『異修羅』TVアニメ化決定　2種のティザービジュアル＆PVなど最新情報が一挙解禁

2023/02/12 アニメ

電撃の新文芸刊『異修羅』のTVアニメ化が決定した。本作はありとあらゆる種族、能力の頂点を極めた修羅達が、「全員が最強、全員が英雄」の中で“本物の勇者”という栄光を求め、死闘を繰り広げるバトルファンタジー。原作小説は現在第6巻まで発売されている。TVアニメ化の発表にあわせて、“強者”による理不尽な力で日常を奪われた少女「ユノ」のビジュアル、そして変わり果てたナガン市を圧倒的スケールで感じられるビジュアルの2種のティザービジュアルがお披露目された。さらに最新情報も一挙公開され、十数名におよぶメインキャストのうち2人が解禁。 1人目の修羅であるソウジロウ役を梶裕貴さん、“強者”による理不尽な力で日常を奪われた少女・ユノ役を上田麗奈さんが演じることが明らかとなり、ティザーPVではキャラクターボイスも初披露となった。

異修羅ティザービジュアル

【あらすじ】

地平のすべてを恐怖させた魔王が打ち倒され、破滅に怯える必要がなくなった時代。未来に夢を見ることができるようになった今、少女は理不尽な暴力の渦中にいた。素晴らしかった景色はもはやなく、都市も、草花も、全てが燃えている。生きながら解体されていく親友の苦悶の断末魔を聞きながら、少女は逃げ出した。親しい誰かが死にゆくとき、自分が無力でいること以上の絶望があるだろうか。しかし、少女の前にふらりと現れた一人の剣士が、絶望を、抗うことのできなかった理不尽を、たった一振りのなまくらで、いともたやすく斬り伏せてしまった。「――柳生宗次朗。このオレが、地球最後の柳生だ」　この世界には、あらゆる“力”の頂点を極め、「最強」の名を戴く者たちがいる。剣士もまた地平に蠢く無数の、“修羅”の一人。魔王亡きこの世界で、なおも闘争を求める、その一人目に過ぎない。――そうか、私はこの男が、“強者”が許せないんだ。幾度も命を救われたにも関わらず、少女に芽生えた見当違いな感情。しかし、すべてを失った少女には自分自身を支えていく理由が必要だった。――この男を殺す。この世界には、それができる“強者”がいる。理不尽な“強者”たちへの憎悪を支えに、少女は剣士と共に歩き出す。「最強」を殺す旅路は、そうして始まりを告げた。

TVアニメ『異修羅』ティザーPV

【キャスト】

柳の剣のソウジロウ：　梶裕貴

遠い鉤爪のユノ：　上田麗奈

■関係者お祝いコメント＆イラスト

原作著者：珪素

『異修羅』のアニメ化が発表されました。この場を借りて私の口からも感謝を申し上げます。原作を読み、購入し、応援してきた読者の皆様の足掻きは……我々の野望である『異修羅』のアニメ化のために、実に役に立ってくれました。驚きましたか？　全てはこのための計画――いずれ偉大なる制作スタッフ様が素晴らしき仕事の数々をこの地上へともたらし、皆様へと真の『救済』を賜ることでしょう。では皆様、『異修羅』アニメの到来を、楽しみにお待ち下さい。

原作イラスト：クレタ

異修羅

柳の剣のソウジロウ（CV：梶裕貴）

柳の剣のソウジロウ

「地球最後の柳生」を名乗る異世界の剣豪。どんな状況にあっても自分のペースを崩さず、常に斬ることを楽しみ、強敵と戦うことを求める戦闘狂。一瞬にして敵の急所を見極め、なまくら刀で巨大構造物すらも切断する頂点の剣術を振るう。

梶裕貴さんよりコメント

最強たちによる、まさに最強の異世界バトルファンタジー！　ラノベならではの世界観、アニメならではの表現に、僕も大興奮しております。自信に満ち溢れ、強敵と闘うことのみを純粋に求めているソウジロウの姿には、ある種の漢のロマンを感じます。演じていて、最高に気持ちの良いキャラクター！　放送まで、今しばらくお待ちください！

遠い鉤爪のユノ（CV：上田麗奈）

遠い鉤爪のユノ