MFブックス刊『盾の勇者の成り上がり』がシリーズ累計100万部を突破

2017/01/25 ピックアップ

MFブックス刊『盾の勇者の成り上がり』がシリーズ累計100万部を突破した。本作は4人の勇者の一人、盾の勇者として召喚された大学生の物語。武器ではない盾しか装備することができず、勇者の一人とされながらも蔑まれる不条理から這い上がる異世界ファンタジーだ。そして小説投稿サイト「小説家になろう」にて2017年1月現在、総合累計ランキング11位に位置する人気シリーズとなっている。「コミックフラッバー」にて連載が行われている藍屋球氏作画によるコミカライズも大きな注目を集めているほか、2016年9月にはドラマCDブックレットも発売された。第16巻の発売でシリーズ累計100万部を突破した。

七星勇者襲来!!　盾を奪われた尚文は!?

【あらすじ】

七星勇者に会う為フォーブレイを訪れた尚文は、鞭の勇者タクトと対峙する。人を見下した態度をとる彼は、鳳凰戦でアトラが亡くなる原因を作った人物だった。尚文は怒りのままに戦おうとするが、固有の武器だと思われていた盾をタクトに奪われてしまう。防御力の低下により重傷を負った尚文は、意識を失い、不思議な世界を彷徨う。そこで彼を待っていたのは、心強い味方だった。しかし、そこでも厄介事を背負うはめになった尚文は――。「本当、面倒な物を背負い過ぎたな……だが、悪い気分じゃない」　異世界成り上がりファンタジー第十六弾、ここに登場!!

昨年発売されたドラマCDでは、岩谷尚文役を鈴木達央さんが、ラフタリア役を堀江由衣さんなどが演じていた。シリーズ累計100万部を突破した本作は、ラノベニュースオンライン調べのアニメ化が期待されるライトノベル5選の1作品にもなっており、今後の展開もますます気になるシリーズのひとつであることは間違いない。まだ本作に触れたことのない読者は、この機会にぜひ手に取ってみてもらいたい。『盾の勇者の成り上がり』は、MFブックスより第16巻まで発売中。

©アネコユサギ／KADOKAWA　メディアファクトリー刊　イラスト：弥南せいら