独占インタビュー「ラノベの素」 七斗七先生『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2021年9月18日にファンタジア文庫より『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』第2巻が発売された七斗七先生です。清楚系を謳うVTuberが巻き起こした配信切り忘れ事件をきっかけに、一気に人気ライバーの道を駆け上がり続ける姿をコメディで描いた本作。VTuberの配信活動を動画ではなく小説で描き続ける本作の内容についてはもちろん、数々の個性的なライバーが所属するライブオンに馳せる熱い想いまで、作品の魅力など様々にお聞きしました。
【あらすじ】 数々のおかしなVTuberが所属する大手運営会社ライブオン。配信事故から大人気になった三期生・心音淡雪は、遂に後輩が出来るとウキウキしながら四期生発表配信を見ていたが――「私を貴殿の女にしてもらえないでありますか?」 いきなり淡雪に愛の告白をする四期生が現れて!? 更に、「ゴリラさんの雑学でも話したいと思いますですよ~!」「私を甘やかしてください。なぜなら私は赤ちゃんだからです」と、残りも頭ライブオンなヤツばっかり! 挙句の果てに淡雪は『最(高の)ママ』と呼ばれることになり!? ヤバい四期生襲来!! 衝撃のVTuberコメディ第2弾! |
――それでは自己紹介からお願いします。
日本のかなり田舎の方に住んでいる七斗七と申します。好きなことは漫画やアニメ、ゲームをはじめとしたサブカルチャー全般ですね。『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』の作品内でもかなり散りばめられていると思います。苦手なことは誤字脱字をなくすことでしょうか。感覚で文章を書いてしまうので、見返すことがかなり苦手という(笑)。最近ハマっているものは、アニメの方の『ウマ娘 プリティーダービー』で、もともと動物も大好きで、史実の競馬の知識などもあり、かなりグッときました。以前ならゲームも夢中で遊んでいたと思うんですが、最近は小説を書くことが忙しくなってゲームの時間の確保も難しくなっている感じです。
――サブカルが諸々お好きということですが、お気に入りの作品やご自身に影響を与えた作品などはありますか。
単純に好きな作品ということであれば、『CROSS†CHANNEL』や『ゼノギアス』ですね。創作に興味を抱いたという点で言えば、『CLANNAD』や『リトルバスターズ!』をはじめとしたKey作品になるのかなと思います。こんなに面白いものが文字で作れるんだと感動を覚えましたし、書くということに対しては小説投稿サイトの存在を知ったのも大きなきっかけになりました。執筆歴としては5~6年くらいだと思うんですが、より本格的に取り組んだという意味では本作からということになると思います。もともとは暗めというか、シリアスな作品が好きだったんですが、自分で書いていくうちに、得意ジャンルはコメディなんだなと、読者さんの反応を見ながら理解していったという背景もありますね。
――それでは『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』第1巻を振り返りながらどんな物語なのか教えてください。
まず前提として、本作の世界にはライブオンというVTuberの事務所があり、その3期生に心音淡雪というライバーがいます。彼女は清楚系を売りにしているんですけど、いまいちインパクトがなくて人気が出ず、悩みながら活動していました。そんなある日、彼女は配信の切り忘れというとんでもない失態を犯してしまうんです。そんな配信切り忘れの状態でお酒を飲み、挙句暴走して大変なことになってしまう姿を視聴者の前に晒してしまうことになって始まるというお話ですね(笑)。自分はこの作品そのものが配信系だと思っていて、VTuberの中身のお話ではなく、ライブオンという環境をみんなで楽しむという視点で書いています。本作はVTuberの配信を、書籍を通して楽しんでもらうというテーマにもなっているので、感情移入をして読むことも多い他のライトノベルとは少し違う点なのかなと思っています。
※すべては心音淡雪の配信切り忘れ事件から始まる
――作中でも衝撃的な配信の切り忘れシーンについては、声優の佐倉綾音さんが演じたPVでも非常に話題になりました。あらためて作品の反響はいかがでしたか。
作品に対する反響は正直予想外でした(笑)。もちろん書いているものに対しては、ある程度の自信を持って書いてはいますが、自分自身すごく癖の強い作品を書いているという自覚もあったので、賛否が強く出るんじゃないかと思っていたんです。ただ、実際は自分の想定を超えた多くの方に受け止めていただけていて、すごく嬉しい誤算と言いますか、夢のような状況です。PVについてもあっという間に100万回再生を突破してしまいました。Twitterでも淡雪を演じていただいた佐倉綾音さんの名前がトレンド入りしたりと、とにかくそわそわして落ち着かない状態だったと記憶しています(笑)。PVそのものも、コメント欄の再現度が高すぎて非常に驚きましたし、淡雪が動いて声もつきました。正真正銘、本当のVTuberにしか見えませんでしたよね。自分が思い描いて創作した世界が現実のものになったという感動もありました。
――「作品らしさ」という意味では、書籍の横ジャケットもスマートフォンのようで特徴的でした。
そうですね。本作は内容もライトノベルらしくない異質な存在だと思っていて、パッケージからインパクトを出していこうと編集さんからも言われていました。アイデアをいただいた時は驚きましたが、逆に面白いと思いましたし、自分の中では大成功だったと思います。第1巻から『ぶいでん』と言えば横ジャケットというイメージもついたので、第2巻もそのイメージのまま横ジャケットになっています(笑)。
※第1巻の横向きジャケットは本作を象徴する強い印象を与えたことは間違いない
――続いては本作の着想について教えていただきたいのですが、まず前提としてVTuberが好きじゃないと書けない作品なのかなと感じました(笑)。
おっしゃる通り、この作品はVTuberが好きじゃないと書けないだろうなとは自分でも思っています(笑)。自分自身、VTuberは流行りだした頃からずっと好きで、輝夜月(かぐやるな)さんがニコニコ動画でヒットを飛ばしてから、VTuberが広く認知されるようになったと記憶しています。その当時はお恥ずかしながらキズナアイさんを存じていなかったんですけど、輝夜月さんがどんどん流行って、バーチャルYouTuber四天王と呼ばれる人たちが登場しました。そしてにじさんじが台頭したことで、VTuberに対する箱って概念も生まれ、ホロライブの登場で一層火が付いたような気がします。なので、VTuber黎明期から時代の流れに沿ったハマり方をしていると自覚してます(笑)。当時と比べるとグループVTuberの最新メンバーなど、すべてをチェックすることが難しくなってきてはいますが、好きなライバーの動画はやっぱり見ますし、切り抜き動画もチェックすることは多いですね。
――七斗七先生が考えるVTuberの魅力ってどんなところですか。
自分は結構箱推しな面が強くて、ホロライブもにじさんじも好きです。魅力に触れるなら、ひとつのキャラクターがいて、ひとつの世界観ができあがっている点でしょうか。二次元的な要素が多く取り入れられている点も魅力ですし、リスナーとの距離が近い点も挙げられるかなと思います。普通の配信者というよりも、サブカルチャー的な要素やオタク文化に強く触れている点も魅力を感じますね。
――推しのVTuberっていらっしゃるんですか。
ホロライブ3期生のメンバーは特に好きですね。
――また少しリアルなお話もお聞きしたいのですが、動画配信における笑いは、方向性を誤ると炎上してしまう、紙一重なところも少なくないと思っています。心音淡雪の配信切り忘れも、場合によっては笑いじゃない方向に転がる可能性もなくはなかったのかなと。そういったシーンを描く上で考えられていることがあればぜひお聞きしたいです。
淡雪の配信切り忘れは物語の一発目ということもあり、インパクトのある展開を描きたかったですし、VTuberと深く接したマイナスの要素をうまくヒットのきっかけ、物語が動き出すための鍵として描きたかったという点はあります。ただ、今も書いていて思いますが、おっしゃられるような「やっていいこと」と「やっちゃダメなこと」の線引きはすごく重要だと思っています。自分自身かなり考えながら書いていますし、ともすれば『ぶいでん』を書く上で一番気を付けている点はそこかもしれません。
――線引きを考える上で具体的に悩んだ箇所はどんなところでしたか。
本作は下ネタも結構あるので、常に考えてはいますよね(笑)。後はVTuberとして「それやったらどうなの?」っていうネタには触れないようにしています。中身の人が映ったりは絶対ダメだと思っているので、あくまでVTuberらしい範囲に収まるように。そういう意味でも淡雪は本当にギリギリのラインを走り切ったと思います。配信の切り忘れのシーンでも、例えば他のライバーをけなしたりだとか、彼女には絶対やっちゃいけないことはやらせませんでした。そういう部分に気を付けることが、配信の切り忘れという致命的な失態を、プラスの意味にとらえてもらえるよう向けられた要因に繋がっているのかなと思いますね(笑)。
――そんな淡雪ですが、同期のライバーはもちろん、先輩ライバーや後輩ライバーとの絡みも多く描かれます。女の子同士のわちゃわちゃ感、ちょっとした百合っぽさも、本作の大きな魅力のひとつだと思います。
ありがとうございます。第1巻は淡雪に焦点があてられていて、物語も彼女を中心に描かれました。第1巻の後半からは淡雪以外のキャラクターにもフォーカスがあたるようになっていったと思いますし、第2巻ではその毛色が一層強くなっていきます。百合っぽさという点については、自分自身百合ものは大好きですし、好きな女の子同士が絡んでいる姿なんて絶対好きになるじゃないですか(笑)。女の子同士がお互いを友情や恋愛の感情で想い合う姿には、人を惹きつける尊さがあると思うんです。みんな心理的に百合が好きだと思うんですよ。そんなライバー同士の絡みもぜひ注目していただきたいです。
※ライブオンに所属する様々なVTuberとの絡みは尊さと笑いが満載
――そして本作についてお聞きするにあたっては、ストゼロについても必ず触れなくちゃいけないと思っていました(笑)。本作の代名詞に至りつつある経緯を教えてください。
これはもう単純に、自分がチューハイ好きという(笑)。逆にそれ以外のお酒がちょっと苦手なくらいで。もともと主人公がお酒を飲んで暴走するっていう展開は決まっていて、最初はビールかなって思ったんです。でも自分はビールが苦手だから書けないし、それなら好きなチューハイの中でダントツのインパクトを持つストゼロにしようと。ストゼロなら美味しさも自分で理解しているわけですし、リアリティを持って書けるなと考えました。ちなみに味は王道でレモンが好きです(笑)。
※ストゼロの擬人化とまで言われることも……!?
――ありがとうございます。本当に「好き」から誕生している作品だとあらためて強く感じました(笑)。では続いて、ライブオンで活躍するキャラクターについてもお聞きかせください。
では何名か紹介しようと思います。まず心音淡雪(こころねあわゆき)ですが、本編が始まる前までは清楚一辺倒というか、逆に言うと特徴があまりないライバーでした。良く言えば落ち着いた配信、悪く言えばインパクトのない配信が続いていたわけです。そんな彼女がストゼロを飲んで生まれた、シュワちゃんと呼ばれるもうひとつの姿をネタとして活かしながら、清楚とのギャップで盛り上げていくわけです。前半はシュワちゃんへの反響で戸惑うシーンもありましたが、結果として配信スタイルを確立するに至ったギャップのあるキャラクターですね。
※清楚系を売りにするも鳴かず飛ばずの状況が続いていたライブオン3期生・心音淡雪
続いてシュワちゃんは淡雪がストゼロを飲んで酔っ払った姿です。人の欲望の塊というか、女の子が大好きで、かなり男性的な嗜好が強めです。自分は男性的な嗜好を持つ女性というギャップがすごく魅力的に映るんです。なので、ばんばん下ネタを言いますし、ふざけたことも言いますし、清楚の対義語と言っていいくらいハチャメチャな存在になっています。
※淡雪がストゼロを飲み酔っ払って誕生したシュワちゃん
彩ましろ(いろどりましろ)はイラストレーター兼VTuberで、元々イラストレーターだったんですけど、そこからVTuberもやり始めた存在です。心音淡雪のキャラクターもデザインしており、VTuber界で言われている「ママ」という存在でもあります。一見クールで淡々としている印象ではありますが、情に厚い人間味溢れるキャラクターです。彼女に関しては淡雪に最も適したツッコミキャラクターを考える中で誕生したキャラクターでもあります。
※心音淡雪やシュワちゃんをデザインしたライブオン3期生・彩ましろ
柳瀬ちゃみ(やながせちゃみ)は見た目が「これぞ陽キャ!」といった感じですが、内面はめちゃめちゃ陰キャです(笑)。ギャップに魅力を感じるというお話も少しさせていただいていたと思いますが、ギャップから生まれる魅力をどんどん過大解釈して作ったのが本作であり、ちゃみもまたそんなキャラクターの一人です。彼女は書籍化、イラスト化されたことで読者人気に火が付いたと思っており、ビジュアルでのギャップも非常に魅力的なキャラクターです。
※イラスト化によって読者人気に火が付いたというライブオン3期生・柳瀬ちゃみ
宇月聖(うつきせい)はライブオン2期生として、下ネタをバンバン言えちゃう環境を作り上げた存在の一人です。聖も第1巻や第2巻で出ている部分がすべてではないんですが、第1巻の内容で言うとシュワよりも過激なキャラクターになっていますね(笑)。聖にはもともと百合もののセクシー女優というバックボーンがあるので、その経験に基づいた過激なネタの多さが彼女の魅力のひとつです。
※時に性様の愛称(?)でも親しまれている宇月聖
朝霧晴(あさぎりはれる)はライブオンがまだ無名の頃の1期生として生まれたキャラクターです。ライブオン自体、作中では既に有名な状態ですが、晴は試作的な感じで生まれることになりました。とにかく超万能キャラで、歌もできればあらゆるネタにも対応することができ、ライブオンの知名度を一人で爆上げさせた立役者でもあります。第1巻と第2巻では登場機会こそ少ないですが、今後はそういった部分も明らかになっていくので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
※ライブオンの立役者で皆の憧れの的でもある朝霧晴
他にもまだまだライブオン所属のライバーはいるのですが、そちらはぜひ本編で確認していただけたらと思います!
――ライブオンには極めて個性的なライバーが多いわけですが、常識人枠を選ぶとしたら誰になるんでしょう。
正直いないなって思いますね(笑)。しいて言うなら、ツッコミができるキャラとして、ましろ、シオン、ちゃみ、シュワじゃない方の淡雪ですかね(笑)。晴は少しズレていると思っていて、あらゆる対応ができるキャラクターではあるんですけど、常識というよりは自分の好き勝手に動いているキャラクターという感じです。
――話題に事欠かない本作ですが、コラボの展開も凄まじいですよね。『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』のVTuber化にあわせて、Twitterのタイムラインでコラボするという異色の展開はもちろん、七斗七先生がお好きだというホロライブ所属の宝鐘マリンさんとのコラボも行われています。
そうですね。『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』とのコラボについては、まず『ろしでれ』がVTuberをやるってお話を聞いた時に、素で「え?」って聞き返すほどでした(笑)。お声掛けいただいた際は非常に驚いたんですが、コラボの内容を聞いて「ああ、なるほど」とも(笑)。現代ラブコメの代表作のひとつと言っても過言ではない『ろしでれ』と、作品性がまったく違う『ぶいでん』。そういった意味でも双方の読者層はかなり違うと思いますし、お互いの作品を知るきっかけになるという意味でも、「なるほど」という企画だったと思います。もともとこの作品はWEB小説の中でもアングラ的な作品でもあったので、人気作品とのコラボには古参の読者さんから「あの『ぶいでん』がここまで……」と言った感想をいただいたりもしました(笑)。ホロライブの宝鐘マリンさんとのコラボ動画についてもとにかく嬉しいです。コラボ動画も公開されたばかりなので、ぜひチェックをしていただけたらと思います。
――本作のイラストは塩かずのこ先生が担当されています。キャラクターデザインを見た際の感想や、お気に入りのイラストについてお聞かせください。
まず、塩かずのこ先生にはものすごく協力していただきました。WEB版と書籍版とでは、実はキャラクターのデザイン描写がかなり違っていて、VTuberらしさがありませんでした。そこで塩かずのこ先生と担当編集さんにVTuberらしいデザインを考えていただきました。もう全キャラお世話になったので、どのキャラクターにも非常に愛着があります。その中でも特に気に入っているのは、柳瀬ちゃみとシュワのデザインでしょうか。イラストでは淡雪が顔芸をやっているイラストが好きです。基本的にイラストはかわいさと面白さが両立している傾向なのですが、一枚ネタに全振りしたイラストを挟むと強く印象に残りますよね(笑)。
※塩かずのこ先生が描く本作のイラストは見どころしかない
――それではあらためて、発売された第2巻の物語や見どころについて教えてください。
第2巻の本筋は第4期生、後輩が生まれたということで、ライバーの先輩としての淡雪の成長、そしてましろとの友情がテーマになっています。物語の書き方も第2巻から書籍らしさが出ているんじゃないかなと思います。WEB版は自分の大好きなライバーさんの要素を取り入れて、理想の箱を作ってやろうという、二次創作の流れを汲んだ一次創作として生まれました。そこから物語が進み、ちょうど第2巻のはじまりが、書籍化の打診をいただいた頃に重なっています。キャラクター達がどんどんパロディとしての存在だけでなく、ライブオンという箱の中で自立していくことになります。ライブオンというオリジナルの箱の魅力を、より強く感じていただけるようになるんじゃないかなと思います。
――第1巻のエピローグでも少しだけ登場した第4期生についても教えてください。
一言で表すなら、ライブオンがやらかしてきたことの集大成というか(笑)。3期生や2期生と比べてもぶっ飛んでいるキャラクターが多いですね。ただ、第2巻の内容だけが4期生の全貌ではありません。4期生の中にはまだまだ己の牙を隠しているキャラクターもいるので、楽しみにしていただければと思います。ライブオンからお気に入りのライバーを見つけていただいて、ぜひ注目してもらいたいです。
※4期生の活躍(?)にも注目してもらいたい
――今後の目標や野望があれば教えてください。
現段階だとこの小説は、心音淡雪がTwitterやPVを通じて、多少の知名度を得ているという状況の作品だと思っています。自分としてはライブオンという箱そのものが、ひとつのVTuberの箱のように、みなさんに認知されるようになってくれたら嬉しいと思っていて、それが当面の目標になります。自分にとってはライブオンの発展が一番です!
――最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。
これからもどんどんライブオンのお話が続いていきます。実際のVTuberさんの活動のように、自分の推しのキャラクターの活躍を応援していただけたらと思います。また、コンプエースでのコミカライズ企画も進行しておりますので、こちらも引き続き楽しみにしていただければと思います。ライバーとしての彼女たちの活躍にご期待ください。第2巻以降もよろしくお願いします!
――本日はありがとうございました。
<了>
ライブオン所属のライバーの大活躍(!?)をコメディとして綴る七斗七先生にお話をうかがいました。個性的なライバー同士の掛け合いを笑いながら、そして楽しく読めること間違いなしの本作。推しのキャラクターを見つけたら応援せずにはいられない『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』は必読です!
<取材・文:ラノベニュースオンライン編集長・鈴木>
©七斗七/KADOKAWA ファンタジア文庫刊 イラスト:塩かずのこ
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