【レポート】アース・スターノベル10周年夏祭り『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです』スペシャルステージ

2025年7月19日(土)にベルサール秋葉原にて開催された「アース・スターノベル10周年夏祭り」より、無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいですスペシャルステージの模様をお届けする。イベントにはカロリーナ役の高橋李依さん、エドワード役の古川慎さん、さらにサプライズゲストとしてフローラ役の白石晴香さんが出演。ステージ内ではTVアニメ化が発表されたほか、オーディションの話や「無自覚にやってしまう行動」のフリートークで盛り上がりをみせた。

 

 

無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す

 

 

司会の大久保瑠美さんによる作品紹介で幕を開けた本ステージでは、早速アニメ化決定の映像が初解禁され、会場は大きな拍手に包まれた。アニメでは、2023年に制作された原作小説のスペシャルPVに引き続き、カロリーナ役を高橋李依さん、エドワード役を古川慎さんが担当することが発表され、さらに新キャストとしてフローラ役を白石晴香さんが演じることが明らかとなった。大久保さんの呼び込みで、高橋さん、古川さん、そしてサプライズゲストとして白石さんがステージに登壇。古川さんが「ごきげんよう~」と女性的な口調で登場すると、司会やゲスト陣だけでなく、会場全体からも困惑した雰囲気を感じる面白いはじまりとなった。

 

 

キャスト陣の挨拶の後、ティザービジュアルをあらためてお披露目。高橋さんと白石さんが、ビジュアルで描かれるカロリーナとフローラについて触れ、この日のドレスもそれぞれのキャラクターをイメージして選んだと明かす。また、登壇以降女性的な口調を続ける古川さんを見て、「エドワードさんがこんな人だと思われたら困る」と高橋さんの鋭いツッコミに各所から笑いの声も広がった。

 

無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す

 

大久保さんからストーリーに初めて触れてみた時の感想を問われると、高橋さんは約2年前のPV収録を振り返り、カロリーナの可哀想な場面から物語が始まるため、周囲の環境を「怒りたくなる」と回答。同じくPV制作時に本作に触れた古川さんは、エドワードとカロリーナの似た者同士な部分や2人のすれ違いの魅力について熱く語った。また、TVアニメのアフレコは始まったばかりで、どのキャラクターもセリフが多いとキャスト達は口を揃える。白石さんはオーディションに参加するにあたって初めて原作に触れたと言い、フローラの確固たる自分を持った部分を全面的に演じたいと熱意を示した。

 

フローラのキャラクター像について聞かれると、高橋さんは「自身がいじめられる側の役ではあるものの、強い女性が好きすぎて、フローラのように強くありたいと思った」と語った。古川さんもフローラについてコメントしたが、女性的な口調のせいでお局っぽいと大久保さんからツッコまれ、会場は再び笑いに沸いた。

 

無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す

 

話題は声優オーディションに移ると、高橋さんはキャストがまだ確定していない段階で、原作PVの音声をそのまま使うのではなく、あらためてオーディションを受けに行ったというエピソードを明かし、続投が決まったことに満足感を示した。一方、古川さんは「PVから変更されても文句はない」と不動の姿勢を見せつつ続投を決めた話をした上で、女性的な口調でのステージに触れ、「本当に大丈夫か?と思われているかも」と自虐的に笑いを誘う。白石さんも「苦しい役柄のキャラクターだと感じたものの、決まったときは嬉しかった」と語り、嫌われるキャラクターとしてしっかり演じつつ、その先でフローラの魅力を伝えていきたいと意気込みを述べた。

 

次に、演じるキャラクターの好きなところや共感できる点について聞かれると、3人とも「登場人物が聖人すぎる」と悩む様子も。古川さんは、エドワードの向けられた愛情や褒め言葉をストレートに受け止めきれない部分と自分を重ね、自身を「褒め言葉をストレートに受け取らない第一位」と称し、笑いを誘った。高橋さんは、カロリーナのお墓の前で吐露する心境に「めっちゃ分かる」とコメントし、波はあるものの最後は前向きになるマインドに強く共感していると発言。白石さんは、自身も頑張る姿を人に見せないタイプであるため、フローラが陰で努力する様子やその過程に共感できると述べた。

 

無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す

 

ここからは完全にフリートークのコーナーへ。作品のタイトルにちなみ、「普段無自覚にやってしまう行動」をテーマにトークを展開。高橋さんは「ペットボトルの水を少し残してしまう」ことを挙げ、共感した古川さんが「やる人~!」と呼びかけると、ちらほらと観客からも手が挙がっていた。白石さんは「知らない間にカバンの中にグミがどんどん増える」現象を挙げ、すでにカバンに2つほどグミが入っていても、コンビニでつい新しいグミを買ってしまうと自身の無自覚行動を明かにする。古川さんは両者の行動にどちらも共感できると述べた上で、「焼肉に行くと毎回焼く側に回ってしまう」エピソードを披露。司会の大久保さんも、白石さんも同調する中、ステージ上で自分だけが「甘える側」であると判明した高橋さんが、焦りながら思わず立ち上がる一幕もあった。

 

フリートークの後、キャスト陣からステージの感想とアニメへの意気込みが語られた。これまで女性的な口調で場を盛り上げた古川さんも、最後は真剣なコメントで締めくくり、ステージは盛況のうちに幕を閉じた。

 

 

TVアニメ化が決定した『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』は、アース・スター ルナより全4巻で発売中。

 

 

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©あーもんど/アース・スター エンターテイメント/無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す製作委員会

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[関連サイト]

TVアニメ『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』公式サイト

『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』TVアニメ公式SNS

『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』原作特集ページ

『無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す』コミカライズ連載ページ

アース・スター ルナ公式サイト

 

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