【日刊試読タイム】『ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家』(ファンタジア文庫)
2016年がもう半月も残ってないなんて……!
さて、今回はファンタジア文庫が2016年12月20日に発売する『ラノベのプロ! 年収2500万円のアニメ化ラノベ作家』。まずはジャケットとあらすじをチェックしてみましょう。
【あらすじ】 「俺より売れてる作家の初動に貢献してるんじゃねえぇぇ!!」 アニメがコケた超絶売り豚思考のラノベ作家・神陽太の年収は2500万円。そんな彼は税金対策として雇った幼馴染みの希月結麻と共に、『ある野望』実現のため業界のシビアな金銭事情に真っ向勝負を挑む! 執筆で! |
著者は望公太先生。イラストはしらび先生。望公太先生は第5回HJ文庫大賞にて「金賞」を、第3回GA文庫大賞にて「優秀賞」を受賞されており、TVアニメ化も行われた『異能バトルは日常系のなかで』などを手掛ける作家です。本作はラノベ作家モノの作品のようですね。試し読みでは約45ページが公開されています。挿絵も1枚確認できるので、早速チェックチェック!
⇒ 試し読みはこちら |
俺より売れてる作家の初動に貢献したくないの!
主人公は休学中の大学生ライトノベル作家・神陽太こと、本名・陣内陽太。高校時代にライトノベルレーベルPX文庫で「大賞」を受賞して作家デビューを果たすも、受賞作と二シリーズ目は売れずに撃沈してしまいます。そして身も心もボロボロになりながら作り上げた三シリーズ目が晴れてアニメ化されるも、アニメの売行きは振るわず……。それでも原作の売上は伸びて、陽太は2,500万円の年収を得ることになります。
収入が増えれば税金も当然増え、陽太は税金対策の一環として、ライトノベルのことはよくわからない女子大生の幼馴染、希月結麻をアシスタントとして雇い入れますが、いかんせん「やることがない」。半ば家政婦のような仕事をしてもらいながら、陽太は結麻に対して少しずつライトノベルの業界の話をこぼしていくわけです。極めてお金にシビアな世界である、それでも好きだからライトノベル作家を続けているのだ、と。
それにしてもちょっと甲斐甲斐しすぎやしないかってくらいに、幼馴染の女の子が可愛いわけです。そんな彼女もまた、2,500万円という数字から多くを考えさせられることになります。多いのか、妥当なのか、それとも全然足りていないのか。一線のプロとして活躍する陽太に少しでも近づくために、アシスタントとして力になろうと決意するのです。
試し読みでは、ライトノベルのことをよく知らない希月結麻に対して様々な業界事情を語るところまでが公開されています。試し読みでは明かされていない陽太の叶えたい願いはもちろん、アシスタントとして意気込む結麻の存在や、登場を予定している後輩作家陣にも注目ですね。
気になった方はぜひ試し読みをチェック! さらに物語の続きが気になった方は発売日に書店へGOです!
【日刊試読タイム】とは
試し読みが公開されている発売間近の作品を試し読みを通して紹介します。
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