと、小説を考えたり書いたりすることに苦を感じないので、朝起きてから夜寝るまでずっと仕事をしてます。とはいえ、締切に追われながら仕事をしたいわけでもなく、アイデアの出力も効率的に行いたいと考えているので、隙間時間に執筆ができるよう工夫しています。特にここ2年くらいは音声入力で小説を書く方法を取り入れました。
――音声入力で執筆をしている作家さんというのは、ほとんど聞かないので驚きました。継続されているということは、パソコンでの執筆と比べて効率は上がっているということですよね。
そうですね。パソコンは常に持ち歩いているわけではないですし、電車の中では立っていると執筆はできないじゃないですか。でもスマホは常に持っているわけで、キーボードがなくても書けるのは非常に効率的です。仕事場でも部屋をぐるぐると回りながら音声入力で執筆をしていますが、パソコンのキーボードで打つよりも、出力速度は1.5倍くらいになっています。もちろん書きながら考えているわけではなく、頭の中で出来上がったストーリーを出力している感じですね。特に僕の場合は物語を作る、考えるスピードよりも、出力するスピードの方が遅いんです。なので、もっと早く出力することができれば、よりたくさんのお話を作れると常々考えていました。僕が一番得意としているのは、物語を考え、構成を考え、頭の中で膨らませて映画のように組み立てていくことです。執筆の作業は文字に落とし込み、みなさんに共有する作業なので、できる限りスピード感があって身体の負担にならない方法として取り入れました。
――座ってパソコンの前にいなくても、それこそベッドで横になりながらでも執筆ができるわけですよね。
おっしゃる通りです。身体は疲れているけど、頭は働かせることができる状態の時ってあるじゃないですか。そういった際に、横になって身体を休ませつつ、執筆もできるわけですね。もちろん万人にオススメできる執筆方法だとは思っていませんし、僕の場合は音声で執筆をした後、雇っている文字起こしのライターさんに誤字脱字や句読点を推敲してもらう作業をお願いしています。その作業は僕じゃなくても可能ですし、自分はそこから推敲すればいいと考えました。音声入力は5、6年前にも一度試していて、当時はAIの聞き取る能力が低すぎて使えませんでしたが、今は普通に聞き取れるようになっています。漢字の変換精度などはまだまだですが、全体的な文字は十分なものが出力できるようになっているので、本格的に取り入れるきっかけになりました。
――これは試してみようと思う作家や書き手は増えるかもしれないですね。
自分に合うと思えたらやってみる価値はあると思います。とはいえ、僕も試行錯誤を3年ほど続けて今の形になっているので、口で執筆するのに慣れるまで半年はかかると思います(笑)。半年かけてだんだんとできるようになって、違和感がなくなっていく。キーボードで書くのと口頭で書くのとでは、表現がおかしくなってしまう時期も随分とありました。いずれにしても慣れだとは思います。一回でも型ができてしまえば、たくさんアイデアを出力したい人にとっては有効な執筆方法なんじゃないかなと思います。
――出力のスピードだけでなく、作家の職業病とも言える腕、肩、腰などへの負担を減らすという意味でも有効な気がします。
そうですね。慣れるまでに時間はかかりますし、みんなに合う執筆方法ではないと思うんですけど、試してみるのはいいのかなと。それで自分に合うと思えば、本格的に取り入れてみたらいいんじゃないでしょうか。
――ありがとうございます。さて、7月30日に刊行された『偽世界転生』ですが、発売から約1週間が経過しました。あらためて読者の反応についてはいかがですか。
みなさん、想像以上に楽しんでいただけているんじゃないかなと。普段は文芸を読んでいてライトノベルを読んでいない人、普段ライトノベルを読んでいて文芸を読んでいない人。両方から好意的な感想をたくさんいただいているので、うまくマッチできたんじゃないかなと思います。

※コールドスリープから目覚めた主人公の前には謎の世界、そして人間ではない種族がいて――
――本作はライトノベルとして刊行されたわけですが、ライトノベルというジャンルへはどのような印象を持たれていますか。
若い頃から『スレイヤーズ』や『魔術士オーフェン』は好きでしたし、異世界ものについては漫画の方が多いですけど、ちょくちょく読んではいました。僕はライトノベルと普通の文学にそこまで壁があるとは感じていなくて、今回もライトノベルを書こうと思って書いたわけではないんです。僕の書いたものをどうやって売るかという過程の中で、ライトノベルというジャンルに区分されただけなんですね。『天久鷹央』シリーズも、今でこそライト文芸というジャンルに区分されていますが、そういう感じのものをイメージして書いたわけではありませんでした。僕はただ、読んでくれた人が楽しんでくれるだろうと考えた面白いお話を書きたいだけで、それが結果的に本格ミステリーや本格ホラー、ライト文芸、ライトノベルに区分けされるだけなのかなと。これはライトノベルに限った話ではなく、最初から特定のジャンルを狙って書こうということ自体があまりないというお話ですね。
――なるほど。本作はライトノベルというジャンルから発売されてはいますが、本質的には過去の作品と大きな違いがあるわけではないんですね。
そうですね。作品の構成としてもミステリーに近く、ライトノベルにおける異世界転生のテンプレートを、ひとつのトリックとして作った作品を書こうと思ったことがきっかけでした。ライトノベルのガワを被っているので、ライトノベルと言っていただいて構わないんですけど、ミステリー的などんでん返しや伏線をたくさん仕込んでいます。ミステリーで言うところの「犯人は誰なんだろう?」と一緒で、本作では「この世界はなんなんだろう?」という謎を置いています。最初はVRの世界だと考えていたけど、どうやら違うようだ。でも異世界転生なんてあり得るわけがない。だけどそうとしか考えられない。自分はいったいどうなってしまったのか。そんな世界の謎を軸にして、ライトノベルのテンプレート的な設定やキャラクターを踏襲しています。けれど、それそのものさえ伏線であるわけです。つまり何が言いたいかというと、僕はミステリーを書いているんですよ(笑)。
――非常に興味深いお話です。本作ではファンタジーの設定もかなり凝っているなと感じていたのですが、それそのものが、今後の展開への伏線である可能性があるわけですね。
典型的なファンタジーの世界を作ること自体がひとつの伏線でしたね(笑)。これ以上はネタバレが濃くなりすぎるので深くは触れないでおきますが、僕自身が一般小説を読んできて、そして書いてきた人間として、異世界転生の文脈に抱いた違和感がありました。もちろんそういった文脈やお約束を否定するわけではありません。ただ、死んでいきなり違う世界にというのはあり得ない、おかしいという感覚から僕は始まると思いましたし、魔法の存在や日本語が通じることへの違和感もあるんじゃないかなと。さらにその世界で順応するにはとても時間がかかると思うし、混乱や恐怖だって生まれないはずがない。一般文芸ではとても重要な内心を書いていくという点において、主人公が覚悟を決めるまでの過程を、できる限りリアルに描くというコンセプトも持たせていました。この作品を位置付けるとすると、異世界転生のアンチテーゼのような感じですね。
――これはライトノベルをメインに読んできている人はもちろん、一般文芸をメインに読んできている人も、それぞれの視点から、そして様々な角度から作品を楽しめそうだと感じます。
ライトノベルを読んでいる方だけではなく、一般文芸を読んでいる方も、ライトノベルとして楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。表現自体は一般文芸寄りなので、これを読んで面白いと思えれば一般文芸を読んでもいいですし、いろいろな壁を取り払える作品になってくれたら嬉しいですね。僕は自分が使える技術を使って、面白い伏線を張り巡らせて、最後に一気にカタルシスを与えることが得意なので、今作もそういった作品になっています。
――続いては謎の世界に身を置くことになった主人公のトキについておうかがいしたいです。トキは内心でいろいろと考えを巡らせている印象を受けつつ、ひとりのキャラクターとして見た時に、突出した特徴がないという点が逆に特徴的だと感じました。
本作は異世界に転生したというテンプレを使い、「すごく面白いどんでん返しのあるミステリーを作れるのではないか」からスタートした作品になります。登場する主人公についての考え方はいろいろあると思うのですが、僕の考え方として、狂言回しでもある主人公はニュートラルにする必要があると思っています。一般文芸では主人公に自分を投影することが基本設計にはなるので、誰でも投影できるニュートラルな人物を描くことが多いんです。主人公が特殊な考え方をしていたり、熱すぎる人間だったりすると、読み手が物語に入れず、小説自体から弾き飛ばされてしまう。枝葉の設定はいろいろありますが、彼の思考や考え方は、普通の人が「そういう状態になった時」に考えるものだと思うんですよ。なので、すごい善人でもすごい悪人でもなく、熱すぎず寒すぎず、ある程度しっかりしている。状況にあわせて少しだけ熱い部分もありますが、そういった塩梅のキャラクターとして作っていますね。

※読者が投影しやすいキャラクターとして描かれている主人公のトキ
――なるほど。そんな主人公の隣に立つ2人のエルフについてもお聞きかせください。姉のアスタリミと妹のレミナですが、主人公に対する感情や接し方が、だいぶ真逆な印象を受けました。
レミナの姉であるアスタリミは、自分が外の世界の人間だと考えているトキにとって、この世界の一員として受け入れてくれる存在であり、頑張ろうとするきっかけになるキャラクターです。この世界は残酷だけれども、それでもこの世界で生きていこうとするトキの決意へと繋がっていきます。もし自分が異世界に行ったと仮定すると、すごく孤独を感じると思うんです。それを癒してくれる人、受け入れてくれる人は、とても重要なわけですね。普通の一般人だったトキが、覚醒するための鍵を握るキャラクターです。

※トキがこの世界で生きる覚悟へと繋がっていくアスタリミ
――一方のレミナは、トキへのあたりがだいぶ強めですよね(笑)。
レミナについては、アスタリミが伝説を信じてトキを受け入れる住人だとすると、トキに対して疑いを抱いている住人になります。トキが本当に聖勇なのか。その伝説に見合う人間なのか。逆に聖勇という存在に対して、強い理想を持っている一人でもあります。レミナの存在は、トキがこの世界で認められるかどうかのリトマス試験紙のような存在です。それと共に、トキを成長させ、トキと共に成長していくキャラクターでもあります。レミナからの評価が変遷していくことで、トキ自身がこの世界で生きていくという自覚を持っていくことになると思います。

※トキを成長させ、トキと共に成長していくことになるレミナ
――ありがとうございます。続いてイラストについてもお聞きできればと思います。本作のイラストはしずまよしのり先生が担当されていますが、イラストを見た時の印象や気に入っているイラストを教えてください。
イラストは全部素晴らしかったですし、素晴らしい以外の何物でもありません(笑)。表紙からして、キャラクターの雰囲気が出ていますし、細かな造形なども描き込んでいただいています。挿絵ではレミナが弓を放つ姿を描いた1枚があるのですが、美しいのは当然で、弓の構え方であったり、躍動的な戦士としての姿が垣間見える構図など、本当に素晴らしいなと思いますね。

※キャラクターの雰囲気が出ているというジャケットイラスト
――イラストにおいては、挿絵の存在が一般文芸とライトノベルにおける大きな違いだと思います。挿絵の存在は知念先生の執筆作業にどのような影響を与えましたか。
文芸では文字でキャラクターを表現しているんですけど、どんなに言葉で表現しても、ひとりひとりの読者によって想像するキャラクターの姿は微妙に違うと思うんです。そういった曖昧さを受け入れながら書くのが一般小説だと思っていて。ただ、ライトノベルの場合はキャラクターを描いてもらえるわけです。僕の頭の中で、雰囲気で書いていたキャラクターも、イラストとして描かれることによりはっきりとした姿になります。ライトノベルは一般文芸以上に、キャラクターに魅力を持たせる文学だと思うので、読者に対してストレートにキャラクターが伝わりますよね。表情や仕草についても読者が認識していることを、書き手である僕も理解しているので、姿や性格がよりリアルになり、キャラクターを動かしやすくなります。キャラクターを魅力的に書く上でも大きなプラスになっていると思います。

※挿絵の存在によってキャラクターをより魅力的に描けるようになるという知念先生
――キャラクターのビジュアル化という点では、8月29日からコミカライズの連載も「マンガがうがう」でスタートするそうですね。漫画版ならではの見どころについてもお聞かせください。
コミカライズは文章で読むのとは別に、ダイレクトにキャラクターの動きがわかりやすく描かれ、ひとりひとりのキャラクターも魅力的に描かれています。小説で読んで得られる魅力とは別の魅力があると思うので、漫画で描かれる世界を堪能していただきたいです。きっと、もっとキャラクターを好きになってもらえるんじゃないでしょうか。

※「マンガがうがう」にて早くもコミカライズ連載がスタート
――ありがとうございます。そして第1巻のラストでは世界の謎に少しだけ迫った引きもありました。あらためて著者からみる作品の見どころと注目ポイントを教えていただけますでしょうか。
本作はラストがどうなるかまですべて決まっています。「この世界はなんなのか」という謎が解ける、ミステリーでいう「どんでん返し」ががっつりと仕込まれています。その謎を解くための手がかりや伏線もたくさん仕込まれていますし、なんなら第1巻の最初の時点で、みなさんが自然と勘違いしていることもあったりします。もちろんキャラクターやストーリーの魅力も楽しんでいただきたいんですけど、同時にミステリーとしても楽しんでもらいたいですね。何かがおかしい、変なことが起きている。そんな違和感を自分なりに推理してみていただけると嬉しいです。そういった考察を行い、最後に真実を知った上で読み直していただくような楽しみ方もしていただきたい。「この伏線はこういうことだったのか」という面白さにも触れていただけたらなと思います。
――第2巻については2027年の発売が告知されています。現時点で触れられる点があればぜひ。
第1巻でも邪神の話は出ていましたが、聖勇が倒すべき敵ですよね。その邪神が第2巻では登場します。そして邪神という存在そのものに対し、大きな驚きがあると思います。読者の方もトキと同じように混乱するんじゃないかなと(笑)。ぜひ楽しみにしていてください。
――続いて、知念先生はこれまでも多くのメディアミックスを著書で実現されていらっしゃいますが、今後ご自身の中で成し遂げたいことや実現したいことがあれば教えてください。
メディアミックスは、僕の書いた作品をいろんな方が自分なりの解釈といいますか、化学反応を起こして出来上がるものだと思っています。もちろんそれが、良くなることもあるし、悪くなることもある。僕としては『天久鷹央』シリーズでアニメ化を一度経験していますが、あらためてアニメ化を経験したいと思っています。アニメは日本のコンテンツ産業で一番強いものだと思っていますし、素晴らしい才能にあふれています。もう一度、その素晴らしい才能の持ち主の方々の手で、自分の作品がアニメとして動いている姿を見てみたいなと思います。
――それでは最後にメッセージをお願いします。
まず第1巻を読まれたみなさんへ。最後にかなり強い引きがありましたが、第2巻が始まると、より大きな謎が登場します。第2巻ではその謎を、そしてストーリーやキャラクターを楽しみつつ、真相まで一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。そして本作をまだ読まれていないみなさんへお伝えすることとしては、本作はライトノベルというジャンルでこそありますが、一般文芸のミステリーでもあります。ライトノベルをメインに読んでいる方には、ライトノベルとしての楽しさとは別に、初めて読むミステリーも楽しんでもらえると思います。一般文芸でいつも僕の作品を読んでくれている方には、これまでのミステリーと同様に大どんでん返しが待っていますので、ぜひ手を伸ばしてもらえたら嬉しいですね。どちらの層にも楽しんでもらえる作品になっているんじゃないかなと思いますので、ぜひ読んでみてください。
――本日はありがとうございました。
<了>
「この世界はいったいなんなのか」。異世界ファンタジーであり、ミステリーでもある謎に満ちた物語を綴った知念実希人先生にお話をうかがいました。第1巻のラストでは世界の片鱗が垣間見えつつも、まだまだ大きな謎が提示されていくという本作。トキたちが行き着く結末に、果たしてどんな大どんでん返しが待っているのか楽しみすぎる『偽世界転生』は必読です!
<取材・文:ラノベニュースオンライン編集長・鈴木>

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