このライトノベルがすごい!2025:『負けヒロインが多すぎる!』が文庫部門1位&単行本・ノベルズ部門は『魔導具師ダリヤはうつむかない』が1位に

2024年11月26日に発売される「このライトノベルがすごい!2025」(宝島社刊)にて、『負けヒロインが多すぎる!』が文庫部門で1位を獲得、単行本・ノベルズ部門では『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』が1位を、総合新作部門では『誰が勇者を殺したか』が1位を獲得した。「このライトノベルがすごい!」は宝島社が2004年より刊行しているライトノベルのBESTランキング書籍。本誌では文庫部門1位作品、単行本・ノベルズ部門1位作品、総合新作部門1位作品の著者インタビューが掲載されているほか、20名の作家による20年の振り返りコラム、さらに殿堂入りを果たしている『千歳くんはラムネ瓶のなか』のスペシャルインタビューも収められている。

 

 

負けヒロインが多すぎる!

 

 

文庫部門では『負けヒロインが多すぎる!』(ガガガ文庫・著:雨森たきび・イラスト:いみぎむる)が1位に輝いた。2024年7月から9月にかけて放送されたTVアニメを契機のひとつに、人気が爆発。その勢いのまま1位に輝く結果となった。2位は『誰が勇者を殺したか』(スニーカー文庫・著:駄犬・イラスト:toi8)、そして3位には、こちらも2024年7月から9月にかけてTVアニメが放送された『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(スニーカー文庫・著:燦々SUN・イラスト:ももこ)が2年連続で3位に選ばれている。

 

 

魔導具師ダリヤはうつむかない10

 

 

単行本・ノベルズ部門では『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』(MFブックス・著:甘岸久弥・イラスト:景、駒田ハチ)が1位に輝いた。2024年4月から6月にかけてはTVアニメの放送も行われており、躍進した形となっている。2位は『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』(アース・スターノベル・著:十夜・イラスト:chibi)、3位には『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?』(SQEXノベル・著:十夜・イラスト:宵マチ)が選ばれた。2位と3位は昨年と同じランクイン結果となっており、2年連続で同一作者の作品がトップ10に同時選出されている。

 

 

誰が勇者を殺したか

 

 

新作部門は「このラノ2021」より文庫部門と単行本・ノベルズ部門で統合されており、総合新作部門では『誰が勇者を殺したか』(スニーカー文庫・著:駄犬・イラスト:toi8)が1位に輝いた。2位には『こちら、終末停滞委員会。』(電撃文庫・著:逢縁奇演・イラスト:荻pote)、3位には『白き帝国』(ガガガ文庫・著:犬村小六・イラスト:こたろう)が選ばれた。

 

 

本誌には作品ランキング以外にもお馴染みとなっているキャラクターランキングやイラストレーターランキングも掲載されているほか、自分の好きな作品を見つけられるジャンル別ガイドなど多くの作品紹介も行われている。ラノベニュースオンラインで開催している「ラノベニュースオンラインアワード」と本誌の結果とで選出されている作品群を見比べてみるのも面白いだろう。今年もまだまだライトノベルには新刊が登場する。既存の作品とあわせて、面白いライトノベルにどんどん触れてもらいたい。

 

 

©雨森たきびいみぎむる/小学館「ガガガ文庫」刊

©甘岸久弥/KADOKAWA MFブックス刊 イラスト:駒田ハチ

©駄犬/KADOKAWA スニーカー文庫刊 イラスト:toi8

kiji

[関連サイト]

ガガガ文庫公式サイト

MFブックス公式サイト

スニーカー文庫公式サイト

宝島社(このライトノベルがすごい!文庫)公式サイト

 

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