独占インタビュー「ラノベの素」 DREノベルス創刊記念vol.2 古宮九時先生&小原豪編集長スペシャルインタビュー
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2022年11月10日にDREノベルスより『月の白さを知りてまどろむ』が発売される古宮九時先生と、DREノベルスの編集長で、本作の担当編集でもある小原豪編集長のお二人をお招きしました。小原編集長にはDREノベルス創刊後の手応えや本作の魅力などについてお聞きしているほか、古宮九時先生にはWEB連載から10年越しとなる書籍化についてはもちろん、世界観やキャラクターについてなど様々にお聞きしました。
【あらすじ】 「月白の主が選ぶ客は――生涯でただ一人です」 神に捧げられた美酒と芸楽と聖娼の街アイリーデ。そこには大陸中から多くの客が集まり、だがその一方で人を害する《化生》が密やかに存在していた。――神話正統の妓館「月白」の主でありながら、化生を捕らえる巫女である少女サァリと、王都からやって来た化生斬りの青年シシュ。二人の出会いと前後して、街には不穏な影が差し始める。webで人気を博した神話と人を巡る物語。第二譚までを収録して待望の書籍化! |
――古宮先生は約3年半ぶりですね。ご無沙汰しております。また、小原編集長も先月から引き続きよろしくお願いします。
古宮:ご無沙汰しています。よろしくお願いします。
小原:あらためてよろしくお願いします。
――まず、DREノベルスが10月に創刊となりました。あらためて反響や手応えを教えてください。
小原:我々としてもようやくラインナップの刊行ということになりました。レーベル発足時から宣伝や告知を密にやってきたこともありまして、とても大きな反響をいただけているかなと思います。まずはしっかりと、踏み出すべき最初の一歩目をこなせたんじゃないでしょうか。おかげさまで10月刊の『99回断罪されたループ令嬢ですが今世は「超絶愛されモード」ですって!?』もすぐさま重版が決定しました。引き続き11月刊の作品もPRしていければと考えています。
――読者さんなどからの具体的な反応はいかがでしたか。
小原:作品の刊行にあたっては挿しボイスやPVなど、声優さんをアサインして進めてまいりました。そのおかげか、主に声優さんのファン層だと思うのですが、普段ライトノベルを読まない層にも作品を知ってもらえたり、手に取ってもらえたりしています。特に挿しボイスは紙書籍の特典ですので、声優さんをきっかけに興味を持っていただけたことは大変ありがたいですね。
※挿しボイス……一部のDREノベルスの紙書籍に初回特典としてコードが付属。豪華声優陣による音声を聴くことができ、ライトノベルの挿し絵と連動した新しい読書体験を提供している。
――ありがとうございます。続いて古宮先生にもお話を聞いていきたいのですが、新レーベル発足時には創刊メンバーとして名前も連ねられました。あらためて率直な感想をお聞かせください。
古宮:既に創刊はしているので、私自身は創刊メンバーだと思っていなくて(笑)。ただ、事前に私の名前が出たのは、ドリコムさんの掲げる「こういうカテゴリで勝負していくぞ」っていう方針がありつつ、そのカテゴリの外側にも杭を打っていくという所信表明のひとつなんだろうなって勝手に思っています。みなさまもご存知の通り、私はこれまでカテゴリエラーがないことをウリのひとつにしている電撃系列で小説を書いてきました。その中でもさらに流行りものを取り扱わない作家であると自身でも認識しています。なので、ドリコムさんは流行りものじゃない地味な作家や作品も世に出していくよっていうことなのかなと(笑)。
小原:そんなことを思っていらっしゃったんですね(笑)。誤解がないように言っておきたいのですが、基本的には自分が確実に「面白い」と思う作品を世に送り出しているので、古宮先生の作品も私の中では面白い作品にカテゴライズされています。レーベルとしても面白い作品であればノンジャンルで押し出していきたいですし、古宮先生の作品も確実に面白いと判断しているからこそ、お声をかけさせていただいたという点が一番であることはしっかりとお伝えしておきますね(笑)。
――古宮先生もおっしゃられていましたが、これまで刊行作品は電撃系、メディアワークス系からでした。今回、異なるレーベルから作品を刊行するに至った理由はなんだったのでしょうか。
古宮:今回私がお話をお受けしたのには2つ理由があります。ひとつは小原さんにも最初にお伝えしているのですが、私自身が「小説家になろう」のランキングでトップや上位を獲れる人間ではないですよ、ということですね。レーベルごとに求める作品像はあると思うんです。なので、勢いと時流に乗った作品が欲しいのであれば、それを作る体力が私にはない、それでも構いませんかと確認しました。それに対して小原さんは「いいですよ」と言ってくださったんですね。
――なるほど。古宮先生の長所と短所をしっかりと理解した上でのお声がけだったと。
古宮:そうですね。そしてもうひとつは前々から思っていたんですが、既存のライトノベルレーベルの編集さんが、あまりにもお忙しすぎて気の毒だなという想いが強くあって(笑)。あらすじや煽り文も書いて、宣伝からPVの監修もして、そのすべてをこなしながらいくつもの作品を作っていかなければいけない。作品の刊行に向けて動くということは、その負荷がさらに増えることを意味するわけです。傍から見ていて本当にオーバーワークだと思うんですよ。その中でドリコムさんは、編集以外に各セクションの専門スタッフを集めたというお話だったんですよね。私自身もそれは面白いなと思いましたし、そういったスペシャリストが集まって売り出す戦略を見てみたいと思ったんです。
――ドリコムが敷いた制作体制も理由のひとつだったわけですね、ありがとうございます。それでは創刊第2弾ラインナップとして発売される『月の白さを知りてまどろむ』について、どんな物語なのか教えてください。
古宮:本作はひとつの街を舞台にした異世界ファンタジーです。その街が、架空の和風世界の享楽街、花街になっている「アイリーデ」です。「アイリーデ」は神話由来の街であり、巫女のヒロインがいて、街へと調査にやってきた剣士と出会うお話になります。「アイリーデ」自体は和風の装いですが、それはその街だけが変わらぬまま歳月を経ているからで、他の国や街は洋風という和洋折衷の世界観になっています。また、大きなジャンルで括ると恋愛ファンタジーにはなるんですけど、見ていただきたいのは街の雰囲気そのもの。神社の縁日で感じるような非日常的な世界の中で、バトルや恋愛といった要素を織り交ぜながら描かれていく物語になっています。
※物語の舞台となる花街「アイリーデ」にはただひとりの巫が存在する
――本作は2012年にWEBで連載を開始されました。当時を思い返しながら着想についてもお聞かせください。
古宮:『月の白さを知りてまどろむ』には着想に繋がるひとつの作品があるんです。ベテラン漫画家のなるしまゆり先生が描かれた『超次元遊廓 花天楼』という単巻の漫画がありまして。その作品はいろんな時代からアクセスできる遊郭というオムニバスでなんです。1999年に単行本が発売されて、私も子供ながらにそれを読み、強く印象に残ったんです。今作において遊郭、花街を舞台にしようと決めたのは、『超次元遊廓 花天楼』の影響があったのは間違いありません。
※『超次元遊廓 花天楼』Amazon.co.jpより
――これはもう純粋な疑問なのですが、DREノベルス発足の10年前にもあたる本作を小原編集長はどのような経緯で知られていたんですか。
小原:実は本作を拝見したのは古宮先生にお声がけさせていただいた後だったんです。最初は書き下ろしも含めていかがでしょうかという形でご相談させていただいたんですけど、古宮先生から「書き下ろしもいいんですけど、たとえばこんな作品はどうですか」と2作品をご紹介いただきました。そのうちのひとつが本作でして、刊行についてご相談させていただく運びとなったんです。私自身、『Unnamed Memory』も読んだ上で古宮先生にはお声がけさせていただいているんですが、古宮先生の作品は起承転結の「転」の部分がすごく面白いと思うんです。『月の白さを知りてまどろむ』も例外ではありませんでした。さらに主人公とヒロインの関係性も非常に面白く、人と人として、巫女と巫女のために戦う剣士としてなど、複層的なキャラクターの在り方も印象的で、刊行の決め手になりました。
――そうして古宮先生としては連載から10年を経ての書籍化となったわけですね。
古宮:私的には3、4年くらいの気持ちだったので、読者さんが「10年」って言われていたのを拝見して、「マジかよ!」って思いましたよね(笑)。ついでに正直な話をすると、ドリコムさんから書籍化のお話がなければ、この作品は同人誌で製本することも視野に入れていたんです。結果として個人でやるよりも、みなさんのご協力で美しく仕上げていただけたので、本当にありがたいなって思います。
――10年越しの書籍化についての想いは『Unnamed Memory』の際にもお話をうかがっていたのですが、当時と本作とでは感じるものに違いはありますか。
古宮:同じ10年越しでも『Unnamed Memory』は本当に素人の時に書いたものなので、長い時間が経過しているという自覚があったんですよ。でも『月の白さを知りてまどろむ』は現在進行形で続きを書いたりもしているので、それほど年月の経過を感じていない部分があります。私としても10年と言われることが、思いもよらないことのように感じてしまっているので。その一方で、10年前に書き始めた作品を「今売り出してもいいよ」って思ってもらえることは、時代と共に変化する価値観の中においても、一定の普遍的な要素を持つ作品であるのかなと思うので、大変ありがたい評価だなと感じています。
――ではあらためて本作に登場するキャラクターについてもご紹介をお願いします。
古宮:シシュはこの物語の主人公で、すごい真面目な人です。現代で言うと、お役所勤めのような、四角四面な方を想像していただければよいかなと。上の言うことはきちんと聞くし、疑問も返すし、不満に思うことがあっても真面目に任務を遂行する。ルールは破らないし、噓もつかない。ただ、舞台となる花街において、その性格はやや難儀でもあります。花街に身を置く人々の感情の機微が読めなかったり、額面をそのまま受け止めてしまい困惑してしまうこともあるわけです。普通の主人公であれば、ひとつふたつと階段を飛ばしていけるところも、一段ずつスローペースで上がっていくような主人公です。みなさんがオスカーを見ての「距離感が近すぎる!」という言葉を参考にして反映させるとこうなるんだよっていうことですね(笑)。生真面目さゆえのズレを暖かく見守っていただけたらと思います。
※生真面目すぎる主人公のシシュ
古宮:続いてはサァリですね。この物語は彼女が子供から大人になるまでを描いたお話でもあります。また、シシュとは対照となるように考えた子でもあって、若くして客商売の館の主を継ぎ、街唯一の巫でもある。対外的な面が非常にきっちりとしていて、シシュとは反対に嘘も老獪も当たり前。常に笑顔を崩さず、客あしらいも上手、さらりと真意を隠したりもできます。だからこそ彼女から見えるシシュの存在は非常に面白いんですよ。まっとうな人間とはこういうものだというカルチャーショックや感動を、シシュという一人の人間から感じて世界を広げていく。シシュとサァリ、二人セットでの面白さを受け止めていただけるとありがたいです。
※生涯でただ一人の客しか取らないというサァリ
古宮:トーマについては読者さんの代弁者ですね。シシュとサァリは漫才コンビのように常に一進一退なので、年若い二人の足りないところを補いつつ、時に助言し、時にからかう、そんな感じのキャラクターです。彼がだいたい読者のみなさんが感じていることを言ってくれると思います(笑)。
※シシュの先輩にあたる化生斬りのトーマ
――ちょうど『Unnamed Memory』の主人公・オスカーの話題も出てきましたので、ぜひ二人の主人公の違いについても教えてください。
古宮:オスカーとシシュの一番の違いは、上に立っている人間か、下に仕えている人間かの違いですね。オスカーは立場的にも自分で動く人間ですし、割と器用なので、ティナーシャの様子を見ながら対応を変えられます。対してシシュは、自分の考えはあるけど主君の命令が第一という考え方を持っています。命令の中で最大限に動きはしますが、あまりに自分が変な動きをしてしまうと、主君の想定の範囲外に出てしまう可能性もある。だからこそ指示通りに動いていこうという思想なんです。もっともシシュ本人は普通にまっすぐな性格だと思っていますが、他人から見るとあまり普通ではないまっすぐさです。とにかく微塵もヒロインの気持ちがわからず、心の裏側を読むことにも長けていない。そこがオスカーとの大きな違いかなと思いますね。私の場合は主人公カップルを考える時、二人を足して10になるよう考えます。どちらかに突出している部分があれば、相手方が欠けるようになっている。シシュとサァリはそういう面でも割れ鍋に綴じ蓋がはっきりしている関係かなって思いますね。
※二人を足して10になるというシシュとサァリの恋模様も見逃せない
――物語を通しても癖の強いキャラクターが多めの本作ですが、お互いに気に入っているキャラクターについても教えてください。
古宮:主人公コンビはボケとツッコミなので非常に書きやすいです。それ以外では「アイリーデ」の街の面々が書いていて楽しいですね。「アイリーデ」とはこういう街であるということに対して、ある意味で諦めのような感情を持っているし、異なる一面では誇りのような感情も持っている。特殊な領域に暮らしている商人や他の化生斬りたちのように、特殊な領域であることを自覚している人たちの会話を書くのが楽しいです。読者さんにも「アイリーデ」に行ってみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
小原:主人公の二人は別格として、トーマはいい意味で安心感のあるキャラクターですよね。トーマがいるからなんとかなるだろうっていう、信頼できるあんちゃんって感じで読んでいました。逆に、当初読んでいた時は、あのダメ人間の人気がどうして高いんだろうって不思議に思っていたくらいですかね。最終的には「お前はよくやったよ」みたいな感情になりましたけど(笑)。
――小原さんのおっしゃられた「ダメ人間」のキャラクターについては、書籍刊行時に熱い議論が交わされたとか(笑)。
古宮:ありましたね。結論から言うと小原さんはダメ男に厳しいんですよ(笑)。作中に出てくるとある人気のキャラクターがいまして、そのキャラクターのダメさが理詰めで納得できないというお話でした。私はダメな人間はダメだからダメなんだよっていうタイプなんですけど、小原さんからはそのダメさを「理解できるダメさにしてほしい」って相談されました。
小原:これについては古宮先生にすごく柔軟に対応していただいて、私個人としても納得感のある形に落ち着いたのかなとは思います。古宮先生と自分とではそもそもの視点がちょっと違うのかなとは感じていたんですけど、気になってしまってご相談させてもらいました。
古宮:私は、ダメはダメという、最初から諦めの気持ちなんですけど、小原さんの「こんなキャラでも救ってやろう」という心意気に、「ありがとうございます」ってなりましたね(笑)。
小原:あとは印象的な出来事繋がりで言うと、ページの問題でもいろいろとやり取りさせていただきましたね。
古宮:ページくれくれ妖怪ですね。
小原:そうですね。創刊ということもあり、ページ数自体はそこまで増やせないと考えていたんですけど、圧縮をお願いしていてもなお溢れそうな雰囲気がすごくて(笑)。結果として、1ページあたりの文字数を増やすことで対応しました。
古宮:すいません、ありがとうございます!
小原:行数もそうですし、1行あたりの文字数も他の作品と比べて多いです(笑)。
古宮:そうですね。余白くんには犠牲になってもらいました。ですのでお得でーす(笑)。
――ありがとうございます。続いてイラストについてもお聞きしたいのですが、本作は新井テル子先生が担当されています。お声がけのきっかけやイラストに対する印象について教えてください。
小原:お声がけのきっかけについては私から。『月の白さを知りてまどろむ』の物語は、和洋折衷であることを含め、特殊な世界観であると当初より感じていました。そのため、作品の魅力をより効果的に伝えることのできる魅力的なイラストを描ける方として、新井テル子先生にお声がけさせていただきました。カバーイラストを見ていただくだけでも十分伝わると思うのですが、1枚のイラストで世界観と雰囲気をがっちりと伝えられるイラストレーターさんだなと、あらためて強く感じさせられました。
古宮:キャラクターデザインをいただいた時にも思いましたが、この作品はサァリの美貌が説得力の4割くらいを担っているお話でして、本当にイメージ通りに描いていただいています。女の子をとにかく神秘的で綺麗に、そして可愛くというオーダーを理想以上に描いてくださいました。また、男性陣の顔も非常によく描いてくださっていて、これはダメさが許される顔だなと(笑)。読者さんにも「顔がいい」って言われながら読まれるのをとても楽しみにしています。顔の良さですべては許されるのです(笑)。
※神秘的で美しいイラストも必見!
――前回のインタビューでは作品の楽曲化を目指したいというお話もありました。あらためて今後の目標や野望について教えてください。
古宮:そうですね。もし予算があればボカロPさんに曲を作っていただくことを検討してほしいです(笑)。または有名なボカロPさんに曲を作っていただいて、私がノベライズするという形でも構いません。そういうお話があればぜひ携わりたいですね。あとはイマーシブシアターのような、体験を主体にしたコンテンツ制作にも関わってみたいです。
――それでは最後にファンの方へ向けてメッセージをお願いします。
古宮:本当に、私はすごく読者様に支えていただいている作家だなと思っています。いわゆる作家買いをしていただけて、そのおかげでこういった機会に恵まれることとなり、大変感謝しています。また、作品はどんなにスローペースでも完結を第一に続けていきます。そしてまだまだ一からの作品作りも考えていますので、私らしい漫才あり、世界観あり、人の心をドロップキックしていくようなお話が好きな方は、ぜひついてきていただければと思います。ご期待に応えられるよう誠心誠意頑張らせていただきますので、これからも引き続きよろしくお願いします!
小原:本作は10年前からのファンもいらっしゃるすごい作品です。そんな作品に美麗なイラストが付き、満を持して全国の書店に並びます。既存の方も新規の方もぜひお手に取っていただければと思います。また、DREノベルスとしても挿しボイスやPVなど力を入れてやっていきます。年内の作品もしっかりと推してまいりますので、よろしくお願いします!あとはついでというわけではありませんが、ドリコムでは新しい仲間も募集しております。自分も編集に挑戦したいなっていう方はぜひ来ていただければ。
古宮:ラノオンさんは求人宣伝しなくて大丈夫ですか?(笑)。
――ライトノベルが好きな方、ラノベニュースオンラインでもスタッフを募集しておりますので、興味がある方はぜひ! 本日はありがとうございました。
<了>
DREノベルス創刊ラインナップ第2弾として、連載開始より10年越しとなる物語を世に送り出す古宮九時先生、そして小原豪編集長のお二人にお話をうかがいました。大きな手応えを得て動き出したDREノベルス、そして10年を経ても普遍的な面白さを持つ続けている、巫と化生斬りが織り成す恋と戦いを描いたファンタジー『月の白さを知りてまどろむ』は必読です!
<取材・文:ラノベニュースオンライン編集長・鈴木>
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