10年ぶりとなる最新刊発売の迫る『R.O.D』スペシャルサイトが公開 発売に先駆け倉田英之氏のインタビューなども

未だに信じられない、という言葉がちらほらと聞こえてくる倉田英之氏の『R.O.D』最新12巻。安心してほしい。いよいよ次週、8月25日に間違いなく発売となる。店頭には再重版も決定していた第1巻から第11巻までの既刊も並ぶことになると思われる。本作を知らない読者も、この機会にぜひ手に取ってもらいたい。そして10年ぶりの新刊発売に先駆けて『R.O.D』のスペシャルサイトも公開された。本作のストーリーはもちろん、キャラクター相関図などが公開。『R.O.D』を知るために、もしくは振り返るためにぜひチェックしてもらいたい。さらに第12巻刊行にあたっての倉田英之氏のインタビューも掲載された。この10年の想いなどを吐露する必見の内容となっている。

R.O.D12

人は本によって退化させられていた――!?

シリーズ完結に向けて『R.O.D』再起動!!

【あらすじ】

欧州の支配者ジェントルメンと、中国の魔女チャイナ。崑崙の地では二人の超人の戦いが続いていた。チャイナはジェントルメン相手に予想外の善戦を繰り広げるが、それは彼女が命を削りながら戦っている証しでもあった。戦いを経て、更なる進化を遂げたジェントルメンはチャイナを人質とし、王炎に不老不死の秘法を知るファウストの解放を迫る。だがチャイナは、自らを犠牲にしてでも「人類は独り立ちすべき」と訴える。王炎が苦悩する中、大英図書館特殊工作部のエージェント、読子・リードマンが紙飛行機で降りてくる。「皆さん、ケンカはやめましょうっ!」と、いささか場違いな空気をひきつれて――!?

本作は2017年発売予定の第13巻での完結が決まっており、インタビュー内で倉田英之氏は、シリーズ終了後も読子というキャラクターを書き続けたい気持ちがある、と答えている。書籍という形になるかどうかはわからないが、ファンにとっては完結を迎えた後の楽しみがひとつ増えそうだ。また、重版される既巻は、既存のカバーの上にリデザインを施した全面カバー帯を巻いた新装版“風”仕様となって書店に並ぶこととなるのでこちらも楽しみにしたい。ファン待望の『R.O.D』第12巻は、いよいよ次週8月25日に発売する。

©倉田英之/集英社 イラスト:羽音たらく

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[関連サイト]

『R.O.D』スペシャルサイト

ダッシュエックス文庫公式サイト

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