独占インタビュー「ラノベの素」 白青虎猫先生『D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2022年8月25日にオーバーラップ文庫より『D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる』第4巻が発売された白青虎猫先生です。D級冒険者として怠惰に生きたい主人公と、そんな彼に助けられた勇者やヒロインによるファンタジーラブコメディを描く本作。主人公の心情の変化で雰囲気がガラリと変わる物語の構成、本作の大きな魅力であるヒロインのキャラクターについてなど様々にお聞きしました。

 

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

 

 

【あらすじ】

突如勇者達に届いた勇者教会からの招集命令。そこにはなぜか、勇者ではないジレイの名前があった。近頃様子のおかしいレティノアを放っておけず、ジレイは渋々命に応じることに。【運】や【呪】など未だ見ぬ勇者が集ったその場で示されたのは、勇者教会からの依頼と試練。それはとある大罪人を【試練の谷】の最深部へと輸送し、“置き去り”にすることであった。

だがその依頼の裏では、レティノアを巡る“最悪”な計画が企てられており――

「悪い、遅くなった――レティ。いま、助けてやるからな」

かつて“勇者”を目指した、怠惰な冒険者の無双ファンタジー、第4幕!

 

 

――それでは自己紹介からお願いします。

 

はじめまして。『D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる』を書いております、白青虎猫と申します。栃木県在住で、執筆歴は本作を書き始めてからなので3年ほどになります。趣味は読書とゲームで、最近は将棋を少し嗜んでいます。あとは、健康のためにウォーキングも始めました。実は、以前からラノベニュースオンラインさんのインタビュー記事は勉強のために読ませていただいています。正直インタビューの依頼を貰った際は「なんで僕に依頼が来たんだろう」って不思議だったんですけど、すごく嬉しいです。

 

 

――いつも記事を読んでいただきありがとうございます。読書が趣味とのことですが、普段はどのような本を読まれているのでしょうか。

 

ライトノベルがほとんどですね。今でこそ昔ほどは追えていませんが、かなり読んでいる方だと思います。その中でもGA文庫さんの『りゅうおうのおしごと!』は特に好きな作品です。将棋という題材とライトノベルの「萌え要素」がうまく融合している点は、作家としてとても勉強になるなぁと思っています。あとは、主人公を中心にどのキャラクターも個性豊かなところが好きですね。先ほど将棋を嗜んでいると言いましたが、これも『りゅうおうのおしごと!』の影響だったりします(笑)。

 

 

――なるほど、ライトノベルはいつ頃から読まれていたんですか。

 

中学生から社会人4年目あたりまでは特に読んでいました。中高生の頃は、休み時間に友達とワイワイ話すタイプの人間ではなかったので、よくライトノベルを読んで過ごしていました。

 

 

――そんなライトノベル好きの白青虎猫先生が、「小説家になろう」に作品を投稿しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。

 

きっかけは読む本が無くなったことでしょうか。好きなジャンル自体は結構広いんですけど、一時期自分のフィーリングにビビっと来る作品が無い期間があったんです。その際になにか書いてみようかなと思い、創作術の本などで勉強して書き始めるようになりました。

 

 

――ちなみに作品投稿を始める前から「小説家になろう」の作品も読まれていたのでしょうか。

 

そうですね。ランキングの上から下まで眺めて気になったものは片っ端から読んでいましたし、検索をかけて気になるタイトルを探したりもしていました。ラブコメ要素のある作品が好きだったので、「小説家になろう」でも可愛いヒロインが登場する作品を読む割合が多かったかと思います。

 

 

――読者として書籍、WEB問わず多くの作品に触れてこられたんですね。そんな白青虎猫先生のデビュー作となる本作は、第1巻が重版されましたし、新刊発売のタイミングでは売上ランキングの上位に名前を連ねるなど、かなり注目されているかと思います。読者からの反応や反響をどのようにご覧になられているのでしょうか。

 

正直に言いますと、過剰な評価だと思っています(笑)。自分自身まだまだ成長できる余地があると思っているので、今はとにかく読者の方の期待に応えられるよう、面白い作品を作っていきたいですね。

 

 

――ありがとうございます。それでは、第3巻までを振り返りながら、『D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる』がどんな物語なのかを教えてください。

 

本作は、面倒くさがりで怠惰な主人公・ジレイが、昔に助けた勇者レティノアに強引にパーティー勧誘されるところから始まります。過去、主人公は王様になって楽をしたいという動機で、勇者を目指して手当たり次第に人を助けていました。そんな彼が、勇者を目指すのを辞めた今になって美少女たちから言い寄られるようになってしまい、「どうしてこうなってしまったんだ」と頭を抱えることになるドタバタラブコメファンタジーです。第1巻では王女ラフィネ、第2巻では白魔導士のイヴの問題を解決し、2人から熱烈な求婚をされ、ジレイは逃げることを選択します。第3巻ではそんな2人の想いに応えざるを得なくなり、ヒロインたちの真摯な恋心に向き合うジレイが描かれます。本作は、最強主人公が無双するお話でもあるのですが、あくまでも主軸はラブコメだと思っていて、キャラクターたちの想いや人間関係の変化を描いた作品だと考えています。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※D級冒険者・ジレイは1人怠惰に生きたいと願うも様々なヒロインから慕われてしまい……

 

 

――本作の着想についても教えてください。

 

僕は作品を作る時、タイトルから考えるのですが、本作もタイトルから物語を考えた作品になります。ファンタジー要素のあるラブコメを書こうという事で、ファンタジー要素である「D級冒険者」や「勇者パーティー」という言葉を出しつつ、「なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる」という部分でコメディ感やラブコメ感を感じてもらえる形のタイトルにしました。こうしてタイトルを決めた後に主人公、ヒロインのバックボーンや物語の背景を決めて書き始めた感じです。あとはせっかく「小説家になろう」に投稿するので多くの人に読んでもらいたいなという思いがあって、ファンタジー要素を押し出しながら、自分の好きなラブコメ要素も盛り込むという形に作っています。

 

 

――主人公のジレイは、無双ファンタジーの主人公とラブコメの主人公という二つの顔を持っていることもあり、描かれ方もシーンやエピソードによってかなり違う印象を受けました。

 

第1~2巻は、ジレイ自身は好き勝手に行動しているつもりなのに、惚れられたり、称賛を受けてしまう勘違いモノとしての面白さを出そうとしていました。この辺りではジレイを描く際にも、面倒くさがりという曲がった部分の比重を多めにしています。これが第3巻あたりになってくると変わってきて、口では色々言いつつも人のために行動してしまう、優しい一面をより強く描くようになりました。ジレイの優しさにスポットライトを当てたのは、主人公をヒロインに好かれるに足りうる人間にする必要があったからです。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※物語が進むにつれて面倒くさがりのジレイの優しい一面が描かれる

 

 

――ジレイがヒロインたちに好かれる理由に説得力を持たせるという点で言うと、第3巻で描かれたヒロインたちからの「愛」にジレイが向き合い始めるエピソードは大きな意味がありましたよね。

 

そうですね。第3巻も主人公がヒロインから逃げる展開にしてもよかったんですけど、「なんでこんなに魅力的なヒロインたちに追いかけられているのに、こいつは逃げ続けているんだ」と、読者の方のヘイトが主人公に向かうと考えたんです。ラブコメにおいて、読者の方に主人公を好きになってもらう事は、ヒロインを好きになってもらうことと同等に大切だと考えています。主人公が嫌われないためにどうすればいいかと考えた時に、主人公がヒロインたちの想いに真摯に向き合い、考えて答えを出すという展開が必要だと思ったんです。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※ヒロインたちが向けるまっすぐな愛がジレイに大きな影響を与えていく

 

 

――なるほど。くわえて第2巻から第3巻での主人公の描き方の変化と共に、物語のシリアス度も徐々に増していますよね。コメディからシリアスへと物語を展開させるのは大変ではありませんでしたか。

 

そこについては、担当編集さんにも大変ご迷惑を掛けたと思っています。正直、シリアスな展開はあまり書くのが得意ではないんですけど、ヒロインや主人公を魅力的に演出するためには必要なことなので盛り込んでいます。特に第4巻はめちゃくちゃ書くのに苦労しました。

 

 

――また、本作ではシリアス部分の核心につながる前振りが、日常会話のシーンで描かれることも多かったかと思います。伏線を張って回収する一連の流れはどのように設計されていたのでしょうか。

 

基本的には、プロット段階である程度の物語の流れを作りつつも、後から新しい展開や情報を臨機応変に追加していける自由度の高い作り方をしています。特に第1~2巻は物語の構成をかっちりと固めずに流れで書いた部分も多いです。例えば、第2巻に登場するイヴの過去編では、過去のエピソードを決めてから、辻褄を合わせて今の行動を決めたり、前置きを作るのではなく、今の行動から逆算して過去編を作るという形を取っていましたね。

 

 

――ありがとうございます。では続いて本作に登場するキャラクターについても教えてください。

 

主人公のジレイ・ラーロは極度の面倒くさがりであると同時に、美少女に言い寄られても断固拒否する変人です。ちなみに名前には語源がありまして、英語で「怠け者」という意味の「ジレイ」、スペイン語で「変人」という意味の「ラーロ」を組み合わせてできています。戦闘能力は最強なんですけど、やりたくないことからは何としても逃げようとするわがままな男です。ただ、根がお人好しなので、困っている人を助けてしまう優しさも持ち合わせています。人助けしまくった結果、意図せずヒロインたちに好かれてしまい、自分のせいなのに「どうしてこうなったんだ……」と天を仰いでいる少しアホなキャラクターです。

 

ジレイ

※D級冒険者の主人公・ジレイ(キャラクターデザインより)

 

ラフィネはジレイのことが好きすぎてヤンデレストーカーになってしまった残念美少女です。王女という事で気品がありながらも、純粋かつ好奇心旺盛な性格で、節々の言動に幼さが見えるキャラクターになっています。我が強くて、主人公にはグイグイ攻めるタイプですし、腕っぷしも強くて戦闘力は高いので、守られる王女というよりは欲しいものは力で取りに行くパワー系王女です。

 

ラフィネ

※ジレイのことが大好きな王女・ラフィネ(キャラクターデザインより)

 

レティノアは勇者に選ばれた女の子です。彼女に関しては恋愛対象のヒロインというより、小さな子供を愛でるみたいな感覚のほうが近いと思います。年相応の可愛らしさ、無邪気さが魅力の女の子として描きたいと考えていました。彼女もまた自分のパーティーに主人公を無理やり入れようとする強引さを持ち合わせているのですが、可愛らしいキャラクターになっています。

 

レティ

※ジレイをパーティに誘う勇者・レティノア(キャラクターデザインより)

 

イヴはレティノアの勇者パーティーに所属する白魔導士で、いつもクールで無表情な女の子です。この子も主人公に過去助けられていて、その影響で主人公の前では幼児退行と言いますか、甘えん坊になってしまう一面もあるキャラクターです。

 

イヴ

※勇者パーティーの白魔導士・イヴ(キャラクターデザインより)

 

 

――こうして見ていくと、本作にはヤンデレ気質があるヒロインや、愛が重いヒロインが多いのかなと感じますね(笑)。

 

どうなんでしょうね(笑)。「ヒロインには主人公のことを大好きでいてほしい」という、僕の好みが影響しているのかもしれませんが、あまりヤンデレと思って書いてはいませんでした。なので、読者の方からの感想で「ヤンデレ」だとか「愛が重い」みたいなものを見ると「そういう見方もあるんだなぁ」と思ってしまいます。僕自身の感覚としては、主人公を一途に想ってくれる、好意をダイレクトに伝えてくれるヒロインを描こうとしただけなんですけどね(笑)。

 

 

――白青先生はそのように考えながら描かれていたんですね(笑)。そう考えると、一途なヒロインに囲まれているジレイってかなり罪な男ですよね。

 

そうですね(笑)。やっぱり読者の方からも同じような感想やコメントをよくいただきます。

 

 

――ありがとうございます。続いてイラストについてもお聞きしたいのですが、本作のイラストはりいちゅ先生が担当されています。お気に入りのキャラクターデザインやイラストについて教えてください。

 

お気に入りのキャラクターデザインは全部と言いたいところですが、あえて言うならジレイでしょうか。ひねくれもの感とカッコよさを備えていて僕が想像する100倍ぐらい魅力的に仕上げてくださったので、本当に嬉しかったです。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※ひねくれ者でありながら、カッコいい一面もあるジレイのデザインに大絶賛

 

イラストに関しても全部好きなのですが、その中でも第2巻の口絵で描かれている、いろいろな服を着ているイヴと、第2巻特典タペストリーで描かれている水に濡れたイヴ、第3巻特典タペストリーに使用されているイヴとラフィネのクリスマスバージョンイラストは特に気に入っています。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※白青先生が特に気に入っているというイラスト

 

 

――結構イヴが多いですね(笑)。

 

僕が彼女のような無表情系ヒロインが好きなので、少しえこひいきしちゃってますね(笑)。でも、作中ではひいきせずにどのヒロインも可愛く書こうとしていますし、僕の好みだからといってヒロインレースで有利になるわけでもないので安心してください(笑)。

 

 

――ヒロインレースといいますと、本作は複数のヒロインが主人公を取り合う構図の物語だと思うんですけど、ヒロイン同士の仲の良さも特徴のひとつなのかなと。

 

あまりギスギスさせすぎても物語が進まなさそうだというのと、ヒロイン同士仲が良いほうが個人的に好きなのでこのような形で進めています。ただ、現時点でメインヒロイン格のキャラクターがラフィネとイヴの2人だけなので、バチバチの関係になっていないのかもしれないですね。今後メインヒロイン的なキャラクターを出すにしても、この2人のヒロイン力に負けないキャラクターを書けるのかという不安はありますが(笑)。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※どのヒロインも個性は強いがみんな仲良し!

 

 

――また、昨年の10月には舘津テト先生によるコミカライズもスタートしました。あらためてご自身の作品が漫画になった感想、著者の視点から漫画版の魅力についてお聞かせください。

 

ネームや原稿を貰った際は、地の文で書いていたものが絵で丁寧に再構成されていて驚きました。あとは自分の作品がコミックになったという事実がすごく単純に嬉しかったです。漫画版の一番の魅力は、キャラクターの表情がコミカルでテンポもよく、読んでいて楽しい気持ちになれるところですね。キャラクターの可愛さ、コロコロ変わる表情に注目して楽しんでもらえればと思います。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※漫画版ではキャラクターたちの可愛らしい表情が大きな魅力(連載ページはこちら

 

 

――それでは、発売された第4巻の見どころについて教えてください。

 

第4巻では新たな勇者も登場し、第1巻以降若干影が薄かったレティノアと主人公の関係性が大きく描かれる巻となっています。2人を取り巻く周囲の不穏な動きと共に、物語が大きく動き始め、主人公は選択を迫られて葛藤し、自分なりの決断を下すことになります。なんの責任もないD級冒険者ながら最強クラスのジレイ、幼いながら健気に勇者らしく立ち振る舞うレティノア、勇者に選ばれたものの思想は悪役なキャラクター、彼らが対峙する場面は見どころです。あとは閑話の部分ですが、嘘の仮面がはがされ愛憎に落ちていく1人のヒロインが登場するので、ここにも注目してほしいですね。

 

D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる

※様々な勇者が集う第4巻では、レティノアをめぐる巨大な陰謀と相対する

 

 

――第4巻にも新たな勇者が登場するということで、本作は思想も能力も性格も違う様々な勇者の登場も特徴ですよね。作中ではまだ勇者になるための明確な条件は開示されていませんが、作中の設定は横に置いておきつつ、先生自身の考えとして「勇者になるために必要な条件」とはどんなものでしょうか。

 

そうですね。ありきたりな答えになっちゃうんですけど、ブレない勇気を持っている人物でしょうか。自分を犠牲にして他人のために戦える人ってかっこいいなぁと思っていて、そういった人こそ勇者と呼ばれる人なのかなと思います。

 

 

――ありがとうございます。これからの目標や野望などがあれば教えてください。

 

一番は、まだ作家として発展途上だと思うので、もっともっと勉強して面白い作品を読者の方に提供できるようになりたいですね。本作以外にも構想やアイデアは沢山あるので、形にできるよう頑張ります。あとは、評価シートが欲しいのもありますが、経験としてライトノベルの新人賞にも応募してみたいなと思っています。新しいチャレンジもどんどんやっていきたいですね。

 

 

――最後に、第4巻の発売を楽しみにされていた方、本作をまだ読んだことがない方へそれぞれメッセージをお願いします。

 

まずは本作を読んでくださっているみなさん、いつも応援ありがとうございます。僕がこの作品を第4巻まで続けられたのは、読んでくださっているみなさんのおかげだと思っているので、今後も面白い作品を届けられるように精進していきます。本作を読んだことが無い方には「主人公最強」だとか「ラブコメ」みたいな要素が好きな方は楽しんでいただけると思います。あまり難しい作品だとは思っていないので、気楽に読んでいただければと思います。

 

 

――本日はありがとうございました。

 

 

<了>

 

 

楽をするために目指していた勇者を諦め、惰性で生きていた主人公と、主人公の背中を追いかけてきた勇者やヒロインたちによる王道ファンタジー×ラブコメを綴る白青虎猫先生にお話をうかがいました。まっすぐに愛をぶつけてくれる可愛らしいヒロイン、最強ながらヒロインたちからの愛を前に思い悩む主人公など魅力的なキャラクターに注目の『D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる』は必読です!

 

<取材・文:ラノベニュースオンライン編集部・宮嵜/鈴木>

 

©白青虎猫/オーバーラップ イラスト:りいちゅ

kiji

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『D級冒険者の俺、なぜか勇者パーティーに勧誘されたあげく、王女につきまとわれてる』特設サイト

オーバーラップ文庫公式サイト

 

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