『異世界のんびり素材採取生活』が発売 好きで楽しく生きていく異世界コレクトファンタジー

宝島社単行本『異世界のんびり素材採取生活』が、2020年8月26日に発売された。本作はシリーズ累計30万部を突破する『転生して田舎でスローライフをおくりたい』の錬金王氏の最新作。生粋の収集癖を持つ主人公・シュウが、不慮の死をきっかけに不思議なアイテムがあふれる異世界に転生する、というファンタジー作品だ。シュウは自分の気に入ったものをひたすら集めることはもちろん、ゲームのプレイも進行より採取を優先するガチのコレクター気質。神様が転生させてくれるという世界にはシュウの知らない不思議な素材が満ちあふれているという。胸を熱くする彼は、素材採取をしながらのんびりと暮らすため、神様にとある願いを告げ、異世界での生活に足を踏み入れていく。

 

 

異世界のんびり素材採取生活

 

 

【あらすじ】

蘇材集。二十六歳、独身。生粋の収集癖を持つゲーマーである。彼は、目覚めると謎の空間にいた。神様だという男いわく、集はゲームで激レア素材を手に入れた嬉しさで階段から転げ落ちて死んでしまったらしい。それを聞いて集は叫んだ。「嘘でしょう……? まだすべての素材をコンプリートしてなかったのに!」 若干引いていた神様だが、異世界に魔力を送るため転生してほしい、と頼んできた。行くなら望み通りの力を与えてくれるそうだ。しかも、不思議なアイテムがあふれる世界。断る理由なんてない。「そうですね……素材採取をしてても死なない程度の力がほしいです」「ずいぶん豪胆な願い事だね」 神様の言葉が引っ掛かりつつも、望み通り異世界に転移した集。豊かな森! 綺麗な川! そびえたつ山! 目を凝らせば、あちらこちらに気になる素材が。まさに天国! 思いっきり好きなものを集めまくる日々、最高!

 

 

シュウは異世界で素材収集を楽しみながらのんびりと生きるため、神様にひとつの願いを告げている。それは「異世界でのんびり素材採取ができるだけの力が欲しい」というものだった。新たな世界には魔法や魔物が存在している。生きていく上で、せめて魔物から逃げられる程度の力は欲しい。シュウの願いはあっさりと神様に聞き届けられることになるわけだが、ここに神様側の勘違いが紛れ込んでくる。後々の神様との答え合わせにおいて大きな波紋を呼ぶことになる、というのは少しばかり先のお話になってくるので、ぜひ楽しみにしてもらいたい。かくして、調査や鑑定という能力を授かり異世界へと降り立ったシュウは、未知の世界でコレクター魂を発揮しながら採取ライフに励んでいくのだ。

 

たくさんの不思議な素材が溢れる異世界で、シュウを待ち受けているのはなにも未知の素材ばかりではない。彼は自らが集める素材をきっかけに多くの人々と出会っていくことになる。やがて素材集めばかりをこなす一風変わった冒険者としても知られていくことになり、様々な採取の依頼が舞い込んでくるようになる。収集癖から始まった採取生活そのもので生計も成り立つようになり、自分の好きなことで生きていく、現在で例えるならYouTuberのような自由で最高の生活を手に入れていく姿が描かれる。

 

本作にはコレクターとしてついつい採取に夢中になる姿がたくさん描かれている。「好き」と「生活」がイコールになる最高の異世界ファンタジーとして、ぜひ読んでみてもらいたい。

 

 

©錬金王/宝島社 イラスト:リッター

kiji

[関連サイト]

宝島社(このライトノベルがすごい!文庫)公式サイト

 

異世界のんびり素材採取生活

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