『ミミズクと夜の王』のコミカライズが決定 第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作が13年の時を経て漫画化へ

電撃文庫刊『ミミズクと夜の王』のコミカライズが決定した。本作は第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作で、魔物の王に食べてもらおうと夜の森に足を運ぶ死にたがりの少女・ミミズクと、人間嫌いの魔物の王・フクロウの出会いから始まる崩壊と再生の物語。原作小説は2007年2月に刊行、その後2010年に続編となる『毒吐姫と星の石』が発売されていた。コミカライズの作画は鈴木ゆう氏が担当することも決定しており、連載は「月刊LaLa」にて行われる。刊行から13年の時を経て、絶望の果てから始まる珠玉のダークファンタジーが漫画化に向けて動き出している。

 

 

ミミズクと夜の王

 

 

【あらすじ】

魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖。自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」 死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。――それは、絶望の果てからはじまる、小さな少女の崩壊と再生の物語。

 

 

コミカライズの連載は2020年9月24日発売予定の「月刊LaLa11月号」から開始となる。本作は書籍に挿絵が一切入っておらず、ライトノベルとしては異彩を放ちながらも、その物語に読者からは絶賛の声が上がり続けていた名作でもある。このたびの漫画化に伴い、これまで存在していなかったビジュアルという面からも注目度は非常に高い。コミカライズを控えるこの機会にぜひ原作小説も読んでみよう。『ミミズクと夜の王』は電撃文庫より発売中。

 

 

©紅玉いづき/KADOKAWA 電撃文庫刊 イラスト:磯野宏夫

kiji

[関連サイト]

電撃文庫公式サイト

 

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ミミズクと夜の王 (電撃文庫)
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毒吐姫と星の石 (電撃文庫)

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