『ただ、それだけでよかったんです』の松村涼哉氏の最新作が9月に発売 キーワードは「夜の街」「恐喝」「闘い」

第22回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作『ただ、それだけでよかったんです』で大きな話題を呼んだ松村涼哉氏の最新作が9月10日に発売となる。最新作『おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界』は、「夜の街」「恐喝」「闘い」と少しバイオレンスな3つのキーワードがポイントとなるようだ。イラストは前作に引き続き竹岡美穂氏が担当することも決まっている。恐喝事件の罪を着せられた少年と、事件の真相を知る少女の衝撃の物語が幕を開ける。

ただ、それだけでよかったんです

逃げろ。たった一つの愛を守るために――。

デビュー作に続く、待望の衝撃作がついに!

【あらすじ】

あるSNSの書き込みが話題になっている。一人の高校生・大村音彦が何人もの中学生を支配し、恐喝した。その額、累計3000万円――。そして今晩、ついに三人の中学生を半殺しにしたという。「けれど、それは最悪な嘘だと知っている。だって、大村音彦は俺の名前なのだから」 最悪な一夜の逃走劇の中で、唯一掴んだ手がかり。それは、榎田陽人という女子中学生の存在。壊れた世界に生きる少年と少女が出会う時――。圧倒的感動を呼んだ第22回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作『ただ、それだけでよかったんです』に続く、待望の衝撃作。

【レビューコラム】「巧さ」を超えた「面白さ」 第22回電撃小説大賞受賞作はぜひ読んでもらいたい

松村涼哉氏の≪大賞≫受賞作『ただ、それだけでよかったんです』は、2016年ラノベニュースオンラインアワードにも圧倒的な得票でノミネートを決めた。読めば読むほど、作中に無関係な登場人物は誰一人とおらず、読者自身がまるで事件に巻き込まれた一人であるかのような、読後の圧倒的な達成感は今もなお記憶に新しい。同作で魅せられたファンにとっては、まさに待望の最新作と言えるだろう。

『ただ、それだけでよかったんです』PV

前作同様、物語が迎える最終的な結末は、最後の一文字まで気を抜くことはできそうにない。また、それぞれ独立した物語であるとしながらも、前作を読んでいるとより一層楽しめるかもしれない仕掛けが組み込んであるとのことなので、前作を読んだ読者はその仕掛けを探しながら読んでみるといいだろう。未読の読者にもこの機会に『ただ、それだけでよかったんです』をオススメしておく。ファン待望の最新作『おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界』は、電撃文庫より9月10日発売。

©松村涼哉/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 イラスト:竹岡美穂

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[関連サイト]

『ただ、それだけでよかったんです』特設ページ

電撃文庫公式サイト

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