『ソードアート・オンライン』&『ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット』オーディオブックの配信が開始
電撃文庫刊『ソードアート・オンライン』と『ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット』のオーディオブックが、「Audible」にて配信開始となった。『ソードアート・オンライン』は、仮想空間へのフルダイブが実現したVRMMORPG「ソードアート・オンライン」の世界に閉じ込められたキリトやプレイヤーたちが、デスゲームと化したSAO世界の攻略と死闘に挑む人気シリーズ。『ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット』は、和風VRMMORPG「アスカ・エンパイア」の世界を舞台に二人の少女と探偵を名乗るプレイヤーによる謎解きストーリーを描く。本シリーズのオーディオブック化は初となり、ナレーションは『ソードアート・オンライン』を木間萌さん、『ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット』を水河かずみさんがそれぞれ担当する。
『ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット』著者・渡瀬草一郎氏よりコメント
日本語には「換気・歓喜・喚起・寒気・乾季・勘気」のような同音異義語が多いため、音声として聞くと誤解や勘違いが生まれやすい印象があります。その特性が掛詞や駄洒落、コメディ、お笑いの発展に寄与してきた側面もありますし、書き物をしていると簡単に韻を踏める機会も多いので、決して悪いことではないのですが……こと朗読となると伝わりにくい箇所もでてきそうで、少々不安がありました。しかし実際に聞いてみると、だいたいは前後の文脈で通じますし、何より音声としての表現力、臨場感が素晴らしく、思わず時間を忘れて聞き入った次第。特にナユタ、探偵、コヨミの掛け合いは、たった一人の演者さんの声とは思えないほどに切り替えが自然で、それぞれの個性を声だけで表現するという職人芸を聞かせていただきました。読者の皆様にも、まずはぜひ一度、ご試聴いただければと思います。
『ソードアート・オンライン』編集担当・安達薫氏よりコメント
このたび、川原礫作品が初めてオーディオブック化することになりました。他人の声による朗読は、自分で小説を読むのとは全く異なる体験で、それはアニメやゲーム、コミックと同じ、もはや新しいメディアミックスです。『ソードアート・オンライン』に初めて触れる方はもちろんですが、すでに触れたことのある方にこそ、 オーディオブック版に触れていただければ幸いです。『ソードアート・オンライン』の物語を耳で楽しんで、他のメディアとは異なる体験をしてみてください。
現在はそれぞれ第1巻が配信されており、第2巻以降についても順次配信が予定されている。また、『ソードアート・オンライン プログレッシブ』のオーディオブックも順次配信予定となる。
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