第2回ビーズログ小説大賞「現代部門・特別賞」受賞作『君が消えた夏、僕らは共犯者になった』『まほろばの鳥居をくぐる者は』が6月30日に同時刊行

第2回ビーズログ小説大賞の現代部門「特別賞」受賞作の2作品が、2021年6月30日に同時刊行された。第2回ビーズログ小説大賞では応募総数558本の中から4作品が受賞。そのうち現代部門で「特別賞」を受賞した『君が消えた夏、僕らは共犯者になった』『まほろばの鳥居をくぐる者は』の2作品が発売されている。

 

 

第2回ビーズログ小説大賞 現代部門特別賞》>

君が消えた夏、僕らは共犯者になった

君が消えた夏、僕らは共犯者になった

©蒼木ゆう/KADOKAWA ビーズログ文庫刊 イラスト:爽々

 

十年前の夏、君はいなくなった——。

思い出をたどり、秘められた真実を見つける青春群像劇。

 

【あらすじ】

「十年前の夏、おれは彼女を“殺して”しまった――」。大学生の透には、忘れられない苦い記憶があった。それから人と関わることをずっと避けてきたが、ある日幼馴染みの空から一通の招待状が届く。それは彼が開発する新ゲームのテストプレイに参加してほしいという依頼だった。久しぶりに同級生六人と再会して、束の間の懐かしさに浸る透。しかしこのゲームは、十年前の事件――朱音の死の真相を暴くべく仕組まれたものだった! 賞金に目がくらみ、一人また一人とゲームから脱落する中、明らかになっていく真実。全てを知った透は朱音を救えなかった過去と向き合い、今度こそ大切な仲間たちを守ろうと決意するが――!?

 

 

まほろばの鳥居をくぐる者は

まほろばの鳥居をくぐる者は

©芦原瑞祥/KADOKAWA ビーズログ文庫刊 イラスト:遠田志帆

 

地面に、女の子が生えている――。

霊験あらたかな“まほろば”の地、奈良を舞台に繰り広げられる現代ファンタジー!

 

【あらすじ】

神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?

 

 

紹介作品は発売中。

 

 

kiji

[関連サイト]

第2回ビーズログ小説大賞特設サイト

ビーズログ文庫公式サイト

 

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