独占インタビュー「ラノベの素」 ハマカズシ先生『うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2020年4月17日にガガガ文庫より『うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!』が発売されるハマカズシ先生です。女子大生の家庭教師がやってきて始まる、教師と生徒のシチュエーション・ラブコメを描く本作。勉強を教えない自由すぎる教師と、思春期で真面目な男子高校生が織り成す物語の内容はもちろん、登場するキャラクターや「笑い」へのこだわりなど、様々にお聞きしました。

 

 

うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!

 

 

【あらすじ】

大学受験の模試でE判定をとった俺をみかねて雇われた家庭教師の女子大生。だけどこの家庭教師、部屋に来るなりTシャツにパンツだけ、というふざけた格好に着替えちゃって、しかもノノノ、ノーブラですか?「リラックスできる格好の方がお互い集中できるでしょ?」……って、できるか! 男子高校生をなめるなよ!  気になって勉強どころじゃないわ! というかこの家庭教師、勉強をまったく教えてくれないんですけど!! 破天荒でイタズラ好きな女子大生が俺の部屋で大暴れ。そんなウザカワお姉さんがグイグイくる家庭教師コメディ開幕!

 

 

――それでは自己紹介からお願いします。

 

はじめまして、ハマカズシです。このたび4月17日にガガガ文庫より『うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!』を出させていただきます。略称は「うちかて」です。出身は奈良で、現在は広島に住んでいます。昔からミステリーばかり読んできたんですけど、いざ小説家を目指そうとしたときに色んなジャンルの新人賞に応募しまくった結果、第10回小学館ライトノベル大賞で「審査員特別賞」をいただいてデビューすることになりました。趣味はサッカー観戦で、サンフレッチェ広島のホームゲームはほぼ100%観に行っています。あとはライブや夏フェス、一人旅ですかね。こう見えてアクティブです。気になればとりあえずやってみるタイプなので、趣味が無限に増えて困っております。

 

 

――このたび新シリーズがスタートするわけですが、前作『黒川さんに悪役は似合わない』は企画段階でかなり苦労をされたとうかがっています。今作はいかがでしたか。

 

まず『黒川さんに悪役は似合わない』の完結から半年で新シリーズを出せたことは、本当にありがたい話です。前作は企画を通すのに1年以上かかってしまったんですけど、今作は1ヶ月かかりませんでした。まさかのスピード決着!(笑)。企画が通ったと聞いた時は思わず「嘘つけ!」と担当さんを問いただしましたよ。電話越しでしたけど「ちゃんと俺の目を見て言ってください!」って(笑)。ありがたいことに早い段階で企画は通ったんですが、その当時はまだ『黒川さん』の第3巻を書いている途中だったので、一旦寝かせていました。

 

 

――あらためて企画がスピード決着した要因について、今振り返って感じることはありますか。

 

企画を立てる段階で、担当さんとは「ラブコメでいこう」とすぐに決まりました。『黒川さん』は、ありがたいことにコメディ部分を評価していただくことができました。ラノオンアワードの「笑った部門」で3巻すべてノミネートしていただけたことは、ものすごく嬉しく思っています。自分が書いたものを笑ってもらえた、その事実がすごく自信になりました。これは本当にラノオンアワードのおかげです。その前作からの流れを引き継いで、「ちゃんと笑えるラブコメ」を書いていこうと。それに加えて、いわゆるシットコム(シチュエーション・コメディ)をやってみたいという思いが僕の中でずっとあったんです。

 

 

――シチュエーション・コメディとは具体的にどんなジャンルなのでしょうか。

 

シットコムとはある程度舞台を限定した中でのコメディで、よくアメリカのドラマで見かけることが多いですね。『フルハウス』とか『アルフ』とかもそうです。日本では三谷幸喜さんが監督をするドラマや映画が、シットコムとして有名じゃないでしょうか。吉本新喜劇のお笑いコントも近いかもしれません。小さな頃からそういったコメディには影響を受けてきて、いつか自分でも書いてみたいというのが夢でした。それを実現させるなら、このタイミングで挑戦するしかないと。そうしてシットコムの舞台に選んだのが、家庭教師です。部屋の中で年上のお姉さん先生と二人っきりというシチュエーションは、シットコムとしてもラブコメとしても最適な舞台装置だったんです。

 

 

――年上のお姉さんが家庭教師としてやってくるというシチュエーション自体が、夢というか羨ましいというか、憧れのシチュエーションですよね。

 

家庭教師モノになった経緯はあとがきにも生々しく書いているんですが、担当さんとは「異性の家庭教師がそもそも来ることはあるんだろうか」というお話をしたりしていました(笑)。僕も実際に家庭教師の経験はないのでなんとも言えないんですけど、妄想の中の家庭教師はいつだって可愛いお姉さんですよね?「どこが分からないの?お姉さんが教えてあ・げ・る」「せ、先生!もう我慢できません!」みたいなやつです。あれ、イメージ偏りすぎですかね?(笑)。

 

 

――そんな夢のシチュエーションはあっていいと思います! ではあらためて『うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!』がどんな物語なのか教えてください。

 

お話の舞台はほぼ主人公の部屋の中です。模試でE判定を取ってしまった主人公・小路石隼人のところに家庭教師として虎井真琴がやってきます。しかしこの真琴先生は、まったく勉強を教えてくれないんです。それどころか、部屋にあるマンガを読んだり、ゲームをしたり、勝手に着替えてくつろいだりと、自由すぎる家庭教師なんです。もはや家庭教師と言っていいのかどうか。物語はこの二人のドタバタを中心に、幼馴染で隣人でもある小春や、妹の楓も絡んでいくことになります。模試に向けて成績を上げるという目標だけでなく、主人公の高校二年生としての青春の悩みも加わった、成長物語にもなっています。

 

うちかて口絵01

※勉強を教えてくれない家庭教師とのドタバタラブコメ

 

 

――シチュエーション・コメディとして物語全体の構成にもこだわりがあるそうですね。

 

はい。この作品はプロローグ+全8話構成となっており、全体としてストーリーの繋がりはあるんですけど、各話が独立したお話にもなっています。大体1話30ページほどになっているので読みやすいのではないでしょうか。このあたりはシチュエーションを固定させて、気軽に笑ってもらえるよう、シットコムとしてかなりこだわった部分ですね。

 

 

――本作を執筆する上で、悩んだり苦労した部分はありましたか。

 

書き始めると思っていた以上にノリノリで書くことができました。本当に楽しくて、最後まで詰まるところはなかったです。「こんな家庭教師はイヤだ。どんな家庭教師?」という大喜利のお題に自ら答えていく感じで書いていましたから、気分は笑点でしたね(笑)。自分で書きながら爆笑して、どんどん座布団が増えていっちゃう。「ハマさんに座布団一枚あげて!」みたいな(笑)。この設定だったらいくらでも書けるなと、執筆ハイになっていましたね。初稿も去年の12月には仕上がるほど順調でした。その一方で、苦労したのは作品タイトルとヒロインの名前でしたね。企画時点の仮タイトルが『家庭教師の虎井さん』だったり、初稿時点のヒロインの名前が虎井マチコだったり、担当さんからは「昭和か!」とツッコまれ、考え直したりしました。これにはまいっちんぐですよ。

 

うちかて口絵02

※こんな家庭教師はイヤだ、という様々な家庭教師像として登場する!?

 

 

――まいっちんぐ……。

 

それでヒロインの名前が決まらないまま、年末に小学館の謝恩会に行きまして。そこでガガガ文庫の作家さんたちに「ヒロインの名前を決めてくれ!」ってお願いしまくったんです。「もう僕だけでは決められない!」って。半泣きで足にしがみつきながら「見捨てんといて!」って。そこでいろんなアイデアをもらいつつ、最終的に屋久くんに相談したんですよ。『弱キャラ友崎くん』とエゴサでおなじみの、あの屋久ユウキです。受賞の同期なんですけど、もう彼の背中ははるか彼方で見えなくなってしまってるんですけどね。彼に「キャラの名前ってどうやって決めてんの?」って聞いたら、とあるアドバイスをもらって「それだ!」と。頭の上で電球ピカーンですよ。それで生まれた名前が「真琴」です。屋久くんにはこの場を借りてお礼を言わせてください。ありがとう! 屋久くんは忘れてるかもしれないけどね!

 

 

――トータルでは非常に順調な進行だったようですね(笑)。ハマカズシ先生はデビュー作からコメディの印象が強いのですが、「笑い」へのこだわりがあればぜひ教えてください。

 

出身が奈良なので、どうしても小さい頃から「お笑い」は無意識のうちに近いところにありました。テレビではずっとダウンタウンに育てられてきました。まさに原点で、ここは一生変わらないと思います。関西では「面白い奴がモテる」というのは割とある話で、面白いことをしなければ、話にオチをつけなければ、そんな考えが本能にインプットされているんだと思います。子供の頃から何人かの友達グループに入ると、自然とボケとツッコミの役割が決まってるんですよね。「あ、ここではあいつがボケよるから、俺はツッコミやな」という感じで空気を読んで自分の役割を当てはめる、みたいな。友達には優秀なボケが多かったんで、僕はツッコミになることが多かったと思います。その経験が、作家になってからも生きているんじゃないでしょうか。

 

 

――土地柄もあって「笑い」が生活の基盤に組み込まれていたんですね。

 

そうですね。デビュー作の『勇者に期待した僕がバカでした』も、当時はコメディとして書いてるつもりはまったくなかったんです。真面目にファンタジーとして書いていたはずなんですけど、どこかで「おもろいこと書いたろ」みたいな欲が出てくるんですよ。おもしろいこと言わなきゃもったいない、みたいな。思いついたことをすぐ口に出したくなる性質なんです。それは本を書く上でも同じで、結果的に面白いと言ってもらえたのは、ありがたいことですね。

 

 

――それでは本作に登場するキャラクターについても教えてください。

 

小路石隼人は本作の主人公で通称コロちゃんです。かなり頑固なところがあって、コロちゃんと呼ばれることを嫌がるんですけど、真琴先生からは問答無用でコロちゃん呼ばわりされています。初対面から完全にペースを握られてしまう、素直な高校二年生の男の子ですね。僕が書く主人公はとにかく周囲に振り回されがちで、本作も変わらずです(笑)。高二という悩みだらけの時代に、真琴先生に出会うわけです。コロちゃんが真琴先生と出会ったことでどう変わっていくのか、というのも大きなテーマですね。特にコロちゃんと同世代の方は、共感する点も多いのではないでしょうか。誰もが通る青春という道で、どう足跡を描きながら未来へ歩いていくのか。これはコロちゃんの成長の物語でもあるんです。

 

小路石隼人

※勉強を教えてくれない真琴先生へのツッコミがハンパない主人公

 

虎井真琴は本作のヒロインであり、コロちゃんの家庭教師です。真琴先生のコンセプトは「勉強を教えない家庭教師」です。そこに「ウザカワ」を前面に出していこう、っていうスタートだったんですけど、書いてるうちに「ウザカワ」の向こう側に到達したような気がします。もちろんいい意味で、です(笑)。真琴先生はサボりたいから勉強を教えないわけじゃなく、立派なポリシーがあるゆえの行動なんですよ。勉強は教えてくれないし、やってることは無茶苦茶なんだけど、嫌いにはなれない。真琴先生のことを知れば知るほど、「こんな家庭教師に教えてもらいたい!」と好きになると思います。まあ、勉強は教えてくれないですけどね。これは読んでのお楽しみということで(笑)。

 

虎井真琴

※自由すぎる勉強を教えない家庭教師ヒロイン

 

星原小春は隣人で隼人の幼馴染です。サバサバとしていますがお節介焼きの黒髪女子ですね。家が隣同士で、お互いの部屋も隣り合わせ。窓を開ければ50センチ先に小春の部屋の窓がある、という環境です。隼人と通う高校は別なのですが、気心が知れた仲でお互いの部屋の窓を開けて語らったりもしています。隼人の相談に乗ってくれたり、勝手に心配してくれたりと、期待を裏切らない幼馴染ですね。真琴先生との関係性も面白いので、見どころのひとつです。

 

星原小春

※気心の知れた隣人で幼馴染のヒロイン

 

小路石楓は隼人の妹です。高二の隼人と中三の楓。はっきり言って仲が悪い兄妹です。楓のほうが隼人をバカにしているところがあり、口げんかになっても大概兄が負けがちという。楓が真琴先生に懐いてしまったりと、隼人の肩身は狭くなるばかりですが、真琴先生の登場で隼人と楓の兄妹関係が変化するかどうかも注目していただければと思います。主な登場人物はこの4人になります。ミニマムな構成ですが、そのぶん掘り下げているので、好みのキャラを見つけてくださいね!

 

小路石楓

※兄妹仲はあまりよくない妹の楓

 

 

――本作では真琴先生が「こまきに」という言葉をよく使っていますよね。ハマカズシ先生の「こまきに」エピソードを教えてください。

 

まず「こまきに」とは真琴先生の口癖で、「細かいことは気にしない」という意味です。これは流行らそうと思ってるんで、みんな積極的に使ってください! ちなみに僕はこう見えて細かいんです。細かいことをむっちゃ気にします。我が家のCDラックは1000枚以上がすべてアルファベット順に並べてます。それくらい細かいです。たぶん部屋に真琴先生がいたら、僕は耐えられないと思います。まだ遊んでいない新品のゲームのパッケージをバリバリ破られて、先にクリアされるんですよ?「待て待て待て!」ですよ。推理小説の犯人を真っ先に言っちゃうタイプですよ、真琴先生は。表紙にマジックで「犯人はヤス!」って書きかねない! ……でも憎めない。一応、フォローしときます(笑)。

 

うちかて挿絵01

※細かいことは気にしない姿が真琴先生の魅力でもある

 

 

――お気に入りのイラストを教えてください。

 

最初にあやみ先生から表紙のイラストをいただいた時はガッツポーズしました。「ああ、真琴先生だ!」って。完璧にイメージと一致したというか。イラストが輝いて見えました。見どころとしては真琴先生の七変化でしょうか。表紙のTシャツ姿だけじゃなく、真琴先生は作中でいろんな格好をしています。もっと真面目な服装から、それこそもっとけしからん格好まで。「なんでそんなことになったんだ!」的なイラストもあるので、これは期待しといてください。とにかくあやみ先生のイラストが素晴らしすぎるので。挿絵をどこに入れるかで「あやみ先生にこのシーンを書いてほしい!」「いや、ここの真琴先生を!」って担当さんと相当揉めましたからね(笑)。口絵も挿絵も、すべて必見です。その中であえて1枚を選ぶというなら、チアガール姿ですかね。なんで家庭教師がチアガールになる必要があるのでしょうか? 僕にも分かりません。誰か教えてください!

 

うちかて挿絵02

 

うちかて挿絵03

※様々な衣装を披露する真琴先生。中には衝撃的なシーンも……。

 

 

――著者として本作はどんな方が読むと、一層面白く感じてもらえると思いますか。

 

本作はちゃんと笑えるラブコメとして、どんな方が読んでも楽しんでもらえるように心がけました。前作『黒川さん』では個人的な趣味を入れまくってしまったという反省点もあり、今回はかなり幅を広げて書いたつもりです。単純に隼人と真琴先生のやり取りで笑いつつ、等身大の主人公が成長していく姿を見てもらいたいです。現役の中高生はもちろん、高校時代を通り過ぎた方々、進路に悩む方や現在の自分の居場所に不満を持っている方、すべての方に共感して何かを感じ取ってもらえると思います。読んだ後に誰もが新しい一歩を踏み出せるようになってくれれば幸いです。とはいえ、そんな難しいことは抜きにして、あくまでコメディですから、気楽に笑ってもらえれば本望です。自分で読んでても笑ってしまいますから。皆さんも真琴先生の暴れっぷりにツッコミながら楽しんでほしいです!

 

 

 

――今後の目標や野望があれば教えてください。

 

一度でいいから重版したい! ……あ、つい心の声が漏れて(笑)。兎にも角にも夢は尽きないですからね。上を見ればどこまでも上があります。これまで2シリーズを刊行していますが、どちらも全3巻なんです。4巻の壁にぶち当たっているので、まずは4巻まで出したいなぁ、というのが直近の目標でしょうか。そのためには売れなきゃ……。「ガガガはラブコメ」と言われてますけど、なんとかこの波に乗れるようにしたいですね。あともう一つ。表紙のイラストで真琴先生が着ている「ノーブラノーライフ」Tシャツ、これをなんとかグッズとして作ってくれって担当さんに頼んでるんです。手をすり合わせて「へへへっ」て感じで。そうしたら「50枚売れるんだったら作ってもいいよ。売れ残ったら買い取ってね」と厳しいことを言われてしまい……鬼ですね。現段階で出るかどうかは分かりませんが、このインタビューが出た頃にもし発売されていたら、ぜひ買ってください! Tシャツなんていくらあってもいいですからね! 修学旅行に行ってお土産に木刀を買うノリでポチっと! それで家に届いたTシャツを見て「なんで買ったんだろう?」と思うところまで含めてのエンターテイメントですから。体験型エンターテイメント! ていうか、お洒落だと思いますよ?

 

うちかてカバー

※Tシャツは「ガガガオンラインショップ」にて発売決定!

 

 

――ハマカズシ先生の新作にはこれまでに続いて「笑い」に期待している読者も多いと思います。新シリーズを楽しみにしているみなさんへ一言お願いします。

 

世界が大変な時ではありますが、まずはみなさん、健康第一でお過ごしください。そしてもし余裕ができたら、外出自粛のお供に家でラノベでも読んでみてはいかがでしょうか? その中の一冊として『うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!』を選んでいただければ、嬉しいです。ちゃんと笑えるラブコメとして、ハートフル・ワンルーム・ラブコメとして、面白いものができあがったと思います。読みながら「この作者、アホやなあ」と思っていただけば幸いです!

 

 

――本日はありがとうございました。

 

 

<了>

 

 

勉強を教えない家庭医教師と、思春期で真面目な生徒がドタバタ劇を繰り広げるラブコメを綴るハマカズシ先生にお話をうかがいました。真琴先生の自由奔放っぷりと、助走なしで距離を縮めてくるグイグイ感も見どころの本作。主人公の部屋をメインステージとして描く、ドタバタラブコメ『うちの家庭教師がグイグイきすぎて勉強どころじゃない!』は必読です!

 

 

©ハマカズシあやみ/小学館「ガガガ文庫」

kiji

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ガガガ文庫公式サイト

 

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