望公太氏&GA文庫によるプロット公開企画『異能バトルは日常系のなかで』&『最強喰いのダークヒーロー』はこう誕生した

GA文庫より、6月15日に新シリーズ『最強喰いのダークヒーロー』が発売となった望公太氏が、新作発売と自身のTwitterフォロワー5,000人突破を記念して、プロットの公開企画を実施した。公開されたプロットは最新作『最強喰いのダークヒーロー』と、TVアニメ化も行われた人気シリーズ『異能バトルは日常系のなかで』の2作品。公開されたプロットには、望公太氏本人による解説なども加筆されており、作家を目指している方はもちろん、他の作家のプロットに興味がある方など注目の内容となっている。なお、当然ではあるが『最強喰いのダークヒーロー』のプロットにはネタバレが多分に含まれているので、目を通される方はぜひ本編を読んでから見てもらいたい。

あらためて、公開された作品の第1巻のあらすじを紹介する。

異能バトルは日常系のなかで

【あらすじ】

俺を含めた文芸部の五人は半年前、とてつもない能力に目覚めた。そして壮大なる学園異能バトルの世界へ足を踏み入れ――なかった!?「なんも起きねえのかよ!」 異能に覚醒してみたものの、日常は完全無欠に平和だ。世界を滅ぼす秘密機関などない! 異能戦争もない! 勇者も魔王もいやしないっ! だから俺たちはこの超級異能を、「黒炎の龍にヒゲ生やせたーっ!!」 気軽に無駄遣いすることに決めた。だが異能バトルに憧れ続けた俺には分かる。真なる戦いの刻が……。「はぁ、バッカじゃないの?」 神スキルとたわむれる何気ない日常。だが、それだけじゃ終わらない新・異能バトル&ラブコメ、開幕!!

⇒ 『異能バトルは日常系のなかで』のプロットはこちら

『異能バトルは日常系のなかで』のプロットについては、ほとんど参考にならない経緯で進行した作品ということもあり、真似はしない方がいいかもしれない。ただ、こういった経緯で刊行に繋がる可能性もある、という点においては頭の片隅に留めておく分にはありなのかもしれない。続いての『最強喰いのダークヒーロー』のプロットについては、編集部の会議を即座に通過したお手本のようなプロットとのことだ。真似をするならこちらのプロットを参考にするといいだろう。

最強喰いのダークヒーロー

【あらすじ】

「こんなの、反則じゃない!」「ククッ。勝ちゃあいいんだよ」『ソードウォウ』――世界を熱狂させる新時代の異能競技。最弱の無名選手・阿木双士郎は、最強の新入生リザを初戦で下してみせた――許されざる卑怯な手によって。騙し、あざむき、裏をかき、奇策にハメて突き落とす。勝つためにあらゆる術を尽くす冷徹な勝負師・双士郎は、「行くぜ、馬鹿おっぱい」「それって まさか私のこと!?」リザを手駒に加え、悪魔的な策略と詐欺で、平和ボケした最強共を容赦なく喰らい尽くしていく。最弱の男が最悪の頭脳で頂点へ。常識を嘲笑う悪党が魅せる、カタルシス満点の痛快大物喰い、開戦!!

⇒ 『最強喰いのダークヒーロー』のプロットはこちら

プロットの作り方は様々だが、作品のウリであったりストーリーの軸であったり、共通項も存在する。ぜひ参考にできる点はきっちりと糧にしてもらって、今後の作品作りに役立ててほしい。また『最強喰いのダークヒーロー』については、第2巻の発売も8月であることが明かされている。公開されたプロットからどんな物語へと昇華されたのか、ぜひ本作を手に取ってみてほしい。

©望公太/SBクリエイティブ イラスト:029

©望公太/SBクリエイティブ イラスト:へいろー

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[関連サイト]

『異能バトルは日常系のなかで』特設ページ

GA文庫公式サイト

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