『“文学少女”シリーズ』の野村美月氏がおくる3年ぶりの新作がファミ通文庫&文芸単行本にて同時発売決定
ライトノベル史に残る傑作『“文学少女”シリーズ』の野村美月氏による3年ぶりの新作発売が決定した。『むすぶと本。』という共通のシリーズ名を冠し、同じ主人公「榎本むすぶ」を描く2作が、ファミ通文庫と文芸単行本の2ジャンルで6月に同時発売される。さらに本シリーズの主人公が通う高校は『“文学少女”シリーズ』ファンにはおなじみの聖条学園。新作は同じ世界を舞台とした別の物語として描かれることになる。イラストも『“文学少女”シリーズ』に続いて竹岡美穂氏が担当することも決定しており、再びタッグを組んで本にまつわる新たな物語が動き出す。
むすぶと本。 『外科室』の一途
野村美月×竹岡美穂が紡ぐ、人と本のための物語
【あらすじ】 本の声が聞こえる少年・榎木むすぶ。駅の貸本コーナーで出会った1冊の本が“ハナちゃんのところに帰らないと”と切羽詰まった声で訴えてきて――。表題作、泉鏡花の『外科室』ほか、さまざまな人と本の問題を、 “本の味方!”榎木むすぶが解決していく学園ビブリオミステリー。 |
むすぶと本。 さいごの本やさんの長い長いおわり
ある本やさんの最後に起こった、かげがえのない出会いと小さな奇跡の物語。
【あらすじ】 とある街の、最後の "本やさん" で起こった出会いと小さな奇跡の物語。店主が亡くなり閉店フェアをやることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人から幸本書店のすべての本を任されたという高校生・榎木むすぶ。彼は本の声が聞こえるらしく――。“本の味方!”榎木むすぶのビブリオミステリー。 |
かつて遠子と心葉の物語を追いかけた読者は必見であり、そして本を愛するすべての人に読んでもらいたい新シリーズ。今後の続報にも引き続き注目してほしい。『むすぶと本。 『外科室』の一途』はファミ通文庫、『むすぶと本。 さいごの本やさんの長い長いおわり』はB6判単行本にて、2020年6月30日同時発売。また、ファミ通文庫は2020年4月刊行の新刊よりレーベルロゴと装丁を一新する。レーベル公式サイトもリニューアルされているので、あわせて確認しておきたい。
※イラストは制作中のもので実際の商品とは異なる場合があります。
著/野村美月 イラスト/竹岡美穂
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