『英雄教室』はTVアニメとして2023年放送開始 アニメーション制作はアクタスが担当へ
ダッシュエックス文庫刊『英雄教室』が、TVアニメとして2023年に放送されることが決定した。本作は魔王と相打ちになったことで勇者としての力を失った少年ブレイドが、勇者を養成するエリート校に入学させられて始まるファンタジーコメディ。TVアニメ化の決定にあわせて、主人公であり超生物な元勇者「ブレイド」と本作のヒロインで学園の女帝「アーネスト」が描かれた、キャラクターデザイン・川村幸祐氏による描き下ろしティザービジュアルも公開。さらに、原作者・新木伸氏をはじめとした原作陣とスタッフ陣からのコメントも到着した。アニメーション制作はアクタスが担当する。
【イントロダクション】 世界を苦しめる強大な魔王と互角の戦いを繰り広げ、痛み分けによって人類を救った勇者がいた――その名はブレイド。幼い頃から勇者としての素質を認められ、誰もが憧れる存在であった。だが、ブレイドは魔王との戦いのあと、ダメージによってパワーが減退していく中で、こうも思っていたのである。“ようやくこれで、一般人になれる!”と。そしてブレイドは、知り合いを頼って「ローズウッド学園」に入学。“フツー”の学生としてトモダチを作り、華やかで楽しいスクールライフを謳歌しようとする。だが、個性豊かなクラスメイトたちや様々なトラブル、そして英雄を養成するエリート学校であるローズウッド学園が“フツー”のはずがなく…!? シリーズ累計160万部の超人気ライトノベル『英雄教室』が、満を持してTVアニメ化! 英雄の座を降りた元勇者ブレイドが、“フツー”を求めて奮闘するバトルファンタジー! 目指せ、普通。満喫したい、青春。でも、フツーの青春って一体なんだ!? |
【スタッフ】
原作:新木伸/イラスト:森沢晴行『英雄教室』(集英社ダッシュエックス文庫刊)
監督:川口敬一郎
シリーズ構成・脚本:ハヤシナオキ
キャラクターデザイン・総作画監督:川村幸祐
アニメーション制作:アクタス
■原作者&スタッフ陣コメント
新木伸(原作)
「英雄教室」祝アニメ化! 作品が翻案されることは、原作者としての本懐だなぁ、と、しみじみ実感しています。小説のときにはイラストが。コミックのときには時間軸が。そしてアニメのときには動きと声が。それぞれ文字媒体には存在しないものでして。原作者として、いつも新鮮な気持ちでワクワクしています。
森沢晴行(原作イラスト)
アニメ化おめでとうございます!! 英雄教室という作品はライトノベルで長く続いてて、随分と多くのキャラを生み出した気がします。そんなキャラたちが画面の中でハチャメチャに動いてくれるのを今から楽しみにしてます!
岸田こあら(コミカライズ)
コミカライズの際には、各キャラを我が子のような気持ちで描かせていただいておりましたので心の底からうれしいです。作品に携わることができて大変光栄です!アニメ楽しみです!
川口敬一郎(監督)
『英雄教室』は、男女問わず魅力的なキャラクターが沢山登場し、バリエーションに富んだ物語が繰り広げられています。アニメ版では原作の持つポテンシャルを最大限に生かしつつ、キャラクターはより魅力的に、アクションは派手にカッコよく、アニメならではの面白さを追求しています。音響面でも強力なスタッフが参加してくれています。そして、その、アニメーションは、私の古巣、株式会社アクタスで元気に制作中です!バンダイナムコグループの名に恥じない傑作アニメにするべく、日夜奮闘中です!ご期待ください!
ハヤシナオキ(シリーズ構成・脚本)
元勇者で超生物。そんなブレイドが願うのは、一般人として平穏で闘いのない学園生活。だったはずなのですが、英雄を目指す教室でなにも起こらないはずもなく、ブレイドとしては不憫ながら、アニメとしてはトラブルあり闘いありの、難しいことはあまり考えず、ただただ楽しんで観ることのできる作品となっています。原作ファンの皆様にも喜んでもらえるアニメを目指していますので、『英雄教室』の放送開始までお待ち頂けると嬉しいです。
川村幸祐(キャラクターデザイン・総作画監督)
キャラクターデザインを担当させていただきます、川村です。考えてみれば今まで色々な作品に携わってきた中で、こういったファンタジー系をがっつりやらせていただくのは初めてなのではないかなと思います。明るく楽しく馬鹿な事もやりつつ、でも決める時は決める、そんな魅力的なキャラ達を描いていければと思っております。よろしくお願いします!
アニメ『英雄教室』は2023年放送開始予定。原作小説もダッシュエックス文庫より第12巻まで発売中。最新13巻も2022年7月22日発売。
<新木伸先生:ダッシュエックス文庫7周年記念特別企画インタビュー>
©新木伸・森沢晴行/集英社・英雄教室製作委員会
[関連サイト]