『霊能師・稜ヶ院冬弥 憑かれた屋敷の秘密』が発売 大学生霊能師がかつてない恐怖に挑む怪奇心霊ミステリー

宝島社文庫刊『霊能師・稜ヶ院冬弥 憑かれた屋敷の秘密』が、2020年9月4日に発売された。本作は小説投稿サイト「エブリスタ」において、ホラー×怪異部門月間第1位を獲得した作品。心霊にまつわる何でも屋「霊能師」の主人公・稜ヶ院冬弥が、仕事のパートナーである狐の神様・孤月とともに、様々な依頼に挑むミステリー作品だ。「霊能師」として活動を始めてから日は浅いものの、口コミは広がり彼のもとを訪れる人達は増え続けていた。そんな彼の評判を聞きつけた一人の依頼者が、とある怪奇現象を解決してほしいと依頼を持ち掛けてくる。

 

 

霊能師・稜ヶ院冬弥 憑かれた屋敷の秘密

 

 

【あらすじ】

G県の山奥にある呪いの廃神社。肝試しで友人とともにそこに訪れた大学生・狭山心愛は、社の中で苦しげな女性の声と赤子の泣き声を聞き、“何か”に追いかけられる。心愛は逃げ切ることに成功するが、友人の一人は逃げ遅れ、いなくなってしまった。後日彼は意識不明の重体で発見され、さらに、同行したほかの友人の様子も異変が表れ――。追い詰められた心愛の相談を受けたのは、同じ大学に通う稜ヶ院冬弥(りょうがいんとうや)。霊能力の持ち主であり、心霊にまつわる何でも屋“霊能師”である彼は、居候の妖怪・孤月とともに調査に繰り出すことに。しかし、廃神社に取り憑いていたのは単なる幽霊ではなく……。

 

 

冬弥のもとを訪れたのは、知人の死をきっかけに奇妙な現象に悩まされている主婦・植村良子。病的なまでにやつれている彼女を悩ませていたのは、深夜の廊下から聞こえる不可解な音、そして常に感じる何者かの視線だった。精神的にも参った様子を見せる良子の依頼を受け、冬弥は孤月とともに彼女の自宅へと向かう。そして冬弥の予想通り、怪奇現象の原因は彼女の自宅に憑いた霊が引き起こしていたものだった。穏便な解決は難しいと判断した冬弥は、強硬手段で霊の排除を決意。孤月とともに無事に依頼をこなすことになる。

 

そんな冬弥のもとには、その後も様々な依頼が持ち込まれることになる。心霊スポットを訪れた大学生たちに降りかかる怪奇現象、名家一族を蝕む謎の呪い。冬弥と孤月が依頼を通して対峙することになる霊たちは、未だかつてない恐怖を伴い、二人の前に立ちはだかるのだが……。ただのミステリーでは終わらない怪奇心霊ファイルにも注目してもらいたい。

 

冬弥のもとに舞い込んでくるそれぞれの依頼は、物語の前半と後半とで印象を大きく変えることになる。真実に辿り着いた時、思わずページを見返したくなる本作。秋の夜長に差し掛かるこの時期にぴったりな、怪奇心霊ミステリーをぜひ読んでみよう。

 

 

©八歌/宝島社

kiji

[関連サイト]

宝島社公式サイト

 

霊能師・稜ヶ院冬弥 憑かれた屋敷の秘密 (宝島社文庫)

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