『そのガーゴイルは地上でも危険です』コミックス第1巻が発売 翼のない最強ガーゴイルのポジティブ珍道中記
宝島社単行本『そのガーゴイルは地上でも危険です~翼を失くした最強ガーゴイルの放浪記~』のコミックス第1巻が好評発売中となっている。本作は第4回ネット小説大賞受賞作の漫画版で、自らを支配していた魔王の死をきっかけに、隷属から解き放たれ自由となったガーゴイルの珍道中記を描いたファンタジーコメディだ。ガーゴイルのアルベルトは、1,500年を生きる最古参のガーゴイルであり、魔王にさえ比肩し得る実力の持ち主。一方、戦いの最前線で翼を失っており、空を飛ぶことができない。創造主を殺され、隷属という形で支配され続けてきて幾星霜、思わぬ形で自由を得たガーゴイルが、持ち前のノリの良さと勢いを武器に、まずは森からの脱出を目指す。
とはいえ、近くの街を目指そうにも、飛んで山脈越えができないアルベルトは徒歩で進むしかない。時を同じくして隷属魔法から解放された若手のガーゴイルには、飛べないことを理由にガラクタ扱い&置いてけぼり。ひとまずは食料問題を解決するために歩き始めたアルベルトは、ヒロイン(?)の悲鳴を聞きつけて駆けつけるのだが……。
少年のゴブリン・ダイダリアンと、スライムのバウムをワイバーンから救ったアルベルトは、ダイダリアンのこの世界では生きにくいであろう優しさと、真っ直ぐな性根に惹かれ、彼の村への帰郷に同行することを決める。魔法が使えてかつ頑強なアルベルトが巻き起こす常識外れの言動、そして隷属時代に築かれた因縁も大きな見どころのひとつと言える。
【ダイダリアンに同行することにしたアルベルト】
【アルベルトを支配していた魔王ランヌを滅ぼした魔王べリア】
【そしてゴブリンの村で待ち受ける新たな出会い……?】
ゴブリンの村でも持ち前の力を如何なく発揮するアルベルトを待ち受けるのは、何やら新たな出会いのようで……? 翼のないガーゴイルが行く先々で巻き起こすトラブル珍道中に引き続き注目してもらいたい。『そのガーゴイルは地上でも危険です~翼を失くした最強ガーゴイルの放浪記~』は、「マンガBANG!」にて好評連載中。原作小説も宝島社単行本より第3巻まで発売中。
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©大地の怒り・りりんら/ 宝島社
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