ラノベニュースオンラインアワード2024年4月刊の投票アンケート結果を発表
発売されたばかりのライトノベルから面白い作品を発信していくラノベニュースオンラインアワード2024年4月刊の投票アンケート結果を発表いたします。得票数の多かった順から【総合部門】【新作総合部門】【新作部門】にて3作品ずつ、【熱かった部門】【感動した部門】【笑った部門】【萌えた部門】では1作品ずつ選出しました。2024年に注目すべき選出作品に大注目です！
2024年4月刊
総合部門
Unnamed Memory -after the end-（電撃の新文芸）
孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた（オーバーラップ文庫）
月の白さを知りてまどろむ（DREノベルス）
総合部門は全得票の中から部門をはじめシリーズや新作を問わず、得票数の多かった作品が選出されています。第4巻が発売された電撃の新文芸刊『Unnamed Memory -after the end-』、第1巻が発売されたオーバーラップ文庫刊『孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた』、第3巻が発売されたDREノベルス刊『月の白さを知りてまどろむ』の3作品が選出されました。『Unnamed Memory -after the end-』には「新大陸を舞台に喪失と贖いを書いた2つの物語。未知の世界を旅するワクワク感を主人公達と味わうことができて楽しかったです！ よく練られた世界観に改めて嘆息。アニメの時系列との温度差でガラスのハートが割れちゃいますね！（イズミ）」や「新しい大陸の文明に慣れた夫婦の姿から、大変衝撃を受けました。今までまさか「アンメモ」でアレ（カーチェイス）などを見れるなんて想像も出来ませんでしたので、とてもワクワクでした。最後の章外では泣きました…（ノキ）」などの感想が寄せられました。『月の白さを知りてまどろむ』には「シシュの面白さのおかげで辛い展開も乗り越え、幸福な終わりに辿り着くことができました。ありがとうシシュ（ほたる）」や「初めてライトノベルにハマり最初に出会ったのが古宮九時先生なので投票させていただきました。何度も読んでしまうぐらい大好きです。これからの活動も応援しています（チョコ）」などの感想が寄せられました。続いては個別部門です。
2024年4月刊
熱かった部門
『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる（GCN文庫）
2024年4月刊
感動した部門
青を欺く（MF文庫J）
2024年4月刊
笑った部門
小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている（MF文庫J）
2024年4月刊
萌えた部門
月の白さを知りてまどろむ（DREノベルス）
第2巻が発売されたGCN文庫刊『『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる』が熱かった部門、第2巻が発売されたMF文庫J刊『青を欺く』が感動した部門を、第2回「MF文庫J evo」受賞作『小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている』が笑った部門を、「総合部門」でも選出された『月の白さを知りてまどろむ』が萌えた部門で選出されました。『『人斬り』少女、公爵令嬢の護衛になる』には「自分を省みずに誰かを救おうとする展開がアツかったです。献身的なルーデシア様と戸惑うシュリネの関係が尊くて可愛かった…！！（きた）」などの感想が寄せられました。『青を欺く』には「今回は映画制作がメインではなく、桜はるかの役者人生としてのお話で、そういう人情関係のエピソードが大好きなのでとても刺さりました！互いが互いを思うが故にぶつかったり、支えあったり、将来のことを想ったり、雫達が映画を作れる『今』という時間を大切にしているのが本当に尊いと思いました（シロン）」などの感想が寄せられました。『小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている』には「小説・漫画業界の現状を批判マシマシで駄弁るクソ笑えるお話でした！（銅鑼イワン）」などの感想が寄せられました。続いては新作です。
2024年4月刊
新作総合部門
孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた（オーバーラップ文庫）
汝、わが騎士として（電撃文庫）
転生アラサー女子の異世改活（HJノベルス）
2024年の新作総合部門では全得票数の中から部門を問わず、得票数の多かった2024年刊行の新作（シリーズ化も含）が選出されています。「総合部門」でも選出された『孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた』、第30回電撃小説大賞「選考委員奨励賞」受賞作『汝、わが騎士として』、第2巻が発売されたHJノベルス刊『転生アラサー女子の異世改活』の3作品が選出されました。『孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた』には「主人公が高校で部活に励むのは珍しくないが、野球・・特に甲子園レベルの選手が題材になる作品は意外？と少なく、野球好きの立場として「こういう話が読みたかった」と思っていた。その野球と無縁に見えた、きれいすぎるソフィアの素性が意外なところにあったのも驚いた（せとたか）」や「「お隣遊び」がかなり面白かったので読ませていただきました。まず何よりもヒロインのツンデレがとにかく可愛い、素直になれない子はいいですなぁ（May@中野五月推し）」などの感想が寄せられました。
2024年4月刊
新作部門
孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた（オーバーラップ文庫）
汝、わが騎士として（電撃文庫）
怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった（スニーカー文庫）
新作部門は面白かった新作に投票された作品より選出されています。「総合部門」と「新作総合部門」でも選出された『孤高の華と呼ばれる英国美少女、義妹になったら不器用に甘えてきた』、「新作総合部門」でも選出された『汝、わが騎士として』、スニーカー文庫刊『怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった』の3作品が選出されました。『汝、わが騎士として』には「電撃文庫らしい王道ファンタジーで、バトル描写と共にバディものとしての展開も十分楽しめるものでした（シキノゼ）」などの感想が寄せられました。『怠惰な悪辱貴族に転生した俺、シナリオをぶっ壊したら規格外の魔力で最凶になった』には「鞭打ちシーンから始まる悪役貴族のゲーム転生。転生後の主人公ヴァイスは惨殺されるシナリオを変えるため、努力により早々に最強になります。その後はゲームキャラとの出会いを楽しんでいくのですが、ヴァイスが大きく変わったことで周囲のキャラにも変化が現れる。王道ですが、キャラの人間味とコミカルさのバランスがよく、読んでいて飽きません。ゲーム主人公のアレンや魅力的なヒロインズとの今後の関係がすごく気になるので2巻を早く出してほしいです（名無し）」などの感想が寄せられました。
有効票数は213票。2024年4月刊作品では以上の結果となりました。選出作品はラノオンアワードのノミネート作品となるとともに、今後のさらなる飛躍が楽しみな作品と言っても過言ではありません。ライトノベルはどの作品を読んだらいいかわからない、「今」面白いと言われている作品を読んでみたい、そんな方々はぜひ選出作品を読んでみましょう。
また、残念ながらノミネートは叶わずとも複数の投票者から注目を集めていた作品として、新作部門では電撃文庫刊『凡人転生の努力無双 ～赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました～』、熱かった部門では第6巻が発売されたMF文庫J刊『死亡遊戯で飯を食う。』、笑った部門では第8巻が発売された一迅社ノベルス刊『ふつつかな悪女ではございますが』などが惜しい結果でした。
2024年をより勢いづける作品の登場が楽しみなラノベニュースオンラインアワード2024年5月刊を対象とした投票アンケートは2024年6月上旬より開催を予定しています。発売されたばかりの旬なライトノベルを盛り上げるため、2024年の5月刊であなたが読み、そしてオススメしたい作品にぜひ投票してみてください。