劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』カタリナ様、ついにスクリーンデビュー!『はめふら』が愛される5つの理由
一迅社文庫アイリス発の劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』が今週末、2023年12月8日(金)より全国ロードショーとなる。TVシリーズの終了から約2年の歳月を経て、劇場版が公開される『はめふら』。先日の公開前イベントでも満員の観客の前で本編冒頭が上映され、大きな期待の声が続々と上がってる。そんな『はめふら』が男女問わず多くのファンに愛される5つの理由を、キャスト&アーテイストコメントとともに紹介する。
【イントロダクション】 前世でプレイしていた乙女ゲーム“FORTUNE LOVER”の世界に悪役令嬢として転生してしまったカタリナ・クラエス。ゲームの結末は、ハッピーエンドで国外追放、バッドエンドで死亡…。幾多の破滅フラグが降りかかるも、持ち前の明るさと鈍感力で見事回避したカタリナ。しかし、平和な日々は長くは続かない…。新たな出会い、新たな事件。そしてカタリナをめぐる恋の攻防が、ふたたび巻き起こる!? |
■<異世界転生×悪役令嬢>の先鋭といえる作品
クラエス公爵の一人娘できつめの容貌の持ち主であるカタリナ・クラエスは、8歳の時に頭をぶつけたことで、この世界が前世でプレイしていた乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」の中であることに気づく。しかも、自分が最終的に「国外追放」か「死亡」かという破滅エンドを迎える悪役令嬢として転生してしまったことを知ったカタリナは、あらゆる手を尽くして破滅エンドを回避すべく奮闘する!
いまでは小説や漫画、アニメでも多くの作品で描かれる<異世界転生×悪役令嬢>モノだが、『はめふら』が刊行された2015年はそこまでメジャーな設定ではなく、まさに先鋭として多くの注目を集めただけでなく、カタリナの自らの人生を切り開いていこうとする。
■個性的なキャラクター×豪華声優陣大集合
前世を思い出し、貴族らしからぬ行動を繰り返す主人公・カタリナ。特にカタリナを演じた内田真礼はカタリナについて「武芸が達者だったり、魔法が得意だったりする訳じゃないんですよね。それでも、泥臭く、土臭く人と向き合って、相手の心を開いていくんです。その素直さや、あふれ出る人間力が彼女の魅力だと思いますね」とその魅力を語る。本作はそんなカタリナだけでなく、周囲にも個性的なキャラクターが続々と登場し、さらには豪華キャストが演じているのも見逃せない。
金髪碧眼の正統派王子様だが、腹黒でドSな性格なカタリナの婚約者・ジオルドを演じるのは蒼井翔太、カタリナの義理の弟で色気のあふれる美形・キースを演じるのは柿原徹也。さらにジオルドの双子の弟で野性的な風貌の俺様系な王子様・アランを鈴木達央、人形のように整った容貌で魔性の魅力を持つニコルを松岡禎丞と、まさに乙女ゲームの世界を作り上げる豪華声優陣が登場。そして、このたび公開となる劇場版には新キャラクターとして、動物と心を通わせる能力を持つ少年・アーキルを小野賢章、美しい容姿を生かした女装で現れるクミートを村瀬歩が演じており、ますますスケールアップした『はめふら』の世界に期待が集まる。
■ただのハーレムものではない!?フラグをへし折っていく主人公!
そんな豪華声優陣による美男美女が続々と登場する『はめふら』は、一見いわゆるハーレムものに見えるが、多くのファンに愛されるポイントは、ただのハーレムものにはならないところ。あらゆる“破滅フラグ“を回避するためにとった行動が結果的に無自覚に人をたらしこむ天性の人たらしな性格を発動するカタリナだが、無自覚ゆえにたとえ”恋愛フラグ“が立ったとしても気づかないまま折ってしまうのも本作の魅力だ。
今回アーキル役を演じた小野賢章は「カタリナとしては自身の破滅フラグを回避するための無自覚な行動かもしれませんが、各キャラクターたちからしたら、『なんで自分のことをこんなに分かってくれるの!?』、『ここまで一生懸命になってくれるなんて』って、勘違いしちゃいますよね。そりゃみんなカタリナを好きになっちゃいますよ」と周囲のキャラクターたちがカタリナに想いを寄せる納得の理由を推測する一方で、内田はそんなカタリナについて「鈍感だからこそ、誰に対しても同じように接することができるのかも。そこも彼女のいいところです」と魅力を語っている。
■『はめふら』の世界を盛り上げるangela&蒼井翔太!
そしてTVシリーズではそんなカタリナの勘違い(?)人たらしラブコメディをさらにパワーアップさせたのが、angelaによる第1期オープニングテーマ「乙女のルートはひとつじゃない!」、ジオルド役も演じる蒼井翔太の第1期エンディングテーマ「BAD END」をはじめとする楽曲たち。本編のドタバタ劇を思わせる軽快さと、破滅フラグを感じさせる不穏なメロディといったまさに『はめふら』ワールドそのままを描いた楽曲たちがさらにシリーズを盛り上げてきた。
そして今回の劇場版ではついにangelaと蒼井翔太が初タッグ!!angela × 蒼井翔太による主題歌「晴れのちハレルヤ!」は劇場版で描かれる新たな“破滅フラグ”を体現する楽曲となっており、angela KATSUは「はめふらに、やり残してた事を全部詰め込んだらとんでもない劇場版主題歌になっちゃいまして、史上No.1自信作になっちゃいました!!」と自信を見せる。『はめふら』ワールドに欠かせないangela × 蒼井翔太のパワーアップした楽曲にも注目!
■結局は平和が一番!誰も傷つかない世界観
失敗すれば「国外追放」か「死亡」しかないというカタリナの物語を描く本作だが、カタリナは闇の魔力で襲ってきたラファエルやルーファス(ソラ)といった最後にカタリナの前に立ちはだかるキャラクターたちにも理解を示し、最終的には彼らをも倒すのではなく救うことで解決していくというのも『はめふら』の魅力の一つ。常に最後はカタリナと仲間たちの笑顔に包まれ、程よい爽快感が味わえる。そんな作品の魅力を小野は「何でもポジティブにとらえて、いい方向に物事が進むよう行動するエネルギッシュなカタリナがいるからこそ、破滅フラグが破壊されていくんですよね」と明かす。
今回小野が演じるアーキルは、動物と心を通わせる能力を持つ一方で、他人に心を開かずに何か秘密を抱えているようで…。彼らが現れることによりカタリナの前にどんな“破滅フラグ”が訪れるのか?そしてカタリナ達はどうやってフラグを回避していくのか…!? 内田が「とにかく、すべてがパワーアップしています!」と自信を見せる劇場版『はめふら』にご期待ください。
【キャスト】
カタリナ・クラエス: 内田真礼
ジオルド・スティアート: 蒼井翔太
キース・クラエス: 柿原徹也
アラン・スティアート: 鈴木達央
ニコル・アスカルト: 松岡禎丞
メアリ・ハント: 岡咲美保
ソフィア・アスカルト: 水瀬いのり
マリア・キャンベル: 早見沙織
アーキル役: 小野賢章
クミート役: 村瀬歩
ナシート役: 鬼頭明里
ハーティ役: 上田麗奈
アルクス役: 日笠陽子
ピヨ役: 釘宮理恵
【スタッフ】
原作:山口悟(一迅社文庫アイリス/一迅社刊)
キャラクター原案:ひだかなみ
監督:井上圭介
構成:清水恵
脚本:清水恵、笹野恵
キャラクターデザイン:大島美和
サブキャラクターデザイン:藤岡三徳、武志鵬
プロップデザイン:武志鵬
美術監督:込山明日香
色彩設計:重冨英里
3Dディレクター:栗林裕紀
2Dワークス:柏原進、新谷優子
撮影監督:衛藤英毅(EXPLOSION)、衛藤直毅(EXPLOSION)
編集:瀧川三智(REAL-T)
音響監督:亀山俊樹
音楽:日音
アニメーション制作:SILVER LINK.
配給:アスミック・エース
劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は2023年12月8日(金)全国ロードショー。原作小説も一迅社文庫アイリスより第13巻まで、シリーズ最新刊『劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』も発売中。
©山口悟・一迅社/劇場版はめふら製作委員会
[関連サイト]
劇場版『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』公式サイト
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『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』原作特設ページ