「ラノベニュースオンラインアワード2016」 第3四半期年間ノミネート選出14作品をご紹介

ラノベニュースオンラインアワード2016」(以下ラノオンアワード)の実施にあたり、2016年1月より毎月開催している月間ノミネート作品の選出も2016年第3四半期を終えました。7月~9月の第3四半期間中に年間ノミネート候補作としてアンケート選出された作品は、シリーズ作品より3作品、新作より11作品となりました。この3ヶ月の主立った選出候補作品は450作品に迫るライトノベルが市場に流通しました。この3ヶ月を一足早く振り返り、読者の注目を集めた作品をあらためて並べています。ここに並んだシリーズ作品はもちろん、新作からも目が離せません。自分はいくつ作品を読んでいるか、そしてまだ読んでいない作品があればぜひチェックしてみてください。第1四半期の一覧はこちら、第2四半期の一覧はこちらでチェック!

【シリーズ作・3作品】

LNaw_第3四半期シリーズ

エロマンガ先生(電撃文庫・7巻)/狼と香辛料(電撃文庫・18巻)/白蝶記(ダッシュエックス文庫・3巻) ※順不同・2016年9月時点

第3四半期で選出されたシリーズは3作品となり、前半期で選出された作品や新作の攻勢を受け、これまでの四半期結果と比較すると大きく数が減少する結果となりました。そんな中、完結巻となった『白蝶記』が選出されるなど、第1四半期、第2四半期と同様に、完結によって作品への注目度がひときわ高くなることが3期連続で示された形です。既存シリーズはライバルが非常に多いため、読者の感情を強く揺さぶり、印象付けた作品が選出されました。

レーベル別に見てみると電撃文庫から2作品、ダッシュエックス文庫から1作品となっています。競争が激しい中で、電撃文庫は層の厚さを示したと言ってもいいでしょう。シリーズ選出が減少した第3四半期でも、その存在感を大きく示しました。振り返ると第3四半期では約230のシリーズが刊行されました(新作および2016年新作にあたるシリーズ刊行も除く)。ノミネート済みのシリーズ作品を押しのけた3作品は、約1.3%という狭き門を潜りぬけ、ノミネートを果たしました。

第3四半期にあたる3ヶ月の結果を並べてみることで、あらためて気になる作品が見つかったら喜ばしいことです。いずれの作品も2016年、ひいては2017年に向けて話題に事欠かない作品ばかりですので、シリーズものでどんなライトノベルを読んだからいいか悩んでいる読者は、ぜひ上記3作品からまずは読んでみてください。そして年間アワードの投票にぜひご参加くださいませ。さあ、続いては新作がどどんと並びます。

【新作・11作品】

LNaw_第3四半期新作

その10文字を、僕は忘れない(ダッシュエックス文庫)/我が驍勇にふるえよ天地(GA文庫)/メロディ・リリック・アイドル・マジック(ダッシュエックス文庫)/いもーとらいふ(電撃文庫)/自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う(スニーカー文庫)/ステージ・オブ・ザ・グラウンド(電撃文庫)/Babel -異世界禁呪と緑の少女-(電撃文庫)/さよなら、サイキック(スニーカー文庫)/妹=絶滅したのです(ファンタジア文庫)/おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界(電撃文庫)/異世界駅舎の喫茶店(宝島社) ※順不同

第3四半期で選出された新作は11作品となりました。今期はノミネートにあたり、シリーズも含む総合部門での選出も多く、読者に強いインパクトを残した作品が多かった印象です。WEB発小説のノミネートも前期よりやや増加傾向となり、作品への印象の残り方は、引き続いて変化の最中にあるようです。

新作もレーベル別にみてみると、電撃文庫から4作品、ダッシュエックス文庫から2作品、スニーカー文庫から2作品、GA文庫から1作品、ファンタジア文庫から1作品、宝島社から1作品となりました。第1四半期と並ぶ形で、電撃文庫発の新作に大きな注目が集まる結果となりました。また第3四半期では、第1四半期と第2四半期を上回る130作品が新たにスタートを切っており、2016年新作のシリーズ刊行をあわせると「今年の新作」と呼ばれる作品は200作品にも上りました。四半期ごとに「今年の新作」は50作品ずつ増加しています。激戦を潜り抜け選出された作品は、ぜひとも多くの読者の手に渡ってもらいたいですね。

2016年第3四半期に躍動した注目の新作11作品。まずはこの中から選び読んでみて、そして今度は面白い作品を自身の手でも探してみてください。そして探し出した面白い作品を、ぜひ月間アワードで投票してください。それがまた多くの人たちが手に取る理由になります。

ラノオンアワードは、毎月開催しており、中々該当月の作品を読み切れないという読者も多いと思います。ただ、読み切らなくても期間中に読めた作品の中からで構いません。少しでも感情を揺さぶられた作品があったのなら、ぜひ投票してみてください。読めていない作品に遠慮をして投票しない選択は、とてももったいないです。毎月のノミネート選出のタイミングを逸したとしても、再選出の機会も設けられるので、読んだ時の感情が冷めないまま、ぜひ毎月投票してみましょう。現在開催中の10月刊投票にもぜひご参加ください!

ラノベニュースオンラインアワード2016年10月刊のアンケート投票はこちら

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