100店舗を超える合同フェアも開催! 新紀元社2月新刊『リビティウム皇国のブタクサ姫2』をご紹介
2月8日、新紀元社は『リビティウム皇国のブタクサ姫』の第2巻を発売する。本作は「第2回なろうコン大賞(現:ネット小説大賞)」の受賞作「吸血姫は薔薇色の夢をみる」の佐崎一路氏とまりも氏のタッグが贈る、小説投稿サイト「小説家になろう」の人気作品待望の第2巻となる。上述の2作品はそれぞれ異なる作品でありながら、同一の世界を舞台にしている作品でもあるのが特徴だ。魔術の修業もダイエットも順調だったジルは、旅先で置いていかれてしまい――。本紹介ページでは口絵、そして挿絵の一部を一足早く公開するぞ。

秋の終わりは旅の始まり。
再会を喜ぶ矢先に――えっ、恋人役!?
【あらすじ】 醜く愚鈍な「ブタクサ姫」だった自分を捨て、【闇の森】に暮らす魔女レジーナの弟子として生きることを決めたジル。口の悪いレジーナのもとで家事をこなしつつ、新しい友人や〈天狼〉の使い魔も得て、魔術の修行もダイエットも順調に見えた秋の終わり。バカンスと言われてレジーナとともに旅に出たジルは、その帰路に、レジーナがジルを置いて失踪したことを知り愕然! 【闇の森】には戻らず、そのまま姉弟子のクリスティ女男爵を頼って、コンワルリスへと向かうことに。そこで再会した帝国公爵の嫡男ルークから、恋人役を演じてほしいと頼まれて――!? 「小説家になろう」で話題の人気作、シリーズ書籍化第2弾! |
そして挿絵の一場面も公開。レジーナに置いていかれてしまったジル。向かった先に待っていたものは再会と……?
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「おっ、本当だ。すげーっ、こんな簡単に一網打尽か!」「まったくだ。魔法使いがひとりいるだけでこうまで違うとはな」「ジルちゃん、今回だけなんて言わないで、また一緒にパーティ組んでよ!」 三人に褒めちぎられて面映ゆい思いで、なんとなく自分の髪をいじったりしました。「お役に立てたようならなによりです。皆様には本当にお世話になりましたので」「立ったなんてもんじゃないぞ。俺たち三人でも昨日は七匹しか倒せなかったのに、今日はいきなり……十四匹! 倍じゃないか!?」 |
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応接テーブルを挟んで、ハウスメイドが淹れてくれた香茶に手も付けず、私が持ってきたレジーナからの紹介状に、一心不乱に目を通すクリスティ女史がいらっしゃいました。指定の相手以外開けられない魔術封のされた手紙ですので、私はその内容を窺い知ることはできませんが、あまり心臓によろしくない内容であるのは、クリスティ女史の顔を見れば一目瞭然です。「あのボケ師匠っ。なんて……なんて身勝手なっ!!!!」 |
また、『リビティウム皇国のブタクサ姫』第2巻の発売を記念して、全国の対象書店にて「吸血姫は薔薇色の夢をみる」と「リビティウム皇国のブタクサ姫」の合同フェアも開催される。「吸血姫は薔薇色の夢をみる」1~4巻、「リビティウム皇国のブタクサ姫」1~2巻の購入者を対象に、3大特典のプレゼントも行われるので、この機会にぜひ本作を手に取ってみるといいだろう。
【合同フェア3大特典】
・佐崎一路先生書き下ろしショートストーリー(SS)「幕間 英雄の末裔」
・まりも先生 ラフイラスト小冊子(書籍未収録ラフイラストを多数収録)
・「リビティウム皇国のブタクサ姫」2巻大判ポスター
『リビティウム皇国のブタクサ姫』第2巻は新紀元社より2月8日発売。
©佐崎一路/新紀元社 イラスト:まりも
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