このライトノベルがすごい!2025:『誰が勇者を殺したか』総合新作部門1位に輝く ラノベジャンルの枠を超えて人気を博すファンタジー×ミステリ
「このライトノベルがすごい!2025」(宝島社刊)にて、スニーカー文庫刊『誰が勇者を殺したか』が、総合新作部門で1位、文庫部門で2位を獲得した。本作は小説投稿サイト「小説家になろう」発の作品で、勇者と共に戦った騎士や僧侶、賢者たちが魔王を倒す冒険を振り返りながら、勇者の偉業と謎に満ちた死の真相に迫るファンタジーミステリ。2023年9月の第1巻刊行より大きな話題を呼び続け、電子書籍では「ライトノベル新作“歴代売上第1位”」(KADOKAWAライトノベル新作の電子書籍発売30日販売数)、発売半年後には単巻10万部を突破するなど、ライトノベルジャンルで「2023年売上第1位」を達成している。その後シリーズ累計は20万部を突破し、第3巻の制作も決定しているだけでなく、様々なプロジェクトが進行中となっている。なお、スニーカー文庫作品が「このラノ」において新作に類する部門で1位を獲得したのは、「このライトノベルがすごい!2012」の『丘ルトロジック』以来となる。
【あらすじ】 勇者は魔王を倒した。同時に――帰らぬ人となった。魔王が倒されてから四年。平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。かつて仲間だった騎士・レオン、僧侶・マリア、賢者・ソロンから勇者の過去と冒険話を聞き進めていく中で、全員が勇者の死の真相について言葉を濁す。「何故、勇者は死んだのか?」 勇者を殺したのは魔王か、それとも仲間なのか。王国、冒険者たちの業と情が入り混じる群像劇から目が離せないファンタジーミステリ。 |
ライトノベルジャンルを超えて人気を博す本作をこの機会にぜひ読んでみてもらいたい。
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©駄犬/KADOKAWA スニーカー文庫刊 イラスト:toi8
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